昨日、私が「カミングアウト」した理由の一つは、道新文化センターの「600字エッセー」教室の宿題のテーマとして取り上げていたことがありました。
その宿題に私は「勝手にボランティア」と題して下記のようなエッセー風文章を提出していたのです。
文章の内容は昨日とさほど変わらない内容ですが、エッセー風にまとめてみたものをお読みいただければと思います。
※ Before
私にとって耐え難い光景がありました。
それは北海道を代表する某美術館の道路に面する花壇や歩道に雑草が非常に目立つことでした。
春先、タンポポが黄色く彩っていたそこは、やがて綿毛を付けたタンポポやさまざまな雑草が生い茂り、まるで雑草畑の様相を呈していました。
学校花壇の整美に情熱を傾け続けた元小学校長には耐え難い光景でした。
私は一念発起することにしました。
ホームセンターに行って、草削り、草抜き、移植ごて、作業用皮手袋など草取りグッズを揃えました。
某日午前6時、勇を奮ってマンションを飛び出しました。憎き雑草群との戦闘開始です。
私は照れと恥ずかしさから、脇目もふらず雑草を抜き取ることに専念しました。
格闘すること1時間、用意したビニール袋は雑草で一杯になりました。朝の冷気の中で額や背中から汗が浮き出て、本日の戦闘終了です。
こうして日をおきながら都合5日間の戦いで、どうにか美術館前から雑草が姿を消しました。
初日などは足腰が筋肉痛となり、翌日は歩くのがやっとの有り様だったのが、徐々に筋肉痛もどこかへ消え去りました。
心地良い疲労感と雑草が消え去った光景を眺める爽快感が私の中で交錯しています。
※ After
さて今度は講師はどのような評価を下してくれるでしょうか?
教室は明日です。