田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

垣間見たアメリカ 11

2012-06-14 16:02:55 | 海外の旅

 6泊7日という短い日程でアメリカの観光ポイントを駆け抜けてきた。それはまさに広大なアメリカの一端を垣間見たに過ぎない。そのようなわずかな体験でアメリカを云々評するのはおこがましい。それでも私なりの感慨は残った。今回の旅を記憶に留めるために旅の記録と共に、垣間見たアメリカを綴ってみたい。

身体のビッグなアメリカ人 

 「垣間見たアメリカ」というタイトルなのに旅行記的な内容を綴ってきたきらいがある。
 今回の旅行の観光ポイントだった4か所のレポートも終えたので、今回からは本当の意味で垣間見たアメリカのことを2~3レポートすることにします。

 今回の旅行中、ずーっと感じ続けたことがあった。それは私の想像していた以上にアメリカ人の身体が大きかったことだ。
 彼らの身長が我々日本人より高いことはもちろん承知していた。しかし、私が言っているのは身長のことではなく、身体全体がデカいということだ。(つまり大きくて太っているということ)
 動物性たんぱく質やファストフードの摂り過ぎで肥満症が増えているとは聞いていたが、空港のターミナルや飛行機内で見るかぎり、そうした人の割合が想像していた以上に目立った。それはターミナルにおいては絶えず目に入ってくるといった具合だった。

          

 その要因はやはりアメリカ人の食習慣に因るものなのだろう。
 「垣間見たアメリカ 7」でも触れたように、彼らの食事の量の多さには正直言って驚いた。

          

 こんなことがあった。
 アクシデントの発生によって朝食をバウチャーチケットを使って空港のターミナル内で調達しなければならない場面があった。
 私はパンに挟む具材を自由に選べる仕組みのサンドイッチ店に入った。
 最初にパンの大きさを指定するのだが、レギュラーサイズとハーフサイズがあった。レギュラーサイズはおよそ30cmはあるのではないかと思われた。私の前の女性は当然のようにレギュラーサイズを指定していた。私はその大きさに恐れをなしハーフサイズを指定したのだった。その後さまざまな具材をチョイスして会計をした。
 そして飛行機内で食したのだが、私にはハーフサイズで十分な量だった。
 きっとアメリカ人にとってはレギュラーサイズがごく普通の量なのではないかと思われる。

          

 飛行機に乗ったときのことだ。
 まだ20代にも達していないようだったが、体の横幅が明らかに私の倍はあろうかと思われる女性が私の前の座席に座った。
 なんとか座席に収まっていたようだが、相当に窮屈だったに違いない。

          

 ことほど左様にアメリカは国も大きいが、そこに住む人たちもビッグだった。
 日本人も食の西欧化に伴い肥満傾向の人が増えてきているという。
 他人ごとではない。私も気を付けねば…。