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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

しのびよる停滞感を解放する!(こころの自由 5/10)

2016-10-10 | 第九章「愛」

 「生き甲斐の心理学」では、エリクソンの元型論(発達論ではない)を学ぶが、自分を知るうえでとても役立っている。その中で、今日ずっと考えていたのは停滞感の問題である。停滞感はエリクソンによると35歳から60歳で特に顕著になるようだが、運が良いことに私が所属していた会社では、当時ユニオンショップの労働組合があり、私も労働組合の仕事を一年かなりしたことがあった。

 サラリーマンの生活では、管理職になると停滞感で関係する部下の世話は出て来るものの、当時の私は専門職でもあり直接意識することは少なかった。その中の1年。世話を切り口にして、自分の創造性を発揮するチャンスをいただいた。停滞感は、世話、生殖性と関係しており、当時なんとなく体調も一つ(身体症状)の状態だったが、明るい幸福曲線の世界に入ることができた。

 こころの自由を、停滞感の日々の中から獲得したといってもよいかもしれない。そして、それが50歳代になり意外な時期に大きく花開いていく。あらためて、会社と同僚・先輩に感謝である。

 世話とは何か?なかなか哲学的な問いであるが、おそらく人それぞれ生育史によって意味合いが違い、その元型も違っているが、人生の中の停滞感を切り口にして考えてみると浮き出てくるように思う。

 写真は先日行った日本最大の円墳。その頂上での景色は実に素晴らしかった。頂上ではわんちゃんを連れて景色を眺めていた地元の紳士がいたが、愛犬と毎日眺められる場所に住みたいと羨ましかった。

こころの自由 5/10

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