尾籠な話と侮るなかれ!コトは私たちにとって大切なトイレの話である。私は西表島で逆ショックな一件に遭遇した。日本は失われた10年とか、20年と言われているが、旅する環境は着実に改善・整備されているようだ。
※ トイレの話のお口直しに、八重山のきれいな海を特集します。写真は小浜島の海岸です。
西表島の宿に着いて一息つき、私は用(大の方)を足すことにした。用を終えて、当然のようにしてトイレットペーパーで後始末をした。
その時、ハッと気付いたのだ。便器を良く見ると、その便器がウォシュレットタイプだったことにその時初めて気付いたのだった。
※ この写真もレンタサイクル店の主人イチオシの海辺の様子です。
私の中では、離島にある普通の旅館(バストイレ付ではあったが)だから、当然ウォシュレットなど無いものと頭から決め込んでいたのだ。
というのも、私の中に刷り込まれた現象があったのだ。
少し以前の話になるのだが、2008年に妻と沖縄本島を旅したことがあった。その時の宿は沖縄でも高級に属するリゾートタイプのホテルだったので、当然ウォシュレットタイプだろうと思っていたのが見事に裏切られた記憶があった。ホテルの名誉のために書き添えておくと、ホテルのコモンスペースにあったトイレはウォシュレットタイプだったが…。
※ こちらは小浜島の細崎という岬から遠くに西表島を望む一枚です。
あれから7年、時間は経ったとはいえ、沖縄本島からはるか離れた八重山の離島の和式の宿のトイレがウォシュレットタイプだったとは嬉しい誤算だった。
※ この海岸はウミガメが産卵に上陸するという黒島の海岸です。
そんなことがあって旅をふりかえったみたところ、離島とはいえ観光スポットに設けられたトイレはいずれも水洗トイレがもちろん整備されていた。西表島から水道を引いているという黒島の海辺にあった公衆トイレも水洗トイレだった。
ここのトイレなどはシーズンオフだったせいかもしれないが、人っ子一人訪れていない海岸だったのだが立派に整備されていた。
※ 小浜島のフェリーターミナル近くの海岸ではカイトを使ったボードで遊ぶ若者がいました。
ことほどさように、観光地だけではないと思われるが、日本におけるトイレ事情はかなりのスピードで改善されているようだ。トイレが水洗化されているということは下水道の施設設備が整っているということになる。(もっとも中には簡易水洗で単独で浄化槽を設置している場合も考えられるが…)
日本は失われた10年とか、20年とか言われ、社会基盤(インフラ)の整備が遅れがちとも云われていたが、どっこい着実にその基盤は整備されているのではないか、と思わせられた一件だった。
※ 西表島の「星砂の浜」ですが、星砂はすでに獲りつくされてしまったようです。
《ウォーキング覚書》
2/21~2/25の5日間も着実に毎日一万歩強のウォークを実施することができた。
我が家から一万歩圏内はほとんど歩き尽くした感があり、札幌珍景的なものを見ることも少なくなったが、それでもこれまで撮り貯めた中で報告できていないものがある。近々報告できたらと思っている。
◇2/21 11,361歩 ◇2/22 12,897歩 ◇2/23 10,986歩 ◇2/24 11,583歩 ◇2/25 12,059歩
◇5日間合計 58,886歩 ◇2/21~2/25の一日平均 11,777歩
この5日間は2/24を除いて連日のように講演や講座に参加した。その会場までの往復路を歩いたのだが、それでは一万歩に達しない。そこで始まる前に会場まで遠回りをするようにして歩数を稼ぐようにした。2/23などは歩数計を眺めながらギリギリで一万歩をクリアした。