チェロは最も人間の声に近い楽器だと奏者の鈴木知美さんは言った。親しみやすい曲から、本格的なチェロのための楽曲まで幅広くチェロの音色を聴かせてくれたコンサートだった。
※ コンサートの写真撮影はもちろんNGです。開演前のステージの様子です。
一週間も経ってしまった。2月1日(日)、中央区民センターにおいて中央区主催のコンサートが開催された。
冠に「PMFプレゼンツ」とあるが、2013年夏のPMFアカデミー修了生の鈴木知美さんのチェロ演奏に、池田茜さんがピアノ伴奏する形でのコンサートだった。
中央区主催であるから、もちろん無料のコンサートである。このところ私が参加するコンサートの類はほとんどが無料のものである。札幌の場合、丹念に探していくとこうした類いのコンサートが数多く存在し、札幌に住んでいることのアドバンテージを感じる部分である。
※ この写真は不鮮明ですが、鈴木友美さんはなかなかの美形の方でした。
コンサートは、エルガーの「愛の挨拶」から始まった。ヴァイオリンの曲としても有名であるが、チェロにもとても合った一曲である。当日演奏された曲を紹介すると…、
◇「愛の挨拶」 (エルガー)
◇「12の変奏曲 作品66」 (ベートーヴェン)
◇「幻想小曲集 作品73」 (シューマン)
◇「ヴォカリーズ」 (ラフマニノフ)
◇「ルーマニア民族舞曲~チェロ、ピアノ編~」 (バルトーク)
《 休 憩 》
◇「モーメントミュージカル」 (シューベルト)
◇タンゴメドレー「アディオスノニーノ ~ リベルタンゴ」 (ピアソラ)
◇日本の曲メドレー「荒城の月 ~ 浜辺の歌 ~ この道 ~ 赤とんぼ」
◇「序奏と華麗なるポロネーズ」 (ショパン)
《アンコール曲》
◇「愛の讃歌」 (マルグリット・モノー)
※ 池田茜さんが右側の山神壮平さんとのピアノディオコンサートの際のポスター写真のようです。
曲の後ろに記した作曲家を見てみると、有名な作曲家の曲を網羅した感のある選曲である。
クラシックファンなら垂涎の曲が並んだのかもしれないが、疎い私にとっては猫の小判的な曲もあった。私の耳にはチェロに合っていたと思えた曲は「ヴォカリーズ」と最後の「序奏と華麗なるポロネーズ」の2曲だった。チェロの場合、ヴァイオリンと比べて低音域のため、時にはピアノの音に消されてしまうところが出てくるのは、しかたのない宿命か?
それでも確かな技量を備えた二人の演奏は、ひと時を十分に楽しませてくれた。
最後にちょっとオヤジ的な感想を…。
お二人は共に演奏会用のドレスを纏って登場したのだが、それは胸から上のところの肌が露出するドレスだった。
チェロの場合、椅子に腰かけて正面を向いて演奏する。ヴァイオリンなどと違い、チェロは大きな楽器のため、演奏するにもそれなりの力がいるようだ。右手の弓を弾くときに胸や腕の筋肉が収縮するところに目がいってしまった。まったくオヤジ的な見方で、困ったものである…。
※ コンサートの写真撮影はもちろんNGです。開演前のステージの様子です。
一週間も経ってしまった。2月1日(日)、中央区民センターにおいて中央区主催のコンサートが開催された。
冠に「PMFプレゼンツ」とあるが、2013年夏のPMFアカデミー修了生の鈴木知美さんのチェロ演奏に、池田茜さんがピアノ伴奏する形でのコンサートだった。
中央区主催であるから、もちろん無料のコンサートである。このところ私が参加するコンサートの類はほとんどが無料のものである。札幌の場合、丹念に探していくとこうした類いのコンサートが数多く存在し、札幌に住んでいることのアドバンテージを感じる部分である。
※ この写真は不鮮明ですが、鈴木友美さんはなかなかの美形の方でした。
コンサートは、エルガーの「愛の挨拶」から始まった。ヴァイオリンの曲としても有名であるが、チェロにもとても合った一曲である。当日演奏された曲を紹介すると…、
◇「愛の挨拶」 (エルガー)
◇「12の変奏曲 作品66」 (ベートーヴェン)
◇「幻想小曲集 作品73」 (シューマン)
◇「ヴォカリーズ」 (ラフマニノフ)
◇「ルーマニア民族舞曲~チェロ、ピアノ編~」 (バルトーク)
《 休 憩 》
◇「モーメントミュージカル」 (シューベルト)
◇タンゴメドレー「アディオスノニーノ ~ リベルタンゴ」 (ピアソラ)
◇日本の曲メドレー「荒城の月 ~ 浜辺の歌 ~ この道 ~ 赤とんぼ」
◇「序奏と華麗なるポロネーズ」 (ショパン)
《アンコール曲》
◇「愛の讃歌」 (マルグリット・モノー)
※ 池田茜さんが右側の山神壮平さんとのピアノディオコンサートの際のポスター写真のようです。
曲の後ろに記した作曲家を見てみると、有名な作曲家の曲を網羅した感のある選曲である。
クラシックファンなら垂涎の曲が並んだのかもしれないが、疎い私にとっては猫の小判的な曲もあった。私の耳にはチェロに合っていたと思えた曲は「ヴォカリーズ」と最後の「序奏と華麗なるポロネーズ」の2曲だった。チェロの場合、ヴァイオリンと比べて低音域のため、時にはピアノの音に消されてしまうところが出てくるのは、しかたのない宿命か?
それでも確かな技量を備えた二人の演奏は、ひと時を十分に楽しませてくれた。
最後にちょっとオヤジ的な感想を…。
お二人は共に演奏会用のドレスを纏って登場したのだが、それは胸から上のところの肌が露出するドレスだった。
チェロの場合、椅子に腰かけて正面を向いて演奏する。ヴァイオリンなどと違い、チェロは大きな楽器のため、演奏するにもそれなりの力がいるようだ。右手の弓を弾くときに胸や腕の筋肉が収縮するところに目がいってしまった。まったくオヤジ的な見方で、困ったものである…。