◆護衛艦くらま、あしがら、ホストシップとして派遣
防衛省によればインド艦隊が日本を親善訪問します。今回は佐世保基地へ入港するとのこと。
インド艦隊はインド海軍東部艦隊司令官アトゥール・クマール・ジェイン海軍少将を指揮官として23日に佐世保へ入港、26日まで滞在します。海上自衛隊は第2護衛隊群司令岩崎英俊海将補を指揮官として歓迎行事等を行い佐世保市内での日印合同演奏行進も行われる予定です。
インド海軍からは艦長プルヴィール・ダス大佐指揮のシヴァリク級ミサイルフリゲイトシヴァリク、艦長M・ゴヴァルダン・ラジュ 大佐指揮のラジプット級ミサイル駆逐艦ランヴィジェ、艦長ラグナース・K・ナイヤー大佐指揮のディーパック級補給艦シャクティの三隻が入港します。
海上自衛隊からは第2護衛隊群司令隷下の部隊が派遣されることとなっており、ホストシップとして艦長遠藤昭彦1佐指揮のヘリコプター搭載護衛艦くらま、艦長川久保正彦1佐指揮のミサイル護衛艦あしがら、の二隻が派遣されると発表されました。
艦隊は23日水曜日の0845時から0930時まで佐世保に入港、1000時から1030時まで入港歓迎行事が行われます。24日には表敬訪問とスポーツ交流行事が行われ、佐世保市内にてインド海軍音楽隊と海上自衛隊佐世保音楽隊及び米海軍第7艦隊音楽隊による合同音楽演奏行進を実施、26日0800時にインド艦隊が出港する予定です。
日本とインドの防衛交流は佐世保への入港は三回目となっていますが、中国海軍が領域拡大を視野に行動を強める南シナ海への東南アジア諸国との共同歩調によるポテンシャル強化を提唱しています。海上自衛隊とは連携しうる分野もあり、こうした親善訪問の意味は大きいでしょう。
北大路機関:はるな
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