田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

桃尻桃子

2007-10-10 22:35:46 | その他
 脱連載宣言をしたというのに今日もまた書いてます。慣れというのは容易に改めることができないようです。

 ところで、今日のタイトル名を見て「ああ、違うページを開いちゃったぁ…」と思われた方がいらっしゃったらゴメンナサイ!
 けっしてその手の話をするつもりはありません。後ほど種明かしをさせてもらいます。

  言葉の力って凄いなぁ、言葉の力って怖いなぁ、と改めて感じさせられた出来事に出合いました。

 テレビ番組の中で、私は毎週日曜の深夜にTBS系で放送される『情熱大陸』が大好きで、できるだけ見るように心がけています。(おじさんにとって日曜の午後11時はかなりきついのですが…)
 今週日曜の7日の情熱大陸では、今をときめく新鋭女子プロゴルファー上田桃子選手が主人公でした。
 上田選手は現在21才、今年に入ってその才能を開花させ、女子プロ賞金ランキングのトップを走っています。
 彼女は現代の若者らしい強気な表情と奔放な言動に特徴がある選手です。
 その彼女が番組の中でやっちゃいました。

 番組の中の一コマで彼女は次のように語りました。
 「同級生とかで、バレーとかバスケとかをしている子が、不思議でしょうがなかったというか、先がないスポーツを何でできるんだろうと思って・・・。だってプロというものがないじゃないですか。どうしてそこまで頑張れるのかなって思って・・・」
 私は「彼女らしい強気のコメントだな」と思って聞いていました。

 ところがバレーやバスケの関係者、彼女の日頃の言動を快く思っていなかった人たちが、一斉に彼女の発言を非難しました。(そのことがウェブ上に流れました)
 曰く「他のスポーツを解りもしないのに語らないでほしい」、「見ていてただただ腹が立つ、ゴルフだって稼げるのは一部の人間だけ」、「思ったことをずばずば言えばいいというものではない。自分の立場を考えるべき」等々…。

 当事者にとっては当然の反応かな、と思います。
 改めて言葉の力、言葉の怖さを感じさせてくれました。
 そうした非難に対して、彼女が直ぐに謝罪したところは潔い行動であったと思うし、このことをこれからの糧にしてほしいと思います。

 さて、桃尻桃子です。
 これは彼女の体型が細身であるのに対して、若干お尻が大きいかなと思われることを、彼女自身が自虐的に自称しているようなのです。
 しかし、プロゴルファーにとっては下半身を安定させるためにはむしろ重要な資質の一つだとも思います。彼女は自身のブログ名を桃尻桃子の「待ってろ世界!」としています。
 今回の出来事を一つの教訓にして、心技体を磨き、ぜひ世界に飛び出してほしいと思います。