物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ディープラーニング

2017-02-21 14:24:11 | 日記

についての解説記事が2月19日の朝日新聞に載っていた。

ところがこれがこれがなにがなんだかわからない記事で、ディープラーニングの正体はあくまで「プログラム」ということになるとあった。どんなことを原理にしたプログラムなのかを書くのが記者の仕事ではないのか。ということはこの記事を書いた人自身がディープラーニングを理解していないのか。

正しいかどうかはわからないが、ある元大学の物理学科の卒業生が書いた人工知能の説明書ではデータを回帰曲線にあうようなパラメータをも見つけることが本質だと書いてあったような気がするが。気がするとしか言えないのはそのとき読んだ本の内容をはきっりと覚えていないからだ。

こんな記事ならいらないとまではいうことができないが、もうちょっと突っ込んだ記事を書いてほしいものだ。


「数学・物理通信」の編集を開始?

2017-02-21 12:11:12 | 日記

しなくてはいけない時期にきているのだが、なかなかそれにとりかかれない。原稿が少ないわけではない。むしろもう満杯になっている。ありがたいことに。

だが、なかなか気がのらない。気がのらないことは今回が最初ではない。だが、こんなに気がのらないのは珍しい。体調が悪いわけでもない。「角度の導入」という武藤先生の原稿をどうしようかと考えている。この原稿と関連して惑星(特に地球)の運動について触れたいのだが、そこが難しいのだ。

惑星の運動を解くことはそれほど難しくはないのだが、それからがどうしていいのかわかっていない。一番初めはゴールドスタインの『古典力学』(吉岡書店)で惑星の運動をフォローした。そのつぎに武藤先生の著書『ミクロとマクロをつむぐ』(日本評論社)の最終部分の「ケプラーの法則」をフォローした。これは19日の日曜日にした。

つぎに昨日だが、原島鮮著『力学 I』(裳華房)の惑星の運動の部分をフォローした。いずれもちょっとずつ記述が違っていて、またそれぞれに特徴があり、おもしろかった。

コンパクトにまとまっているのは最後の原島著の『力学 I』である。武藤先生の『ミクロとマクロをつむぐ』もまとまっているのだが、一部初めて見たときにわからない関係があったが、それはちょっと考えたら、わかった。

その関係を黙って武藤先生は使っていたのだ。だが、さすが原島先生はちゃんと説明して使っている。