イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

『私は私』が危機の中で身を助ける! (旅 8/10)

2011-08-08 | 第二章「五感と体感」
大学時代に、小説家志望のAさんから、楽しいことを聞いて、その事を今になっても、時々思い出す。夏には冬の話を書き、冬には夏の話を書く。

そんなことを思い出していると、今と正反対で、冬で自分にとって最大の困難な時のことを書いてみたくなった。今が人生のなかで、平和で満ちたりているからかもしれない。もちろん夏で。

会社に入ったころ、上司に連れられて、お酒を飲んだことがあった。なぜか、論語の話が出てきて、四十にして立つというが、四十台は一番悩む時代だと先輩がいったのを覚えている。二十台だったので、新鮮に聞こたのだろう。

詳しくは、述べないが、確かに私も四十台のあるとき大いに悩んだ時期があった。そして、ある年の冬から苦難のできごとが始まる。

その時、本当に綱渡りのようで、祈るしかないことが連続した。生き甲斐の心理学を後日勉強していくことになるが、その時の困難を、なぜ淡々と乗り越えることができたかは、心理学的にも興味深い。不思議にもタイミングよくカトリックの信仰をもっていたというのも大きいが(信じる心の働き、精神力動は多くの人が指摘しているが、マイナス面もあるかもしれないが、プラスに働くことも当然ある)、私は私といった、現象学的真理に逆らわず、川の流れのように自然な、心の働きを大切にすることがとても大事だ。

私は私というと、何か傲慢なニュアンスを感じるが、他人は自分と違うという、当然のことを踏まえ、自他混同せず歩むことだ。道ばたの名も知らない、雑草が可憐に人知れず咲くようなものだ。

そこには、変な依存もなく、変な気負いもなく。

今は、幸せを感じるが、やはり、私も凡夫。病や死も免れられない、存在である。辛い時にも今後出合うだろう。そういう時も、いたずらに心を惑わすのではなく、素朴に私は私で歩めればなあ。

旅 8/10

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