10月11日(金) 晴れ 夏を思い出させる暑さ 秋は何処に
このところ夜中に鹿の啼く声が騒がしい
潮騒ではないが周囲の山々から押し寄せるように聞こえる
朝一で鹿柵の点検を予定したが 他用に追われ午後3時過ぎに一廻り
集落を囲むように巡らされた鹿柵 その入り口がバイクでなぎ倒したように拉げている
見れば薄茶色い鹿の腹の毛 金属網ついたものから鹿の仕業と判る
3.5kmを点検してズバリ網が破られているいるヶ所は20余り
フェンスを倒し 金属の編み目をばらす そういうヶ所を数えると50以上あるか
鹿たちは夏で蓄えた体力で ハーレムを整える
壊されたのは網だけでなく頑丈な金属の縦柱さえ倒して曲げる
彼らは山裾の集落に戦いを挑んでいるのだろうか
山に食い物がないと言うが里の米 葉菜 根菜 果菜の味を知ってしまった
町では鹿の頭数削減に御旗を振るが 止め刺しの難しさから一歩前に進めない