田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

高校野球招待試合

2012-06-19 23:05:57 | スポーツ & スポーツ観戦
 16日、17日と北海道高校野球連盟が高校野球の古豪早実高校と慶応高校を招いて道内各校と対戦する試合を観戦した。招待校と道内校との間にレベルの差は感じられなかった。しかし、結果は…。 

 対戦カードは次の通りだった。
《15日(土)》 ◇第一試合 慶応高校 VS 北海高校(札幌市)
        ◇第二試合 慶応高校 VS 白樺高校(帯広市)
         ◇第三試合 早実高校 VS 北照高校(小樽市)
《16日(日)》 ◇第一試合 慶応高校 VS 旭実高校(旭川市)
         ◇第二試合 早実高校VS 駒苫高校(苫小牧市)
         ◇第三試合 早実高校 VS 駒岩高校(岩見沢市)

 私は15日の第一試合と、16日の全試合観戦の予定でいた。
 しかし、16日の戦いが雨のため第一試合途中から長い中断となってしまったために観戦を断念してしまった。結局私が観戦できたのは1試合と半分くらいとなってしまい、早実高校の姿は見ずに終わるという残念な結果になった…。

          
          ※ 慶応高校のベンチ前、ユニフォームが慶応義塾大学のユニフォームと同じです。

 慶応高校 VS 北海高校の戦いは白熱した好ゲームとなった。双方にレベルの差は感じられず、むしろ北海高校が押し気味の試合だった。最終回に北海高校のエース玉熊が同点ホームランを浴び、惜しくも2対2で引き分けた試合だった。

          
          ※ 慶応高校エースの加藤君の力強いフォームです。

          
          ※ 北海高校エースの玉熊君のややまとまったフォームです。

 また16日(日)の第一試合、慶応高校 VS 旭実高校の試合も1対2のロースコアで進行し、試合が4回を終了した時点で雨がひどくなり長い中断に入ってしまった。私は1時間以上じっと座って試合再開を待ったのだが、グランドが雨で光ってきたため試合再開は無理と判断し、帰宅してしまった。
 翌日の報道で2時間以上中断の後に再開したと聞いて驚いた。
 この日は第一試合、第二試合を強行してどちらも7回戦で戦ったと新聞は伝えていた。第三試合は私が球場にいる間に早々に中止と決定されていた。

          
          ※ 16日の第一試合、慶応高校 対 旭実高校の試合前の挨拶です。

 二日間の観戦を期待していたのだが降雨という自然現象には適わず、結局私は早実高校の姿さえ見ずに終わってしまった。私が見ることができた慶応高校は神奈川地区というレベルの高い地区で切磋琢磨しているチームだが、対戦した北海高校も旭実高校もけっして見劣りしてはいなかった。それだけ北海道の高校チームのレベルが高くなってきていることの証のように思われた。これも駒苫高校効果だろうか?

 しかし、結果を見ると…。
 北海道勢は0勝4敗1分けと1勝もできなった。
 このところが目に見えない大きな差なのだろうか?
 つまり、一見したところ技術的なレベルの差はなくとも、試合に負けない、接戦を勝ちきるという“したたかさ”という目に見えない力が招待した二校は有していたいうことができるかもしれない。
 そのあたりの差を道内各校は今回の対戦から学んで夏の大会に臨んでほしいものである。

          
          ※ ご覧のようなグランド状態で試合再開は困難と私は判断したのだが…

 それにしても今回の招待試合は無料観戦チケットが配布されるという北海道高校野球連盟の粋な計らいがあった。だから私は円山球場が超満員になるのではと思ったのだが、それほどではなかったのが意外だった。
 やはり甲子園出場をかけた一発勝負にこそ観戦する側は何にも代えがたい興奮を覚えるのだろうか?
 間もなく甲子園出場をかけた夏の大会がやってくる。今からドキドキワクワク、楽しみな季節がやってくる…。