田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

夕闇に浮かぶ浅間連山 世の中が指導し始めたようだ

2013年01月05日 | 日記

1月5日(土) 晴れ   朝の空気の冷たさ  午後には大分緩んだ

慌ただしく過ごした正月明け、三が日の片付けと明日からの作業手順を確認していると夕方になってしまった。外はさほど寒くはなく、薄暮に消えていく浅間をじっと見ていると眼が慣れるにしたがって隣の集落の上に浮かび上がったきた。

SalaとAlgoは母さんにベッドをストーブの脇に移動してもらい、仲良く彼女の動きを観察している。Salaは相変わらず足が痛いのかケンケンで歩き廻る。Algoはそれを承知しているように、近くに寄ってはSalaの身体を舐める。Salaの癌が再発している様子は彼の動きからも判る。今服用している抗癌剤が効いて来るのはいつ頃だろうか?医者は薬が無くなったころにまた来て下さいと云っていた。

 

Mの腰骨の治りは順調のようだ

Salaが次に入院するころは彼女もいっしょに行きたい

若しもの時 Salaの命を優先させ

脚との別れは仕方がないだろう

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新年の行事はあるが一先ず区切りをつける

2013年01月04日 | 日記

1月4日(金)  晴れ   冷たい風  午後には更に冷え込む

世間では松が取れると云う7日迄は正月気分が続くらしい。らしいと云うのは都会と違って、ここではデパートもないし商店街もないので巷の雰囲気で季節を察知することはできない。さりとてテレビでも正月番組とかで特集をやっているが、料理、旅にしてもお笑い芸人が進行役や画面の賑わし役を担っているので、観る方としては彼らの巧みな芸?により、“俺が主役”と云う本末転倒的な画面が多く見る気がしない。そう言うことから、俺は正月は昨日で終わりと心に宣言をした。

玄関に飾られた花屋から送られて来た正月花も賞味期限が終わったようだが、Christmas前にMの友人Kさんから送られたカサブランカが正月を被うように一際甘い香りを放っている。

今朝も一面雪景色だったが量は少なく、太陽が昇につれて直ぐに溶けた。AlgoとSalaは正月も関係なく太陽がでれば窓辺にベッドを移して貰い、日向ぼっこに興じる。Salaは人間の年で云えば50才代、暮れに癌の手術を終えたが、どうやら再び具合が悪いようだ。傷口はしっかりと治っているが、再発は人間の数倍の速さで進むと云われている。少しでもこの穏やかな時を過ごさせてやりたい。また、若しも、片足を失わざるを得ないような事態になっても、それなりに強く生きる術を持っているし、彼の辛抱強い性格を最期まで見守りたい。

窓際に陣取ってるポインセチア、クリスマスが終われば見向きもされない哀れな花だ。こうして太陽の陽を一杯に受けて花の無い季節を愉しませてくれる。コウ云う花をみながら、正月を終わりを宣言した。

区の役員も一年の大方を終えて残る作業は、事業報告や決算報告。しかし、この任期は2年なのであと一年は続くことになる。もう一つの「農地水保全事業」非農家である俺をこの役に任せたことを盾に自由な発想で決められた作業をこなしていきたい。任期は5年なのだが、区の任期が優先することで先が見えている。しかし、これも後継者が受けやすいように仕事を整理しておく必要もある。

正月を終えて 3月までまで予定が詰まっているが ・ ・ ・ さて 

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年が明けてしまうと テンションが下がる 何故だろうか

2013年01月03日 | 日記

1月3日(木) 夜半の雪が残る  霧のような雪 風は相変わらず強い 寒い一日

元旦には初日の出を拝もうと言うよりはカメラに収めようと密かに思っていた。ところが ・ ・ ・  初日の出 すでに頭上に 昇りけり(哉) とお些末な正月の出だしだった。

2日目はぼんやりとした曇り日、これも正月らしくない。尤も今年はMもSalaも“病み上がり”、Mはやっと家の中をそぞろ歩きと言うかすり足で歩けるていどなので、食卓にはクロネコが運んでくれたものが並んだ。正月料理を好まない俺としては何となくトーストが欲しくなる。二日目は食パンを軽く炙ったモノが主食となった。正月だからと人が訪ねて来てくれて結構賑やかだった。Algoは人がくればいち早く玄関に飛び出し騒ぎ立てる。そして、挙げ句の果てはSalaにも同じことをヤレとじゃれつく。Salaは大手術をして頑張り、その痛みもやっと治まったころなのにAlgoにジャマをされる。

今日の正月三日目は一面が雪景色、暮れの雪とは違い寒い、気温も低く、少し気の緩みもあり寒さを酷く感じた。暮れに預かった地区の資料作り、結局今日まで手を着けていない。明日にでも電話が掛かってくるだろうか?朝から暖かいリビングにパソコンを持ち込んで作業に没頭した。遅い午後、Algoは寒さを案じるようになると、コタツ代わりにSalaの身体にひっつく。これを見るとストーブの薪が足りないのに気がつき、慌てて薪運び既に暗く人感の電気が灯った。

元旦の新年会も長老が参加できなくなると、邑(ムラ)の謂われとか昔ばなしが出ないのが淋しい。元気なのは子どもたちばかりだが、いまや年金を支えてくれると言う子どもは大切にされすぎているようだ。しかし、田舎の子は素直な子ども、彼らの話を耳にするとサンタクロースを信じている。正しい子ども純に育てる親の正しい嘘の在り方だろう。

 

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