榛名さんの総監部グルメ日誌
旅に出れば色々な経験と共にその経験の中には美味しいものを頂くという一幕があるのが良い。
福井駅、北陸新幹線敦賀延伸とともに新幹線福井駅が開業します。福井県と言えば若狭湾の原発、どうしても電力産業の銀座で、ゴジラvsビオランテではゴジラ直々のご指名がかかるほどという印象ですので、原発閑古鳥の昨今はもう大変なのだと思う。さてさて。
ビスロトオオツカは、そんな福井駅前の福井城、つまり県庁なんかああるあたりを進んだ、お堀から少し歩いたあたりにあります。ちょっとわかりにくいかな、とおもいつつ、しかしその一帯で煌々と明かりを灯したビストロは一カ所、近づけばわかるような瀟洒さ。
夕食は下調べだけはするのですよ、けれども予約はしないしできない、なにしろその日の自分の行動は気分次第なので朝の段階では大まかな方向性以外は自分でさえわからないのですからね。しかしそのほうが気分が楽で縛られることがない、そういう自由さが要る。
前菜を注文して、そう前菜はカルパッチョにしよう、そしてカルパッチョとともにワインを頂きます。シーフード、ですからこれに合うのは白ワインなのだろう、とメニューから選びますが、香りを試した後に先ず一口含む、酸味、甘み、香り、うむ、おいしいです。
タコさんのカルパッチョ、タコはミズダコかマダコか、ボイルしているのかカルパッチョらしく生のままなのか、こういう気になるところはあえて聞かず、そう、おたのしみのまま注文して、ワイン呑みつつ待って、カウンターであっと驚きたいものなのですよねえ。
ビストロ、良い店だ。外食では予約して、という流儀の方もいるようですけれども、電車のダイヤじゃあないんだからこの日どう行動するのかなんて自分でさえわからない、永平寺いくかもしれないし、丸岡城に行くかもしれないし、金沢経由で福井にいくかも。
カキフライ。いや、けいおん原作者かきふらい先生とは関係ないのですが、そろそろ牡蠣の季節だなあ、ということで注文しますと、熱々のフライが、あの牡蠣出汁というか牡蠣汁といいますか、湛えてお皿とともにやってきた。この色合いからしてまず美味しい。
牡蠣は大好きだ、生牡蠣も好きですがフライもね。メインディッシュなみの迫力というものでしょう。ワインにもよく合うのですけれども、口に入れて、ナイフで切ってはならない、弾けてじゅわっと身の中の味わいが広がり、いろいろな香りが孔をくすぐるとき。
カキフライ、さてナイフとフォークはあるのだけれども、ここにサクリと切り分けてしまっては、牡蠣出汁がもったいない、しかしそのままパクンと食べてしまうと熱々すぎた時どうしようか、いいや、とそのままほおばります、うむ、間違いなし。こういうのがいい。
ステーキはカイノミ部分という、詳しい事はいいや。レアで注文したのですが熱変化したヘモグロビンの旨味と酸味を予感させる部分が、さあ赤ワインを楽しもうか、という気分を盛り上げてくれます。わたしの世代、洋食やビストロのご馳走といえば、これ。
ビーフの贅沢な雰囲気というのでしょうか、どうワインやそのほかの料理がおいしくとも、やはりこの、肉を堪能する、お肉を食べたんだ、という満足感がなければ、こういう晩酌の楽しさは大団円を迎えず、幕間となる。やはりメインと云えばステーキなんですよ。
グリルの緑黄色野菜も旨い、けれどもやはり牛肉ですよ。ステーキならば赤ワイン、いやべつに007ロシアより愛を込めて、ボンドさん発言をきにしすぎているわけではないのですが、肉の赤さの酸味と赤ワインの酸味は、美味しさをリセットして、最初から楽しむ。
レストランオオツカ、ビストロオオツカ、いろいろよばれていますが福井市大手三丁目の、福井放送会館から福井市役所の方へ進んだろ頃にあります、福井鉄道福武線の福井城址大名町駅と福井城址の御堀の中間点あたりにありますお店、福井探訪の際にはお勧めです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
旅に出れば色々な経験と共にその経験の中には美味しいものを頂くという一幕があるのが良い。
福井駅、北陸新幹線敦賀延伸とともに新幹線福井駅が開業します。福井県と言えば若狭湾の原発、どうしても電力産業の銀座で、ゴジラvsビオランテではゴジラ直々のご指名がかかるほどという印象ですので、原発閑古鳥の昨今はもう大変なのだと思う。さてさて。
ビスロトオオツカは、そんな福井駅前の福井城、つまり県庁なんかああるあたりを進んだ、お堀から少し歩いたあたりにあります。ちょっとわかりにくいかな、とおもいつつ、しかしその一帯で煌々と明かりを灯したビストロは一カ所、近づけばわかるような瀟洒さ。
夕食は下調べだけはするのですよ、けれども予約はしないしできない、なにしろその日の自分の行動は気分次第なので朝の段階では大まかな方向性以外は自分でさえわからないのですからね。しかしそのほうが気分が楽で縛られることがない、そういう自由さが要る。
前菜を注文して、そう前菜はカルパッチョにしよう、そしてカルパッチョとともにワインを頂きます。シーフード、ですからこれに合うのは白ワインなのだろう、とメニューから選びますが、香りを試した後に先ず一口含む、酸味、甘み、香り、うむ、おいしいです。
タコさんのカルパッチョ、タコはミズダコかマダコか、ボイルしているのかカルパッチョらしく生のままなのか、こういう気になるところはあえて聞かず、そう、おたのしみのまま注文して、ワイン呑みつつ待って、カウンターであっと驚きたいものなのですよねえ。
ビストロ、良い店だ。外食では予約して、という流儀の方もいるようですけれども、電車のダイヤじゃあないんだからこの日どう行動するのかなんて自分でさえわからない、永平寺いくかもしれないし、丸岡城に行くかもしれないし、金沢経由で福井にいくかも。
カキフライ。いや、けいおん原作者かきふらい先生とは関係ないのですが、そろそろ牡蠣の季節だなあ、ということで注文しますと、熱々のフライが、あの牡蠣出汁というか牡蠣汁といいますか、湛えてお皿とともにやってきた。この色合いからしてまず美味しい。
牡蠣は大好きだ、生牡蠣も好きですがフライもね。メインディッシュなみの迫力というものでしょう。ワインにもよく合うのですけれども、口に入れて、ナイフで切ってはならない、弾けてじゅわっと身の中の味わいが広がり、いろいろな香りが孔をくすぐるとき。
カキフライ、さてナイフとフォークはあるのだけれども、ここにサクリと切り分けてしまっては、牡蠣出汁がもったいない、しかしそのままパクンと食べてしまうと熱々すぎた時どうしようか、いいや、とそのままほおばります、うむ、間違いなし。こういうのがいい。
ステーキはカイノミ部分という、詳しい事はいいや。レアで注文したのですが熱変化したヘモグロビンの旨味と酸味を予感させる部分が、さあ赤ワインを楽しもうか、という気分を盛り上げてくれます。わたしの世代、洋食やビストロのご馳走といえば、これ。
ビーフの贅沢な雰囲気というのでしょうか、どうワインやそのほかの料理がおいしくとも、やはりこの、肉を堪能する、お肉を食べたんだ、という満足感がなければ、こういう晩酌の楽しさは大団円を迎えず、幕間となる。やはりメインと云えばステーキなんですよ。
グリルの緑黄色野菜も旨い、けれどもやはり牛肉ですよ。ステーキならば赤ワイン、いやべつに007ロシアより愛を込めて、ボンドさん発言をきにしすぎているわけではないのですが、肉の赤さの酸味と赤ワインの酸味は、美味しさをリセットして、最初から楽しむ。
レストランオオツカ、ビストロオオツカ、いろいろよばれていますが福井市大手三丁目の、福井放送会館から福井市役所の方へ進んだろ頃にあります、福井鉄道福武線の福井城址大名町駅と福井城址の御堀の中間点あたりにありますお店、福井探訪の際にはお勧めです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)