縄文文化に興味がある私だが、博物館や美術館にこもるより、遺跡の現場に立つことが好きである。そして、その遺跡は東京ということもあり多くは新しいマンションが建っていたりし、案内の看板があれば良いが、殆どは跡形もなく地図等でやっと確認できるものである。
ブログのはじめの写真は、日野市の南広間地遺跡の現在の周辺だが、3000から4000年前の縄文後期に岡の方から移り住んできたのか低地の住居跡で、どんな暮らしを紡いでいたかなど考える人は地元でも少ないと思う。しかし、現場周辺には小さな祠があったり、小川が流れていたり、風が心地よかったりする。
遺跡の内容を知ることで、このあたりにこんな遺物がでてきたとか、地形は年月が経っても変わることが少ないので、こうした勾配の坂道を祖先が登ったのかと想いをめぐらすこともできる。
2年前の縄文小説も、そんな風にして現地で経つことで物語を紡いできた。
物語を紡ぎ、それにより人生に希望をもたらし、明るく生きることができる。そんな知恵を私たちの祖先は果てしない過去から行ってきたと思う。世界各地にあるさまざまな神話や民話、あるいは伝統宗教にまつわる様々な物語も、客観的にみればそういう知恵の集積ともいえるだろう。古典となった小説や詩も、そういう物語として私たちを慰めてくれる。名作は読後に爽やかさを残してくれるものだ。
私たちは自分で人生を前向きに生きるための物語を紡ぐことをもっと大事にすべきと思う。昨日は少年のころの父との海水浴場の思い出を述べたが、亡くなった父にあの世で会うという物語は、私の人生をより明るく、死をも楽しみに変えてくれる。考え方を変えると世界が変わる。良い物語を紡ぐと人生が豊かになる。
大人になって知る防衛機制② 4/10
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森 裕行 | |
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