田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

立科と蓼科 どっちが町名に相応しいの

2006年12月04日 | 日記
11月4日(月)曇り 朝 雲が低く向かいの山は木々に霜が着く 午後時々雪
  日の出も見られない寒い朝を迎えた。昨日の冷たい風の中外にいたせいなのか、なんとなく体がだるい。
  午前中は溜まっていたメールの返信やパソコンのファイルの整理をして過ごした。午後から庭の隅にためてある落葉や木の屑などを処分する予定だた。13時少し過ぎたときに町に住む都会からきて10数年を過ごしているSさんが見えた。6年前にご主人を亡くされてから一人で生活をしている女性だ。以前は中学校の家庭科の先生で東京や千葉が職場だった。今日は千葉から送られてきた野菜を調理して持ってきてくれた。だいぶ高齢だがご自分で車を運転して独居老人への食事サービスなどボランティアを積極的にしている。彼女が見えたときには雪が舞っていて、ここ大深山では今年初めてのことだ。
  本格的な雪にはならないと思うが、除雪機の整備もしなければならない。エンジンは大丈夫だろうか?初めてかけるときに失敗するとエンジンの機嫌が悪くなり後に引くので始末が悪い。エンジンが掛かればあとは雪を吹き飛ばすための噴出口の角度調節のレバーや雪を押し上げる螺旋状の回転部分の動きの確認を必要とする。これも今週の仕事としよう。
  先月末28日の信濃毎日新聞に書かれていた茅野市の蓼科温泉旅館組合が今年4月施行の改正商標法で導入された『地域団体商標』として出願していた「蓼科温泉」が特許庁の認定を受けたと報じている。ここ立科町でも「蓼科」の文字を使ったブランドは多くあり、地元商工会でもそれを広める動きはある。しかし、町の名前である「立科」は太古の時代から立科山と表記ており明和二年に蓼科神社の里宮が建立された石碑にも「立科」の文字が使われている。このような商標的に使われる町名があいまいな表現でよいのであろうか?
  蓼科山の表記を古代からある「立科山」に戻すことも前提として見直すことは必要であろう。山の本や案内所で見ると現在でも「立科山」と表記しているものは多くある。山の頂上の地籍は立科町に所属するのだから、行政が前向きに商標という見地からも、住民の意識からも統一をする必要にあろう。
  説明のいらない町名にする必要大である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする