田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

風の悪戯 仕事の催促 何れにしても薪割りは急ごう

2013年10月12日 | 日記

10月12日(土)  夜半から強い風 午後 徐々に治まる 蒸し暑い一日

北側の石積みの中で吉祥草が花を開いた

家の吉事があるときに花を開くという言い伝えがある 

南の風が入り生暖かさが良いことか 他に隠れた良いことがあるのか

武蔵野吉祥寺からこの地に移り住んだことを日々良いことと思っている

 

 昼飯を摂っているとゴトゴトッグサッと鈍いく重い震動を感じた

何事かと外にでるとヤハリ 夕べから時たま吹く突風の悪戯だ

リンゴの樹を玉切りにして積み上げ 乾燥が進み緩んでいた

薪割りを早くしろと 風が急かしたのだろう

倒した白樺を薪材に運び出すとクワガタがむくっと起き上がり怒った

 

彼は朽ちた白樺を冬越しの棲家と決めていたようだ

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鹿騒 夜ごとに雄叫びが激しくなる

2013年10月11日 | 日記

10月11日(金)  晴れ   夏を思い出させる暑さ  秋は何処に

このところ夜中に鹿の啼く声が騒がしい

潮騒ではないが周囲の山々から押し寄せるように聞こえる

朝一で鹿柵の点検を予定したが 他用に追われ午後3時過ぎに一廻り

集落を囲むように巡らされた鹿柵 その入り口がバイクでなぎ倒したように拉げている

見れば薄茶色い鹿の腹の毛 金属網ついたものから鹿の仕業と判る

 3.5kmを点検してズバリ網が破られているいるヶ所は20余り

フェンスを倒し 金属の編み目をばらす そういうヶ所を数えると50以上あるか

鹿たちは夏で蓄えた体力で ハーレムを整える

壊されたのは網だけでなく頑丈な金属の縦柱さえ倒して曲げる

彼らは山裾の集落に戦いを挑んでいるのだろうか

山に食い物がないと言うが里の米 葉菜 根菜 果菜の味を知ってしまった

 

町では鹿の頭数削減に御旗を振るが 止め刺しの難しさから一歩前に進めない

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むせかえる花の蜜 蝶も蛾も そして 俺も半眼

2013年10月10日 | 日記

10月10日(木)  晴れ  曇り  午後には 重たい雲が広がる  夜は風が冷たい

早朝の眩しい太陽も直ぐに厚い雲に覆われた

一仕事終えて庭の隅で噎せるように花の香りを振りまく房ウツギ

アカタテハが数頭代わりばんこで花の蜜を吸う

近くでは紅葉したブルーベリーの枝先の緑で 半眼瞑想に耽る雨蛙

ステルス戦闘機かホバリングで燃料補給のホシホウジャク  

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秋の間にまに 友来る

2013年10月08日 | 日記

10月8日(火)  晴れ   何となく風あり 蒸し暑くもある

 

午後のひととき 昔の仲間が町の中学校へ来るという

若者たちの室内楽 懐かしい弦楽器の音 

整列した椅子に座りながら躰でリズムを取る中学生  

しばしの語らいでワクワクする感情が蘇る 音楽は力だ 

 

 裏山にも庭にも道との境にも いろいろなウツギがある

渓 更紗 姫 草 楓 梅香 房

今年は花を見せる間が少なかったのは天候の関係か

花殻が残っている房空木 新芽の先で二番花を見せた

花の短さを悔やんでのことか 蝶たちへの癒やしの心づくしだろう

 シジミチョウがミゾソバの蜜を吸う

 小さいものどうしで息が合うのか

花芯見るとしっかりと蘂が姿を見せている

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冬に備えて ・ ・ ・ 少し はやいが

2013年10月07日 | 日記

10月7日(月) 晴れ   眩しい太陽 動けば汗ばむ

 秋たけなわ って言うことではないが

季節の先取りをしているのが目に付く

緑から黄色 そして 赤

赤の先は冬のモノトーンだが それにはまだ早い

眩しい太陽の下で 子孫を残すための捕食 秋にはこれもアリか

 

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生ゴミは資源だ もう一度考え直そう キッチンから畑へ

2013年10月06日 | 日記

10月6日(日)  曇り  暖かな一日  午後は青空も見える

 ツワブキが黄色の花を広げるころ 我が家の生ゴミ堆肥の段ボールを新調する

ツワブキは毎年花を広げるが 段ボールの新調は3年目ぶり

7年前に役場と住民が活動をはじめた 生ゴミを焼却ゴミにしない運動

今年は50名が応募して用意した段ボール全てが住民の手に渡った

箱の底に3日分の新聞を敷き詰め 腐葉土と米ぬかを袋からだして入れる

混ぜ合わせたところに キッチンの生ゴミを入れ まぶすようにかき回す

3日くらいで生ゴミが消える不思議が起こる

前から使っているのは夏に三分の二を取り出して畑に入れた

12月になったら防寒用に一回り大きな段ボールにいれて冬支度をしよう

ツワブキは冬支度の合図をするために黄色の花を開く

薪の積み替え 薪割り 樋掃除 草のタネが落ちる前の草刈り

・ ・ ・ ツワブキの花びらの数まで 思い出せない

集落の爺さまに“ゲンキかい?” って声を掛けられた

いつもなら“頗る元気デス”と 応えるが 今日は口から“ゼッコウチョウ”とでた

なぜ この言葉なのか解らない そろそろ 危ないな

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雨にうたれて 花いちもんめ

2013年10月05日 | 日記

10月5日(土)  夜明けまで雨   薄日こそ出たが寒い一日

夜中の雨音にバラは花びらを落とすことなく耐えた

それでなくても挿し芽一年の細い軸で支えている

秋桜花は季節の終わりだと てっぺんの小さな花を風に揺らす

とば口のストレプトカーパスは自分の居場所と決め込む

冷たい空気に我が意を得たりと 霜が降りるまで頑張ると言う

 

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秋の花 秋明菊にジバシリ 花芯の神秘 ホトトギス

2013年10月04日 | 日記

10月4日(金)  曇り  今にも雨が落ちてきそう 寒い一日

名実ともに本格的な秋 夏からの草も色香を魅せ

曇り日で陽の光が鈍いながら花の色は艶やか

もののけ姫では山の狩人 野菊とされるジバシリ

秋の妖艶な姿は本性を現しているのかムシトリナデシコ 

草たちは互いに寄り添いながら生きる

しかし 花が開けば競争のようにして虫たちを呼び込む

俺の目には危険とも見えるホトトギスの花芯

甘い蜜が危険と知りうるのは 原罪を背負い込んだ人の哀れか

花と同じ名の鳥は 託卵をする山の嫌われ者

重なり合って満開に咲く秋明菊

居丈高に羽音を唸らせて飛ぶコシアカスカシバ

ホバリングの業まで見せ スズメ蜂の威を借る蛾

花に終わりかと聞けば 未だまだ と 坊主頭が言う

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台風が来るかも 白樺が倒れ電線を切っては大ごと 

2013年10月03日 | 日記

10月3日(木)  晴れ 午後からは雲が張り出す  夜には雨

白樺レストランはしばらく閉店となる

昼のテレビのニュースで週末に台風が来るかもと言う

前回のときは僅かの風で営業を続けていた白樺が折れた

13年間 蝶やカブトムシたちにレストランを開いていた

僅かな風で倒れるとこんどは電線まで友連れになる

高所の作業は嫌いと言うか怖い

一気に切り倒してハシゴもろとも地面に落ちるのは危険だ

もっと危険なのは唸りを上げるチェンソーを抱えたまま落下

そんな危険を避けて ロープワークが身を助ける

 

風情は失われたが ・ ・ ・ 

白樺の薪で暖をとるのは来年か再来年

その頃には再生した白樺レストランは賑わうだろう

とにかく 電線を抱えながら白樺が倒れることは免れた

僅か3時間の作業だが 軽トラは田舎暮らしの必需品だ

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神在月 秋に追われる 赤とんぼ

2013年10月03日 | 日記

10月3日(木)  晴れ   日の短さを思い知らされる  生暖かに気が緩む

9月の月日は慌ただしく過ぎ去ってしまった

何をしたかと言うことでもなく

灯籠張り、境内の草刈り 祭りの準備

神様への捧げ物 酒 塩 米 彩りを合わせた秋の野菜と海の物

神事は神官に任せるだけでなく 榊を捧げ二礼二拍手一歩下がって一例

振る舞い酒に 寒さしのぎの豚汁サービス

焼き肉 焼きそば ポップコーン 射的 露天は毎度の消防団

宇山の秋祭りも無事に幕を下ろしました

皆様 お疲れ様でした

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