田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 52 八軒地区で見た珍景

2015-02-05 22:47:39 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 街中を歩いていると、ご本人にとっては無くてはならない必要なものでありながらも、関わりのないものから見ると珍しかったり、不思議だったりするものが目に映ることがある。八軒地区を歩いていて、面白いものが目に入った。 

 住宅街を歩いているときだった。非常に懐かしい物件が目に入った。
 屋外用の「灯油タンク」である。球状をした、まるで地球儀のような灯油タンクは今から40年以上前くらいではどの家庭でも設置していたタンクだったのではないだろうか?
 私も家庭をもった当初の頃、使用していたものである。

          

 今や札幌の街中を巡っても、全てが方形のものである。
 非常に大切に使用されていたものと窺える。
 おそらく3~400リットルは入ると思われるが、屋外用の「灯油タンク」が開発され当初は、耐久性に最も優れた形として球形が採用されたのだろうが、その後用材の開発が進み、場所をとらない現在のような形になったと考えられる。
 懐かしい、懐かしい物件に出会った思いである。

          


 同じく住宅地区を歩いているとき、住宅の横に箱型の物があり、そこに「カラスまいったー Ⅱ」と書いたシール状のものが貼ってある箱が目に留まった。それが意味することを理解できずにやり過ごした。
 ところが、同じ物が何度も登場するのだ。3度目だったろうか?「これは何か意味がありそうだ」と気付き、近寄ってみると、どうやら地区のゴミ収集所だということが分かった。

          

          

 ちょっと内部を見させてもらうと、ゴミを囲うフェンスと、それを覆うネットが、小さな箱の中にコンパクトに収められていて、どこかの業者が開発したものを、町内会が採用した結果、近隣でたくさん見ることができたようだ。
 知っていた方には何も珍しい物件ではないが、知らなかった私には「なかなかのすぐれもの」と思わせた物件だった。それにしても「カラスまいったー Ⅱ」はクスッと笑わせてくれるネーミングである。

          


 最後は表通りで営業をしている「蕎麦屋さん」である。
 十割そばを謳い、徹底的に「自然」をウリにしている蕎麦屋さんのようで、建物もユニークである。

          

 私が最初に「あれっ?」と思ったのは、屋根へ通じる鉄製の梯子である。普通の梯子とはその形状が異なっているのである。いかにも「他とは違うぞ」とアピールしているように見受けた。

             

 また、店の二階部分のところに取り付けられている鉄製のものは何を意味するのか分からなかった。これも店をアピールするためのアイテムの一つなのかもしれない。

             

 なかなかユニークなお蕎麦屋さんの、蕎麦の方の味もユニークなのだろうか?
 一度食してみる必要がありそうだ…。