田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

具体的比較論(札幌VS地方) 自然環境

2007-10-20 20:05:26 | 札幌学 & ほっかいどう学
 「自然」という言葉を思い浮かべただけで、これはもう都会よりは地方(田舎)ということになるかも知れません。
 事実、リタイアされた方の中で都会を後にし、地方(田舎)に居を構える方が増えていると聞きます。
 こうした方たちは、コンクリートジャングルの中の生活に疲れ、自然豊かな田舎を求めたのでしょう。

 さて、札幌における自然環境について考えてみます。
 『札幌人』という雑誌(2007年夏号)の中で、ルネッサンス サッポロホテル支配人である酒井俊樹氏が札幌のことを次のように語っています。
 「文化的な施設が充実していますので、大都市としての生活を満喫することができます。加えて身近なところに雄大な自然が広がっている。(中略)札幌は都心で楽しんだ後、1・2時間も移動すれば大自然の中に身を置くことができます。これは他の大都市では味わえない魅力です」

 酒井氏の言葉は、人間が自然を求める根源的なことに言及しているように思えます。つまり、人間は便利で快適な生活を味わった後には、自然の癒しを求めるのだと・・・。
 そして札幌は、その両方を手に入れることができる街であると述べています。

 私は田舎に住んでいたときには、自分の周りに自然が広がっていることを当然のことと捉えていましたし、それをあまりありがたく思ってもいませんでした。
 それが今、こうして都会に身を置くと、自然の大切さにも気づかされます。
 そうした意味において、札幌の街の魅力を改めて感じるのです。

 明日(28日)私はその札幌の街の魅力を堪能することになりそうです。
 午前中は円山の自然観察会に参加し、午後はプロバスケットボールのレラカムイの戦いを観戦するために月寒ドームに出かけることにしています。

  人は適度な利便性と豊かな自然を求める貪欲な生き物なのだと思います。