■観艦式の台風避泊は大阪湾か
観艦式事前公開は二日とも中止となる、海上自衛隊は昨日発表しました。当初の予報では逸れる可能性がありましたが予報が動いた、これはもう本当に残念ですね。
台風19号、観艦式本番の実施可否は13日に決定するという事ですが、観艦式本番の時点では東北地方沖にて温帯低気圧となる台風19号は、しかし猛烈な規模に成長し、その勢力を維持したまま首都圏直撃の予報が出ており、台風強風圏内に本州が入るまで残り48時間ほどです。気象庁は過去にない台風ではなく台風15号並の暴風、と表現しているのですが。
航空気象観測ハリケーンハンター、日本にも巨大台風被害を軽減するべくその規模と進路を正確に観測し予報に資するタイフーンハンターが必要ではないでしょうか。ハリケーンハンターとはフロリダ州タンパに展開するアメリカ空軍第53天候偵察飛行隊の愛称でWC-130気象観測機によりハリケーンの目に直接飛び込み、直接巨大災害に触れる事で進路を観測します。
観艦式は土曜日の第一回事前公開と日曜日の第二回事前公開が中止となり、14日月曜日の観艦式本番については実施可否を13日午前中に行う、としています。13日の午前中には台風19号は三陸沖まで抜けている予報であり、台風避泊を完了した護衛艦が順次、横須賀基地や横浜港と木更津港へ戻る事で、14日の自衛隊観艦式は全く行えない訳ではありません。
護衛艦いかづち、護衛艦むらさめ、護衛艦あさゆき、掃海母艦うらが、AIS船舶位置情報によれば本日1930時時点でこの四隻が横須賀基地と横浜港を出港し浦賀水道を南下中です、護衛艦部隊で台風を迎え撃つのではなく、台風避泊の開始でしょう。詳しくは詳述しますが、昨夜台風避泊を開始した掃海艇は現在、紀伊半島串本沖を航行中、大阪湾へ入るのか。
台風避泊、しかし掃海艇とミサイル艇については護衛艦程波浪に強くなく、昨日の内から台風避泊を開始しました。AIS船舶位置情報によれば掃海艇なおしま、掃海艇ゆげしま、掃海艇あわしま、掃海艇ひらしま、昨日の内に伊豆大島沖に。ここで避泊すると思っていましたがそうではなく今朝には浜松沖に、夕方には紀伊半島串本沖を航行していました。
AISは、掃海艦あわじ横須賀出航し千葉県鋸南町沖を相模湾へ航行。多用途支援艦えんしゅう伊豆大島北東を南下。掃海艦ひらど、掃海艇ちちじま、伊豆半島沖を西進中。ミサイル艇くまたか等数隻駿河湾を西進中。しかし、護衛艦の台風避泊は未だ、掃海艇は大阪湾か母港に向う経路ですが、護衛艦は伊豆大島か八丈島付近に台風避泊するのやもしれない。
観艦式本番の実施可能性は充分あるように思います、ただ、観閲部隊第5群掃海艇部隊と第6群のミサイル艇部隊は流石に紀伊半島以遠から横須賀へ戻り参加は出来ず、警戒艦も他の艦と置き換わる為、縮小編成で行われる事は確実です。三年に一度で五輪関係にて四年ぶり、令和元年自衛隊記念日行事、大規模な災害派遣さえなければ実施するのでしょう。
タイフーンハンター、巨大化する台風の進路を正確に予報するには直接触れる必要があります。勿論安いものではありません、確実に飛行できるようローテーションを組むには3機から4機の輸送機を新規調達し、その為の人員を養成せねばなりません。有事には輸送機に転用できますが厳しい財政状況では台風予報に避ける限度がある。だがしかし、です。
台風19号、現在日本に接近中ですが、この予報は実のところ大きく外れる事となりました。当初予報では紀伊半島に960hPs規模で上陸し三重県を伊勢湾へ進む1959年の伊勢湾台風再来という様な進路が予報されていました。しかし、この予報はわずか十数時間で大きく修正され、現在は紀伊半島沖に勢力を保ったまま遠州灘へ進み相模湾から上陸する予報へ。
940hPsの規模で上陸する可能性があり、これは当初紀伊半島上陸の予報では、鹿島灘沖の太平洋高気圧に影響され大きく南西諸島方面へ迂回し本州へ接近する予報であり、その迂回により勢力を減じると考えられたためでしたが、太平洋高気圧の弱まりから一気に高気圧の温めた海域で勢力を増しつつ、首都圏を狙う経路と予報が変わった為、一気に脅威へ。
ハリケーンハンター、航空機で直接ハリケーンの目に飛び込む、一見蛮勇や冒険趣味と誤解されますが、現実問題として気象衛星だけで分かる事は限られています。気象衛星ではハリケーンの強さや大きさを推測できます、雲の動きと影の大きさから雲の高さに雲の大きさが分かる。しかし、その中心位置と構造に最大風速に関し正確な数値は得られません。
我が国気象庁では現在、無人機による気象観測を計画しています。理由は有人航空機による観測が安全とは言えないのです、実際にハリケーンハンターことアメリカ空軍でも1974年に墜落事故が発生しています、それ以降は起きていないともいえるのですが。しかし、現在の無人航空機が旅客機始め採用されていないように、現在の無人機では難しい分野も。
WC-130は気圧測定装置と重力計やイオン濃度等各種大気観測装置、電測系ではドップラーレーダー、更に投下式ラジオゾンデを搭載し高度3000m程度の中高度からハリケーンに進入、ハリケーンの規模によっては更に高い高度から進入、航過飛行は楕円形に旋回飛行を四度繰り返し、ハリケーンの目を中心に四つ葉のクローバーを描き、文字通り触れてゆく。
RQ-4無人偵察機のような機体を複数機、定期的な喪失を想定してラジオゾンデやドップラーレーダーを搭載し、暴風圏へ直接飛行させるならば可能でしょうが、現在日本には暴風に直接進出できる無人航空機は限られていますし、何より人の操縦や観測機器の故障への対応が求められ、将来操縦や機内手作業を行えるガイノイドが実用化されるまでは難しい。
自衛隊観艦式の事前体験航海中止、7日の予報の段階では西日本に接近する進路が予報されていましたので、観艦式事前体験航海は可能という可能性がありました。もっとも当方としては台風に直撃される懸念の方が焦燥感を感じていましたが、これが徐々に静岡県上陸の進路となり、現在の神奈川県直撃という進路となっていったのです。正確な予報が居る。
大潮と重なる、台風19号の東京湾直撃は同時に東京湾の大潮と重なるという極めて懸念する状況があります。東京湾は南方に湾口が在り奥に世界有数の大都市が広がる。大潮の時間帯に台風の低気圧が海面を更に上昇させ異常潮位となったまま、暴風が南から北へ、北上しますと高潮被害が発生しかねません。台風の高潮は津波に近い勢いを以て襲います。
ただし、気象庁は今回の台風に前回の台風15号並の暴風となる為に注意が必要、としています。過去にない規模の暴風や伊勢湾台風のような浸水被害を東京湾沿岸に及ぼすような規模としての警告は行っていません。ただ、台風15号は上陸時に960hPsの規模でしたので、気象庁の予報では、現在915hPsの規模がかなり弱まり、現実的な猛烈台風に収まるのでしょう。
災害派遣を考えるならば、180機あったOH-6D観測ヘリコプターが後継機無き老朽化により全廃される為、例えば多用途ヘリコプター等の航空機を増強する必要がありますし、自衛隊は予算不足、新任務増大に併せた予算措置を欠いた事で東日本大震災の頃よりも相当弱体化しています。弾道弾等での核攻撃への迎撃にはあの頃よりも相当強化されましたが。
東京臨海部広域避難、正確な予報が求められるのは大規模水害時に長期水没の恐れのある墨田区と江東区に足立区と葛飾区及び江戸川区、いわゆる江東五区は超大型の台風や利根川水系の水害が懸念される場合には広域避難を呼びかける計画がある為です。個々の人口は250万、京都市の二倍に匹敵する人口を退避させる必要がある、しかも避難所は区外に。
広域避難、今回の台風19号がその必要性に合致する台風なのか、若しくは上陸時の中心気圧が930hPs規模の台風が来るまで発動しないのか、910hPsまでの台風までは広域避難が不要と考えているのか、東京都の危機管理はまだ開示されていません。しかし、江東五区では高層階に避難した場合でも堤防決壊となれば二週間以上孤立する為に、危険だという。
江東五区の広域避難、問題は250万の避難を直ぐに避難してくださいと言われて東京23区内に250万の避難先を確保出来るものなのでしょうか、しかも暴風の最中で街頭に路上避難する事も更に危険となります。そもそも東京都知事が江東五区広域避難を確信し発動し空振りならば大変な経済被害となります。判断に時間が掛かる、だから早く正確な情報が。
ハリケーンハンター、日本の場合はタイフーンハンター、予算は必要です。そして防衛予算増額への風当たりは厳しい、しかし、避難勧告が遅れる事で大規模な被害が発生する事と比較するならば、危機管理の要諦は何処に置くべきなのか、と考えるのですよね。全体台風15号では二週間停電で大変でした、しかし東京都は二週間の長期浸水を警告している。
巨大台風、スーパー台風と呼ばれる規格外の台風は気候変動により今後日本へ上陸する頻度が高まる懸念があります。しかし、上陸の数日間前に正確に進路と規模を予報でき、少なくとも広域避難や計画運休の着手を被害想定地域に72時間前から勧告し、避難所確保等を都道府県単位で進められるならば、台風への焦燥感に似た恐怖はある程度払拭できるように、思います。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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観艦式事前公開は二日とも中止となる、海上自衛隊は昨日発表しました。当初の予報では逸れる可能性がありましたが予報が動いた、これはもう本当に残念ですね。
台風19号、観艦式本番の実施可否は13日に決定するという事ですが、観艦式本番の時点では東北地方沖にて温帯低気圧となる台風19号は、しかし猛烈な規模に成長し、その勢力を維持したまま首都圏直撃の予報が出ており、台風強風圏内に本州が入るまで残り48時間ほどです。気象庁は過去にない台風ではなく台風15号並の暴風、と表現しているのですが。
航空気象観測ハリケーンハンター、日本にも巨大台風被害を軽減するべくその規模と進路を正確に観測し予報に資するタイフーンハンターが必要ではないでしょうか。ハリケーンハンターとはフロリダ州タンパに展開するアメリカ空軍第53天候偵察飛行隊の愛称でWC-130気象観測機によりハリケーンの目に直接飛び込み、直接巨大災害に触れる事で進路を観測します。
観艦式は土曜日の第一回事前公開と日曜日の第二回事前公開が中止となり、14日月曜日の観艦式本番については実施可否を13日午前中に行う、としています。13日の午前中には台風19号は三陸沖まで抜けている予報であり、台風避泊を完了した護衛艦が順次、横須賀基地や横浜港と木更津港へ戻る事で、14日の自衛隊観艦式は全く行えない訳ではありません。
護衛艦いかづち、護衛艦むらさめ、護衛艦あさゆき、掃海母艦うらが、AIS船舶位置情報によれば本日1930時時点でこの四隻が横須賀基地と横浜港を出港し浦賀水道を南下中です、護衛艦部隊で台風を迎え撃つのではなく、台風避泊の開始でしょう。詳しくは詳述しますが、昨夜台風避泊を開始した掃海艇は現在、紀伊半島串本沖を航行中、大阪湾へ入るのか。
台風避泊、しかし掃海艇とミサイル艇については護衛艦程波浪に強くなく、昨日の内から台風避泊を開始しました。AIS船舶位置情報によれば掃海艇なおしま、掃海艇ゆげしま、掃海艇あわしま、掃海艇ひらしま、昨日の内に伊豆大島沖に。ここで避泊すると思っていましたがそうではなく今朝には浜松沖に、夕方には紀伊半島串本沖を航行していました。
AISは、掃海艦あわじ横須賀出航し千葉県鋸南町沖を相模湾へ航行。多用途支援艦えんしゅう伊豆大島北東を南下。掃海艦ひらど、掃海艇ちちじま、伊豆半島沖を西進中。ミサイル艇くまたか等数隻駿河湾を西進中。しかし、護衛艦の台風避泊は未だ、掃海艇は大阪湾か母港に向う経路ですが、護衛艦は伊豆大島か八丈島付近に台風避泊するのやもしれない。
観艦式本番の実施可能性は充分あるように思います、ただ、観閲部隊第5群掃海艇部隊と第6群のミサイル艇部隊は流石に紀伊半島以遠から横須賀へ戻り参加は出来ず、警戒艦も他の艦と置き換わる為、縮小編成で行われる事は確実です。三年に一度で五輪関係にて四年ぶり、令和元年自衛隊記念日行事、大規模な災害派遣さえなければ実施するのでしょう。
タイフーンハンター、巨大化する台風の進路を正確に予報するには直接触れる必要があります。勿論安いものではありません、確実に飛行できるようローテーションを組むには3機から4機の輸送機を新規調達し、その為の人員を養成せねばなりません。有事には輸送機に転用できますが厳しい財政状況では台風予報に避ける限度がある。だがしかし、です。
台風19号、現在日本に接近中ですが、この予報は実のところ大きく外れる事となりました。当初予報では紀伊半島に960hPs規模で上陸し三重県を伊勢湾へ進む1959年の伊勢湾台風再来という様な進路が予報されていました。しかし、この予報はわずか十数時間で大きく修正され、現在は紀伊半島沖に勢力を保ったまま遠州灘へ進み相模湾から上陸する予報へ。
940hPsの規模で上陸する可能性があり、これは当初紀伊半島上陸の予報では、鹿島灘沖の太平洋高気圧に影響され大きく南西諸島方面へ迂回し本州へ接近する予報であり、その迂回により勢力を減じると考えられたためでしたが、太平洋高気圧の弱まりから一気に高気圧の温めた海域で勢力を増しつつ、首都圏を狙う経路と予報が変わった為、一気に脅威へ。
ハリケーンハンター、航空機で直接ハリケーンの目に飛び込む、一見蛮勇や冒険趣味と誤解されますが、現実問題として気象衛星だけで分かる事は限られています。気象衛星ではハリケーンの強さや大きさを推測できます、雲の動きと影の大きさから雲の高さに雲の大きさが分かる。しかし、その中心位置と構造に最大風速に関し正確な数値は得られません。
我が国気象庁では現在、無人機による気象観測を計画しています。理由は有人航空機による観測が安全とは言えないのです、実際にハリケーンハンターことアメリカ空軍でも1974年に墜落事故が発生しています、それ以降は起きていないともいえるのですが。しかし、現在の無人航空機が旅客機始め採用されていないように、現在の無人機では難しい分野も。
WC-130は気圧測定装置と重力計やイオン濃度等各種大気観測装置、電測系ではドップラーレーダー、更に投下式ラジオゾンデを搭載し高度3000m程度の中高度からハリケーンに進入、ハリケーンの規模によっては更に高い高度から進入、航過飛行は楕円形に旋回飛行を四度繰り返し、ハリケーンの目を中心に四つ葉のクローバーを描き、文字通り触れてゆく。
RQ-4無人偵察機のような機体を複数機、定期的な喪失を想定してラジオゾンデやドップラーレーダーを搭載し、暴風圏へ直接飛行させるならば可能でしょうが、現在日本には暴風に直接進出できる無人航空機は限られていますし、何より人の操縦や観測機器の故障への対応が求められ、将来操縦や機内手作業を行えるガイノイドが実用化されるまでは難しい。
自衛隊観艦式の事前体験航海中止、7日の予報の段階では西日本に接近する進路が予報されていましたので、観艦式事前体験航海は可能という可能性がありました。もっとも当方としては台風に直撃される懸念の方が焦燥感を感じていましたが、これが徐々に静岡県上陸の進路となり、現在の神奈川県直撃という進路となっていったのです。正確な予報が居る。
大潮と重なる、台風19号の東京湾直撃は同時に東京湾の大潮と重なるという極めて懸念する状況があります。東京湾は南方に湾口が在り奥に世界有数の大都市が広がる。大潮の時間帯に台風の低気圧が海面を更に上昇させ異常潮位となったまま、暴風が南から北へ、北上しますと高潮被害が発生しかねません。台風の高潮は津波に近い勢いを以て襲います。
ただし、気象庁は今回の台風に前回の台風15号並の暴風となる為に注意が必要、としています。過去にない規模の暴風や伊勢湾台風のような浸水被害を東京湾沿岸に及ぼすような規模としての警告は行っていません。ただ、台風15号は上陸時に960hPsの規模でしたので、気象庁の予報では、現在915hPsの規模がかなり弱まり、現実的な猛烈台風に収まるのでしょう。
災害派遣を考えるならば、180機あったOH-6D観測ヘリコプターが後継機無き老朽化により全廃される為、例えば多用途ヘリコプター等の航空機を増強する必要がありますし、自衛隊は予算不足、新任務増大に併せた予算措置を欠いた事で東日本大震災の頃よりも相当弱体化しています。弾道弾等での核攻撃への迎撃にはあの頃よりも相当強化されましたが。
東京臨海部広域避難、正確な予報が求められるのは大規模水害時に長期水没の恐れのある墨田区と江東区に足立区と葛飾区及び江戸川区、いわゆる江東五区は超大型の台風や利根川水系の水害が懸念される場合には広域避難を呼びかける計画がある為です。個々の人口は250万、京都市の二倍に匹敵する人口を退避させる必要がある、しかも避難所は区外に。
広域避難、今回の台風19号がその必要性に合致する台風なのか、若しくは上陸時の中心気圧が930hPs規模の台風が来るまで発動しないのか、910hPsまでの台風までは広域避難が不要と考えているのか、東京都の危機管理はまだ開示されていません。しかし、江東五区では高層階に避難した場合でも堤防決壊となれば二週間以上孤立する為に、危険だという。
江東五区の広域避難、問題は250万の避難を直ぐに避難してくださいと言われて東京23区内に250万の避難先を確保出来るものなのでしょうか、しかも暴風の最中で街頭に路上避難する事も更に危険となります。そもそも東京都知事が江東五区広域避難を確信し発動し空振りならば大変な経済被害となります。判断に時間が掛かる、だから早く正確な情報が。
ハリケーンハンター、日本の場合はタイフーンハンター、予算は必要です。そして防衛予算増額への風当たりは厳しい、しかし、避難勧告が遅れる事で大規模な被害が発生する事と比較するならば、危機管理の要諦は何処に置くべきなのか、と考えるのですよね。全体台風15号では二週間停電で大変でした、しかし東京都は二週間の長期浸水を警告している。
巨大台風、スーパー台風と呼ばれる規格外の台風は気候変動により今後日本へ上陸する頻度が高まる懸念があります。しかし、上陸の数日間前に正確に進路と規模を予報でき、少なくとも広域避難や計画運休の着手を被害想定地域に72時間前から勧告し、避難所確保等を都道府県単位で進められるならば、台風への焦燥感に似た恐怖はある程度払拭できるように、思います。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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