北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

インド海軍東部方面艦隊日本訪問部隊 本日横須賀基地を出港

2012-06-09 17:34:24 | 世界の艦艇

■インド艦隊四隻帰途へ

 本日、インド海軍東部艦隊日本訪問部隊が日本での親善行事を完了、横須賀基地を出港しました。

Img_4685_2 インド海軍ミサイル駆逐艦ラナ。ソ連海軍が建造したカシン級ミサイル駆逐艦のインド輸出艦で、世界初の実用ガスタービン推進水上戦闘艦です。出港まで、ガスタービンの排煙が非常に目立ちましたが、それ以上に大型ミサイルや連装発射機、連装砲などが目立つ攻撃重視のソ連艦船の典型的外見です。

Img_4690_2 ミコルベットカルムク、ミサイル艇にも分類されますが、艦砲の背後に並ぶ四連装の対艦ミサイル発射装置四基が集中配備される特異な外観です。実はインド艦の出港は海上自衛隊によれば0900時となっていたのですが0800時頃に出向が始まり、0900時完了、という状況でした。時間は少し変化する、ということなのかもしれませんね。

Img_4695 補給艦シャクティ。艦橋が非常に大きいというのが印象でした。一般公開は木曜日に行われたということですけれども、過去の一般公開に足を運ばれた方の話では艦上での撮影は禁止で、テロ対策なのか短機関銃を携行した警戒員が巡回していたので、インド人と思われる方以外さすがにカメラは出せなかった、ということです。もっとも、桟橋からの撮影に制約はなかったとのこと。

Img_4700 ミサイルフリゲイトシヴァリク。2010年に就役したばかりの最新鋭艦で、21世紀の建造らしくステルス性を重視している外見ですが、兵装はソ連製と欧州製のものが混在し、今まで実際に見たことがない水上戦闘艦という印象でした。ホストシップの護衛艦はたかぜ、はかなり早い時間に出港したとのことです。

北大路機関:はるな

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コメント (2)
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