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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

楽しい旅と楽しめない旅のさかいめ!(旅 9/10)

2011-08-09 | 第二章「五感と体感」
昨日は、山陰で、ゲゲゲの女房で一躍有名になった、安来の近くの足立美術館に行って来た。

日本一といわれる、四季を楽しめる日本庭園。横山大観を初めとする、みごとなコレクションにはみな驚嘆する。私も、以前友人と来ることができたが、また、ゆっくり見たいと思っていた。

そして、今回のチャンスが到来したのだった。

素晴らしい庭園や作品に触れ、前回の経験もあるので、のんびりと楽しく鑑賞できた。しかし、沢山の見物客の方々の様子から、旅を楽しんだり、そうでなかったりは、微妙な沸き起こる暗い感情、ストレスの処理にあるんだなと気付く。

帰りにシャトルバスに乗ったが、ボケと突っ込みの関西弁の会話が印象的であった。満員になったバスが、いつ出発するのか気にしている会話なのだ。

満員なのだから直ぐに出発すべきと思う人、定刻出発ができるか運転手さんの挙動を見守るひと。JRの時間を気にしている人、お土産をどうするか考えている人。浮き世ばなれして、ストレスを感じないひと。。。。。

ひとそれぞれの、沸き起こる感情の曼陀羅は、その人のもつ理想(~ねばならない)と現実のギャップからだなと納得する。そして、どんどん現実が移り変わる中で、柔軟に現実を解釈(感謝とちょっとした満足)するのが鍵なのだろう。楽しい、関西弁のボケと突っ込みのある会話に思わず聞き惚れてしまった。なかなかのストレスコントロール!

影響を直ぐに受けやすい私は、怪しげな関西弁を話ながら、戻っていった。

楽しい旅にするために、関西弁のノリはよいかもしれない!

蛇足だが、今、吉川英治の新平家物語を読んでいるが、当時の清盛や後白河上皇、常磐などはどんな関西弁を話していたのだろう。そんなことを、ぼーと考えている。
旅 9/10

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