「日々是好日」のテーマの一つは、物とこころの関係だと思った。最初のほうに映画「道」が小学生のころ20歳ごろと違った印象だったという伏線が述べられているが、「道」という物がそれぞれの時の心とどういう事を結ぶかは実に味のあることだ。
世の中にはこころを忘れて物を説明したりすることが結構多い。例えば宗教についても、A宗教の信仰を持つ人がB宗教の教義について調べて批判的にコメントしたりすることが日本でははやる。科学者などもある特定の研究範囲で自分のこころはさておいて対象を研究して語ることが多い。ただ、そういうものは何か物足りないところがある。こころが見えないというか・・・
私の知っている宗教の専門家は、欧米の大学で学んだこともあるのか、ご自分がAという宗教で、Bという宗教について調べて何かを発表する時は、必ずB宗教の信者の方に内容を確認するそうだ。物とこころの関係としての事を重視されているようだ。
私の知人である海洋学者の方は、一般書を書かれていて、楽しく拝読させていただいたが、もちろん科学者であり研究対象や事実を科学的に扱われているが、海との関わりについて何ともいえない親密性・事が全体にちりばめられている。それゆえに、楽しく読ませて頂いているようだ。
やはり私の知人である方が、最近本を出された。一見、現代の思想や宗教の入門書のように見えるが、やはり物とこころの関わりである事が大テーマのようであり、やたらと批判的になる知性化とは違っていてとても面白い。
この物とこころと事については、今読んでいる「森のバロック」中沢新一著 せりか書房 1992年を参考にさせていただいた。
大人になって知る防衛機制③ 3/10
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森 裕行 | |
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