田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

暖冬の百舌鳥の 速贄(はやにえ)

2006年12月17日 | 日記
12月17日(日)曇り 穏やかな日曜日だ 午後 薄日が射し夕方青空が広がる
  9時から集落の集会所の大掃除が行われる。毎月の掃除は老人会が行い年末の大掃除は4軒でグループ割をして15世帯が順番に行うようになっている。9時に集合して屋内と外回りの清掃を行い、各戸1名の参加で多くの家が女性が出ている。我が家も妻・Mが参加し、12時30分に帰ってきたので時間をかけて掃除をしたのだろう。
  私は午前中ケーブルテレビで放映している立科町議会を見た。議員の質問と町長や理事者、役場の課長クラスが回答をするが、その回答が理解できない面が多々ある。町長持論の「公職にある町職員が法律で守られているために町独自の人事が出来ない」と何かにつけて言うが、単なる言い訳のように聞こえて仕方がない、8千人の町民を抱えて独自のやり方を施策として出さなければ町として成り立って行かない。また、課長職の答弁が言い訳に等しく聞いているだけで寂しくなってくる。
  午後は果樹や畑を見て回ったが、畑のほうれん草は種を蒔き、上に新聞紙を被せて発芽を促したが未だに目が出ていない。果樹や植木が植えてある下の畑を見ると夏ハゼの根の周りには飛燕草(ヒエンソウ)の新芽が沢山出ている。夏から秋までムラサキやピンク、ブルーと風に揺られて綺麗だった花が今、小さな黄緑色の芽を沢山出している。晩秋に花柄の奥にあった黒い種がこぼれたのだろう。梅の木は豊後梅と南高梅?があるが両方の枝には花芽がたくさん付いている。幹の分かれている上を見ると「百舌鳥の速贄(はやにえ)」があった。昨年はバッタとトカゲだったが、今年は蛙だ。たぶん小さな緑色をしたアマガエルだと思うが、枝先に刺さっているのは真っ黒く変色した物でこれを百舌が再び餌とするのだろうか?百舌鳥が縄張りを主張するためには「黒のはやにえ」は強そうだが・・・・ 百舌鳥は獰猛な鳥と思われているが目元が可愛く120円切手のデザインにもなっている。又、他の鳥の鳴き声を真似、カワラヒワや四十雀の囀りを此処の庭で聞いたことがある。
  暖冬のせいか百舌鳥の雄叫びや囀りも聞こえない今日この頃だが
コメント (1)
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