田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

市立大通高校とのコラボ

2012-06-21 22:40:16 | ボランティア
 近代美術館前の空き地に植物(アルテルナンテラ)で“ART”文字を描き始めて今年で3年目になる。大通高で育てていただいたアルテルナンテラの苗を19日(火)生徒の手で植え付けをしてもらった。 

 アルテルナンテラは本来多年草なのだが、寒さに極端に弱いため北海道では晩秋になると鉢上げして冬越しをする。そして春になると挿し芽をして苗を増やすことになる。
 その冬越しを市立大通高校にお願いし、「暮らしの緑化」コースを選択した生徒さんに管理をお願いしていた。
 春(2月末)には生徒さんたちに挿し芽の作業もやっていただき、その後の幼苗のお世話もお願いしていた。

          
          ※ この日空き地の周辺はポプラの綿毛が大量に降り積もり、辺りは真っ白になってしまった。

 苗の育ち具合は必ずしも良くなかったが、時期も遅くなっていたので空き地に植栽することにした。
 19日は「暮らしの緑化」の生徒さん10名が苗を手にして空き地にやってきてくれた。
 生徒さんたちは好天の中、汗をかきながら黙々と植え付け作業をやってくれた。

          
          ※ そんな綿毛を避けながら大通高校の生徒たちは黙々と植え付けをしてくれた。(下の写真も)

 前記したように苗の育ちが良くないために今のところ見栄えは良くないが、7月中頃くらいになると多少は見られるようになるのではないかと期待している。
 私が時おり高校を訪れて苗の生長具合を確かめアドバイスしたとは言っても、そのほとんどは市立大通高校の皆さんにお世話になったことになる。

          
           
 それほどお世話になったのに、“ART”文字が鮮やかに(?)に見られるのがわずか2ヶ月程度とはあまりにも短い。
 私は今、労多くして報われることのあまりにも短いアルテルナンテラに見切りをつけ、別の種がないものかといろいろ探しているところだ。

          
          ※ この写真では植え付け直後に水をかけたためにまだ“ART”の文字が分かるが、土が乾くと苗が小さいために今のところほとんど“ART”文字とは気づかれないほどである。

 それはともかくとして、19日に植え付けた“ART”文字が一日も早く道行く市民の皆さんの目に留まるように生長することを願っている。