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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

過度に期待するのをやめて見えてくるもの(5/10 自分の道が見えてくる)

2021-11-13 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

人間なので他者に依存したり期待されたりいろいろだが、過剰に依存したり過剰に期待されたりすると心理的な負担になる。相手は人間であったり組織であったりいろいろだが、忠誠心、アイデンティティ、自己混乱感の関係の理深い深い関係があるようだ。

写真は今から2年前に清洲白河周辺を散策したとき(芭蕉記念館など)の隅田川の写真である。当時は10万人が亡くなった東京大空襲のことに思いを馳せていたが、あれから2年経った今はコロナ禍のことを思うようになっている。個人的に人生の転機で会社を辞めたり、結婚したりすると普段見えなかった二者の関係のバランスがよく見えてきたりする。

神仏ならいざしらず、人間は完全でないので、期待を裏切られることは多々あるものだ。それを異常事態と考えるか普通の現象と考えるかでストレスのありかたは異なる。異常と考え右往左往するのはどうだろうか、何か誤解があるのかもしれない。忠誠心、アイデンティティ、自己混乱感の関係をどのように理解するか。これは結構大切な課題だと思う。

いろいろな関係の中で自己混乱に陥ったとき、基本に戻って「自分は何の為に生きているのか」とアイデンティティを吟味したり、「自分の道を貫くとは何か」と自分の本気を思索したりする。そして、依存や期待のフィルターを捨てて、ふと天から指した光のように、期待していなかった方からの親切に感謝するようになると、真善美の世界が見えてきたりする。

5/10 自分の道が見えてく

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