田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

昨日の続き、薪づくり Salaの容態を気にしながら

2013年01月09日 | 日記

1月9日(水) 濃霧  寒くはないが霧氷  昼間は暖かな一日

昨日に続き、町の北部りんご園に向かう。朝からメールやら電話など打合せや、問合せでりんご園に着いたのは10時になってしまった。Salaの手術は昨日無事に終わったとのことで気になりながらも、今日のノルマは2本を伐って運び出さなければならない。低い位置の枝から切り落とすのだが、切れ味が悪い。ヤスリで研いでも直ぐに甘くなる。時間を掛けたくないので刃を新品に変えた。

切れ味は最高、仕事が捗る。要するに刃を当てただけでズンズンと切り込んで、太い枝もあっという間に落ちる。一頻り夢中で伐り、伐っては廻りを片付けて次の枝を切る。

昼にはトラックのアオリの高さまで積みこみ、昼飯を摂りに戻った。家では丸太を積み上げて一休み、昼飯もあっという間に腹に収めた。全てを伐ったのは午後4時、陽は長くなったとは云え、西に傾いた太陽は急に色が浅くなったように思えた。

 

今朝は猛烈に濃い霧で太陽が昇って来ても明るくならない。外に出て見ると太陽が薄ぼんやりと見えて来たが、当たりは暗いままだ。錦木の枝先にも霧の粒が氷り、しかも棘のように尖っている。南天の僅かに赤い実を目立たせてここでも、鋭いの霧氷の棘ができていた。

朝の濃い霧で光が弱がったが、夕方には急に冷たい風が吹き始めた。軽トラの脇に積み上げたが、少々高く積み上げ過ぎた。リンゴの樹も幹がボロボロになって朽ちて行くもの、今日伐られた樹のようにまだまだ現役ながら、世代交代で役目を降りて、人が暖を取るために役にたつ樹。今日も珍しい光景をりんご園の外れで見た。秋には小さな木に鈴なりに赤い実を着けていたのを覚えて居るが、その実が全て地面に落ちていた。そこには鳥が沢山来て俺が近づくと一斉に飛び立った。どう言う状況でこのようなことが起こったのか知りたい。

コメント (2)
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