夏休みに、親戚縁者が揃って、ひとときを過ごしたりすると、本当に人はそれぞれ違うと感心する。
テレビ番組でも、人それぞれで、同じ番組を好んだり嫌ったりする。食べ物にも、当然好き嫌いがある。
好き嫌いは、それこそ、全ての現象に対して働くものであるが、文化の問題なのか、通常限られた範囲のことが好き嫌いの話題になるようだ。
食べ物、タレント、本、映画、趣味、芸術・・・
さて、今日は、そうした話題の中から食べ物についての好き嫌いを考えてみたい。
小学生くらいになると、食べ物の好き嫌いはっきりしてくるようだ。私の小学生くらいのときは、嫌いなものは野菜(特に、セロリー)、チーズ(昔は石鹸のようなチーズしか見たことがなかった)、酢の物などだった。
しかし、還暦となった今は、ずいぶん変わってしまったように感じる。
人が身体と心(成育史)と魂からなるとすると、身体の変化から、好き嫌いが変わったようにも思えるし、経験を経て(心の変化)、食べ方(ドレッシングなど)から変わったようにも思える。
タレント、本・・・そんなものも、時間とともに結構好き嫌いは変わってきているようだ。
こうした話で、好き嫌いは変わるものかなと想っても、嫌いなAさん、Bさんを好きになることはできないので、人間関係には当てはまらないと思う人も多いと思う。
しかし、生き甲斐の心理学を勉強するなかで、全く不思議なことに、嫌いだったAさんを好きになるという現象を経験した。これは、修行が必要かもしれないし、ラッキーな出来事が必要かもしれないが、本当だと思う。U先生のブログに詳しいので、興味のあるかたはご覧ください。
自分なりに考えると・・・①理性的に考える(感謝や満足の領域)。②微笑みや挨拶などの行動。③願望の明確化だろうか。
好き嫌い 4/10