x ^{2}=-1の四元数の解が無数にあることを『四元数の発見』(海鳴社)で示したが、他の示し方があることをブルーバックス『数の世界』で知った。
それでこれの二つを文章にまとめていたら、幾何学的にも表せることに気がついた。
それで先ほどメモをつくったが、その図の描き方がよくわからない。ちょっと考えてみる必要がある(注)。
それで、さきほど球面三角法を説明した図を出してきて見てみたりしたが、うまく描けそうでもあり、描けなさそうでもある。これはやはり試行錯誤で図を描いてみるしかないのかもしれない。
上のテーマとは関係があまりないが、x^{2}=-1の解はxが実数の範囲なら、解はないが、複素数ならば +i と -i との2つあり、四元数の範囲なら無限にあるという。このことをまったく知らなかったとは言えないが、あまり意識はしなかったことである。
(注)先日考えていたことはx^{2}=-1を描くこととしてはどうも一部しか描けないことに気がついた。全部を描こうとするとx^{2}+y^{2}+z^{2}=1を描くしかなさそうである。
もっともこの球を描いたのでは実数部とのつながりが描けないという欠点がある。その欠点を補うという意味が昨日考えていた図では実数部との、つながりが描けるという利点がある思っている。
しかし、こちらの方法では全体像が描けないという欠点があるのはいかんともしがたい。