北大路機関

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【7D特報】岐阜基地撮影,F-4特別塗装機実任務飛行と松島&浜松&入間T-4(2018.02.22)

2018-04-12 20:07:36 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■F-4岐阜航空祭特別塗装機
 岐阜基地日常撮影、なかなか昔のようにはいく時間を捻出できないのですが、久々に今年展開しました際の写真をご覧ください。

 T-4練習機690号機、ブルーインパルス塗装の機体で松島基地第4航空団の機体ですね。小牧基地航空祭が間近という事でカメラ越しに遠方からT-4の機影を認め、しかしこの塗装であると一瞬驚きました。川崎重工岐阜工場にて定期整備に入っていた機体のもよう。

 T-4練習機603号機、飛行開発実験団所属機、岐阜基地撮影へ長躯展開しますと、最初に出会う航空機がこのT-4練習機です。航空自衛隊が200機以上を調達しましたし、なによりもここ岐阜基地隣接の川崎重工岐阜工場にてT-4は製造され、定期整備も行っています。

 T-7練習機906号機、飛行開発実験団所属機、こののちにタッチアンドゴーを繰り返します。天候偵察などの試験支援や計器類研究開発も行っているという。航空自衛隊ではヘリコプターパイロットも航空適性検査も含め、まず最初に操縦するのがこのT-7練習機だ。

 F-15J戦闘機928号機、飛行開発実験団所属機、航空自衛隊の主力戦闘機、導入当時はまだ円安で一機190億円と云われましたが、円高とライセンス生産の継続により最終的には108億円まで下がりました、200機以上を継続的に生産し運用基盤を固めたのが正解でした。

 T-4練習機603号機、タッチアンドゴーを開始しました。タッチアンドゴー、一旦滑走路に車輪を設置しつつ急上昇する、有事の際には着陸中が最も戦闘機の脆弱となる瞬間で、緊急時には再離陸しなければ地上で撃破されてしまう、この為に訓練を繰り返しています。

 F-15J戦闘機928号機、滑走路上を航過飛行の後に着陸態勢へ。タッチアンドゴーは平日に撮影する際に、何度も同じ航空機を撮影できる貴重な瞬間でもあります、再度頭上に飛来するまで数分はあります、100m程徒歩移動して撮影位置陣地変換の上、撮影もしたい。

 F-4EJ改戦闘機409号機、特別塗装機です。実はこの日の岐阜基地展開はこの特別塗装機を撮影する事が一番の目的でした、岐阜基地航空祭は曇天に雨天でしたが、当方は航空祭終了後、通常塗装に戻ると思っていましたらば、年明け後もそのまま飛行しているという。

 T-4練習機661号機、航空総隊司令部飛行隊所属機、特別塗装機を撮影している合間に、入間基地のT-4がやってきた。入間基地航空祭でも飛行展示を行う期待ですが、入間基地航空祭は人間基地航空祭と云われる程も混雑しよく見えない、しかし、岐阜で撮れた訳だ。

 F-4EJ改戦闘機409号機、特別塗装機をもう一度、旧陸軍の三式戦闘機飛燕のような塗装だ、飛燕もここ川崎重工岐阜工場にて生産されていました。毎日飛ぶわけではないという特別塗装機、こればかりは撮影できるかは運が大きく、文字通り運がよかったのです。

 T-4練習機732号機、第1航空団所属機、浜松基地のT-4練習機ですね。航空自衛隊の戦闘機操縦要員はここ浜松基地の第1航空団のT-4にて戦闘機操縦要員養成課程の第一歩を歩みます。そうした関係もあるのでしょう、航空教育集団司令部は浜松基地にあるのです。

 T-4練習機775号機、第1航空団所属機が続いての展開です。市松模様の垂直尾翼は浜松基地所属機の証、岐阜基地にてタッチアンドゴーの訓練を、そのまま着陸せず離陸し飛行時間いっぱい、他の基地などでも同様の訓練を繰り返し、空戦機動訓練の基礎とするもの。

 T-4練習機689号機、第1航空団所属機が3機連続で展開です、岐阜基地から浜松基地までは、京都駅から岐阜駅までよりも遠いのですが、航空機だと直ぐの距離という。この日は早い時間帯にF-4特別塗装機を撮影でき、松島に浜松と入間のT-4を撮影できました。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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