6月1日(日)札幌市生涯学習センター(通称:ちえりあ)において「第1回さっぽろふるさと学の集い」が開催され参加してきました。
※ 会場の「ちえりあ」は地下鉄宮の沢駅に直結しています。
集いの内容は「ふるさと学」に関するさまざまな催しが展開され、それはふるさと学のフェスティバルといった感じでした。
ロビーを会場とした「まっぷ・マップ・MAP」展は、札幌全域から募集した大小40点のさまざまな地図を展示していましたが、興味深い札幌の古い地図などもありました。
※ 古代の絵地図のような手法で描かれた札幌市内の地図です。
一方、ホールの会場では、午前中に全体会のような形で4人のパネリストが登壇して「まちを語り継ごう」と題したシンポジウムが行われ、午後からは地域映像フェスタとして札幌に関する映像資料15作品が上映されました。
また午後には、地域映像フェスタと同時進行で3会場に分けての分科会(ミニ講座)が計9人の講師によって語られました。そのテーマは、「地域を見つめて」、「歴史に人あり」、「語り継ぐまちのシンボル」といったものでした。
私は午前のシンポジウムに途中から参加し、午後からは「語り継ぐまちのシンボル」の分科会で二つのミニ講座を聴き、最後に映像フェスタで4本の作品を観賞しました。
個々の催しの感想は後で述べることにして、「ふるさと学」ということについて少し考えてみたいと思います。
「ふるさと学」なる言葉は近年ある種のブームのような様相を呈しています。全国の各県、各都市で「〇〇ふるさと講座」「〇〇地域大学」などという学習機会が目白押しのように開かれています。
「ふるさと学」を資料を借りて端的に説明すると、「自分の住む地域の歴史や文化、産業、自然などを見つめ直し、地域の魅力や可能性を発掘しようとする学び」ということになります。
とすると、それは今始まったブームではなく、ずーっと以前から公民館講座や市民講座で地道に続けられていた講座とそれほど違いがあるわけではありません。
「ふるさと学」という言葉がいかにも耳新しく私たちに響いたことが今日のような隆盛を招いたのかもしれません。
もう少しこの「さっぽろふるさと学の集い」にこだわってみようと思います。
(続きは次回に)
※ 会場の「ちえりあ」は地下鉄宮の沢駅に直結しています。
集いの内容は「ふるさと学」に関するさまざまな催しが展開され、それはふるさと学のフェスティバルといった感じでした。
ロビーを会場とした「まっぷ・マップ・MAP」展は、札幌全域から募集した大小40点のさまざまな地図を展示していましたが、興味深い札幌の古い地図などもありました。
※ 古代の絵地図のような手法で描かれた札幌市内の地図です。
一方、ホールの会場では、午前中に全体会のような形で4人のパネリストが登壇して「まちを語り継ごう」と題したシンポジウムが行われ、午後からは地域映像フェスタとして札幌に関する映像資料15作品が上映されました。
また午後には、地域映像フェスタと同時進行で3会場に分けての分科会(ミニ講座)が計9人の講師によって語られました。そのテーマは、「地域を見つめて」、「歴史に人あり」、「語り継ぐまちのシンボル」といったものでした。
私は午前のシンポジウムに途中から参加し、午後からは「語り継ぐまちのシンボル」の分科会で二つのミニ講座を聴き、最後に映像フェスタで4本の作品を観賞しました。
個々の催しの感想は後で述べることにして、「ふるさと学」ということについて少し考えてみたいと思います。
「ふるさと学」なる言葉は近年ある種のブームのような様相を呈しています。全国の各県、各都市で「〇〇ふるさと講座」「〇〇地域大学」などという学習機会が目白押しのように開かれています。
「ふるさと学」を資料を借りて端的に説明すると、「自分の住む地域の歴史や文化、産業、自然などを見つめ直し、地域の魅力や可能性を発掘しようとする学び」ということになります。
とすると、それは今始まったブームではなく、ずーっと以前から公民館講座や市民講座で地道に続けられていた講座とそれほど違いがあるわけではありません。
「ふるさと学」という言葉がいかにも耳新しく私たちに響いたことが今日のような隆盛を招いたのかもしれません。
もう少しこの「さっぽろふるさと学の集い」にこだわってみようと思います。
(続きは次回に)