■防衛情報-ウクライナ戦争
戦車に随伴する歩兵は上級司令部の考え云々は別としてやはり砲爆撃に曝される以上は装甲車に乗りたいだろうなあと、さて振り返って本邦はとも。
ロシア軍はザポリージャ州方面でATV全地形車両を増強している、ISWアメリカ戦争研究所3月7日付発表です。これはウクライナタヴリスク地区部隊報道官の発言で地雷原を踏破する歩兵車両としてATVを使用しているとのこと。この地域ではバギータイプの四輪バイクなどが戦車に随伴する映像などがウクライナ側により撮影されています。
戦線全般の状況としては、クピャンスク郊外のシンキフカやドネツク市西方のオルヒフカとノヴォミハイリフカ付近でロシア軍は一定程度前進しているとのこと。一方防衛線建て直しに関連して、ウクライナ軍タヴリスク地区部隊報道官の発言として、アウディイフカ近郊においてロシア軍の装甲車を含む12両の攻撃を撃退したとしています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
こうした任務は日本のように哨戒機の任務と思っていた。
ロシア軍はイラン製マハジェル6無人機を情報収集に活用し効果を挙げている、3月8日付イギリス国防省ウクライナ戦況報告が新しいロシア軍の無人機とその運用の概況分析を公表しました。マハジェル6は自爆型無人機ではなく情報監視捕捉偵察など担う固定翼無人機で、限定的な小型爆弾投下能力も有しクリミアや黒海で運用が確認されている。
マハジェル6の運用について、ロシア軍は占領地域付近の港湾や船舶識別に用いているという。当該海域では無人艇脅威がある。性能はトルコ製バイラクタルTB-2と同じく運用基地から見通し線内に機体を置く必要はあるものの、複数の地上管制基地によりハングオーバー運用が可能とされていて、高度3000mを200㎞以遠まで運用できるという。
■戦車戦略備蓄の最大四割
本邦も置き場所というもんだいが有るのは理解しているのだけれども古い倉庫に退役した74式戦車や廃棄予定のMLRSやFH-70に90式戦車を備蓄してはとおもう。
ロシア軍は戦車戦略備蓄の最大四割を既に投入している、ISWアメリカ戦争研究所3月9日付の情報報告です。戦車戦略備蓄とは退役した戦車をそのままモータープールなどの放置しているもので、良好な状態、悪い状態、修復不能の状態、と分けて備蓄しており、良好な状態の戦車をメーカー施設に送り稼働可能の状態とし第一線に送っている。
最大で四割、修理不可能な戦車の割合は不明ですが、二年ないし三年でソ連時代に備蓄した戦車の戦略備蓄は枯渇する見通しとのこと。なお、この分析はカーネギー国際平和財団ロシアユーラシアプログラムが衛星画像などのオープンソースから解析したもので、ISWはこの情報を独自に検証したものではない、と但し書きを付け加えています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
戦車に随伴する歩兵は上級司令部の考え云々は別としてやはり砲爆撃に曝される以上は装甲車に乗りたいだろうなあと、さて振り返って本邦はとも。
ロシア軍はザポリージャ州方面でATV全地形車両を増強している、ISWアメリカ戦争研究所3月7日付発表です。これはウクライナタヴリスク地区部隊報道官の発言で地雷原を踏破する歩兵車両としてATVを使用しているとのこと。この地域ではバギータイプの四輪バイクなどが戦車に随伴する映像などがウクライナ側により撮影されています。
戦線全般の状況としては、クピャンスク郊外のシンキフカやドネツク市西方のオルヒフカとノヴォミハイリフカ付近でロシア軍は一定程度前進しているとのこと。一方防衛線建て直しに関連して、ウクライナ軍タヴリスク地区部隊報道官の発言として、アウディイフカ近郊においてロシア軍の装甲車を含む12両の攻撃を撃退したとしています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
こうした任務は日本のように哨戒機の任務と思っていた。
ロシア軍はイラン製マハジェル6無人機を情報収集に活用し効果を挙げている、3月8日付イギリス国防省ウクライナ戦況報告が新しいロシア軍の無人機とその運用の概況分析を公表しました。マハジェル6は自爆型無人機ではなく情報監視捕捉偵察など担う固定翼無人機で、限定的な小型爆弾投下能力も有しクリミアや黒海で運用が確認されている。
マハジェル6の運用について、ロシア軍は占領地域付近の港湾や船舶識別に用いているという。当該海域では無人艇脅威がある。性能はトルコ製バイラクタルTB-2と同じく運用基地から見通し線内に機体を置く必要はあるものの、複数の地上管制基地によりハングオーバー運用が可能とされていて、高度3000mを200㎞以遠まで運用できるという。
■戦車戦略備蓄の最大四割
本邦も置き場所というもんだいが有るのは理解しているのだけれども古い倉庫に退役した74式戦車や廃棄予定のMLRSやFH-70に90式戦車を備蓄してはとおもう。
ロシア軍は戦車戦略備蓄の最大四割を既に投入している、ISWアメリカ戦争研究所3月9日付の情報報告です。戦車戦略備蓄とは退役した戦車をそのままモータープールなどの放置しているもので、良好な状態、悪い状態、修復不能の状態、と分けて備蓄しており、良好な状態の戦車をメーカー施設に送り稼働可能の状態とし第一線に送っている。
最大で四割、修理不可能な戦車の割合は不明ですが、二年ないし三年でソ連時代に備蓄した戦車の戦略備蓄は枯渇する見通しとのこと。なお、この分析はカーネギー国際平和財団ロシアユーラシアプログラムが衛星画像などのオープンソースから解析したもので、ISWはこの情報を独自に検証したものではない、と但し書きを付け加えています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
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