田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

樹の再生は4年ごとに・・・・

2006年12月23日 | 日記
12月23日(土)快晴 風もなく穏やかな一日
  午前中は昨日の続き、風知草の刈り込んだ後を竹箒ではいたが、意外にも落葉が溜まっているのに驚く。風知草がびっしりと生え揃っているときにどうして白樺の枯葉やプルーンの葉、紅葉、ヤマボウシの葉までが石垣の間に溜まるのだろう。2年くらい経てば腐葉土になるので良いとしても一晩たっただけでも下の道まで風で飛んでいる。昼前には綺麗になった。落葉や小さな切りくずを集めただけでも運搬用一輪車2杯になった。
  次に太陽光発電の北側、一段高いところに生えている、偽アカシアの4年生の樹を伐採した。これは4年前に太陽光発電を組み立てたときに邪魔になるので伐採した切り口から成長した枝や脇芽が大きくなったのだ。西側の道路沿いから切り始め土手の上に沿って生えているのを全て伐採した。切る方法として初めに考えたのは鉈、これが一番効率が良いのではないかと思った。次にはチェンソーで一気に切り倒してしまえば簡単に終わると思っていた。実際に傍まで行って先ず、一本を切ったのだが枝が広がっているところに、葛のツタや名の知れない細く丈夫な蔦が絡みつき根元だけ切っても倒れないのだ。鉈で根元を切っても意味がないことが判った。剪定用の鋸で一本ずつ始末をすることとした。
  4年間かけて再生した樹は片手でやっと握れるくらいの太さに成長しており、意外に太いが鋸を引くと簡単に切れる。それを蔦で繋がっているのを引き離し丈夫な物は鋸で切り落とした。一通り切ったが20本くらいあった。3時に一休みして足元を見ると蕗の薹があったので収穫した。これは酒が飲める“夢酔氏”に献上することとした。
  現在山が荒れているといわれているが、4年間でこのような状態になるのだから住宅から離れた目に付かない山では10年くらい経てば幹の太さも大きく高さも相当なものになってしまうだろう。アカシアの樹はその昔、蚕の飼育棚や柱に使うために植林したそうだ。今では誰も見向きもしなく、幹にはトゲがあるため嫌われているそうだ。また、炭焼きなどが盛んであればアカシアの木も楢やクヌギに植え替えられたことと思うが・・・・・
  今日は切り倒した半分を枝やツルに分けたが、残る半分は明日の午前中にやろう
コメント (1)
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