「何もする気がしない」ということもあるのですね。といいながら、ブログを書いていたりしていて矛盾しているかもしれませんが、昨日が締め切りの原稿があったのですが、まだ半分もできていないという状況で、する気が起こらないのは困ったことです。
11月11日と12日に熱海である集まりがあるので行かなければならないのですが、飛行機の切符も汽車の切符も手配をしていないという状況です。
「どうしようかなあ」と考えています。今回は汽車で行くつもりなのですが、時間がかかると疲れるので、大阪か名古屋まで飛行機にするかなと思いつつなんだか、切符を申し込みにいく心の余裕もない。できるだけ飛行機には乗りたくないのですが、でも体が楽だから飛行機に乗ってしまう。無事についたなら、飛行機ほど便利で快適なものはない。
話は急に変わるが、まだまだいくつかのテーマで数学や物理の分野でエッセイを書きたいのです。そのためにはまだまだ生きていたい。そんな気持ちでいつもいます。
いま考えているのは「定積分を求める方法」、「ガンマ関数」、「球の体積」、「超幾何関数」、「直交曲線座標系」、「Green関数」、「ラメの定数の導出」、「Lagrangeの恒等式とSchwarzの不等式」、「逆格子ベクトル」、「電磁気の単位の換算」等いろいろなテーマがあります。
これらは学術論文にはなりませんが、教育としては役に立つものだと思います。『続・数学散歩』とでも名づけるべきものの構想の一部です。私の友人のYamaさんとかTomiさんとかに聞かれたテーマもまだきちんとした回答を出していないし、「日暮れて道遠し」といった感があります。
できたら、「電気電子工学科ミニマム」に線形代数の項を追加してその英訳を出したいとも思っています。
Goldstein『古典力学』(吉岡書店)の翻訳もあるし、それを早く済ませて上に書いたテーマのエッセイを書くこと、またe-Learningのコンテンツをつくること等、自分のやりたいことに集中したいのですが、なかなかそういう風にはなれないでいます(2017.7.8 注)。
しかし、自分のやりたいと思うことがなくなったら、お仕舞いですね。
(2017.7.8 付記)上に書いたやりたいことの中で「球の体積」、「超幾何関数」、「Green関数」は全部ではないが、その一部を数学エッセイに書いた(「数学・物理通信」参照)。ところが他のテーマはまったく手が付けられていない。私の課題はほとんど達成されていないということがわかった。「ガンマ関数」、「直交曲線座標系」はまたこのごろ気になりだしたテーマである。
(2017.7.8 注) Goldstein『古典力学』(吉岡書店)の翻訳とは、この著名な書の第3版の翻訳のことで、これはすでに2006.6と2009.3に発行されている。