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【京都発幕間旅情】大垣城-観桜,決して大きくは無い城郭を撮影する決して大きくは無いカメラ

2023-05-03 20:00:44 | 旅行記
■観桜と拝観と探訪
 大垣城の写真と共にカメラで悩んでいる話題を。

 CANONの意図は読みにくいのですがG5Xの後継機種となるG5XmarkⅡは、なんとG7XmarkⅡに非常によく似た形状となっていたのですね、グリップ部分と全体のフォルムそのものが。一方で、偉大なるデカブツというべきG1Xの最新型がG5Xにそっくり。

 G1Xは大きなセンサーを搭載した、おそらく一眼レフが壊れたらこれを即座にバッグから取り出して使うとか、一眼レフをカメラバッグに仕舞いこんで散策している途中はカメラを出す時間が無い時にはストラップで下げているこれを使うんだ、というような仕様です。

 APS-Cのセンサーを搭載したG1Xシリーズ、ある程度ズームが利きますのですこしお散歩カメラにも考えたのですが、持ち歩くには大き過ぎ断念した事が有りました、そしてG7Xの後継機種を考える場合には、ちょっとこちらも大き過ぎることにかわりありません。

 G7XmarkⅢが発表されているのですが、こちらで重視されているのは動画撮影機能で、動画をそれほど重視していない、というよりも紙焼きできない動画は基本的に撮影しない当方としては、ほぼ無価値という機能でして、動画性能のぶんを価格に上乗せされてもなあ。

 G16,もともとG7XmarkⅡを購入するに至ったのはPowerShotGシリーズのG16を愛用していて、この後継機種が出されずにG16で打ち止めになったため、という事情がありました、そして当時はG7Xが発売されていたのですが、G7Xはちょっと毛色が違ったのだ。

 S-120,ミサイルみたいな名前ですがPowerShotS-120というコンパクトな機種がかつてありまして、Gシリーズよりも格下の、いやライトユーザー向けの機種という区分でした。こちらにセンサーと画像エンジンを改良し、価格帯が高くなった分Gシリーズとした。

 G7XとG16の違いは、レリーズの使用はG7Xには無理であり、一眼レフに併せて予備カメラとして撮影出来ないものとなっていまして、しかも光学ファインダーのあったG16に対してファインダーそのものが省かれていたのも、ちょっと残念に思ったものです。

 G5XmarkⅡがG7XmarkⅡの後継になり得るのではないか、こう考えさせられたのはG5Xと比べてG5XmarkⅡはかなり小型化されているとともに、G16を思い出させるレリーズの運用性能が標準装備され、しかも電子式ではあるがファインダーも装着されていたため。

 G-16と比較すると、しかしコンパクト機種は高価なものとなりました、概ね十万円前後、昔は機種が新しくなれば飛びついていたものですが、それはその分安価であった為です、そして毎年のように新機種が出ましたので、G12とG16と買い替える事が出来ましたが。

 CANONさん、浮気性すぎないか、と思うところも機種選定を悩ませている背景の一つなのです。PowerShotG1XがG5Xとそっくりの形状となったのは、おそらくG1Xシリーズの仕様とデザインコンセプトや運用が一貫していなかった為なのだとかんがえています。

 カメラ、メーカーが思うほど簡単に壊れるものではありません、落とせばG7Xは確実に破損しますし、修理料金は定額制の高価なものとなっているのですが、落とさなければ五年七年は使える、一眼レフは十年以上、毎日使っても正常に機能するものなのですし。

 撮影する側としてはカメラに併せて各種器材や撮影方法と支援器材を準備しますので、コンセプトを変えられるのと、そしてそれと同じくらい形式消滅というものは困るものなのですね。カメラの選定は毎回のようにどうするべきか問う事で隔靴掻痒が続くのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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