台風が北海道に上陸することはそれほど数多くはない。それが今回、いきなり本道を直撃するという珍しいケースだった。札幌では昼過ぎから大雨に見舞われ、一時避難準備警報も発せられたが、心配された事態にはいたらなかったようだ。
台風が近づいたというニュースに接しても、ほとんどは九州、四国地方への上陸が心配されるケースがほとんどで、北海道に達するころには温帯低気圧に変わっている場合がほとんどである。
それが今年は台風6号も、そして今次7号も、直接北海道に向かってきたというレアなケースのように思われる。
午後4時ころだった。某所で会議を終え、自宅に帰り着いたころには激しく叩き付けるような雨に見舞われ、車で帰り着いたものの、その激しさからしばらく車から降りることもできない状態だった。
夕方にはスマホが何度も激しく警報を鳴らし続けた。札幌市内の厚別区・清田区方面に避難準備警報が何度も発せられた。
交通機関もかなり乱れたようだし、北海道全体でみると道路の冠水や住宅への浸水も報告されたようだが、全体としては心配されたような事態とはならず、峠を越したように思われる。
この台風7号が私に及ぼした影響は二つある。
一つは、明日の朝に計画していた「ブリリア会」の清掃活動である。すでに会員には活動計画をお知らせしている現状であるが、明朝の状況がどうなるか?
現在、雨は止んでいるようだ。清掃区域は舗装路なので、舗装面が乾いていれば予定通り実施したいと考えているが、明朝の私の判断が重要となってくる。さて、どうするか?
もう一つが、間近に迫った“富士山 Sea to Summit”の天気である。今のところ次の台風はまだ発生していないようだ。また、富士市の向こう10日間の天気予報も、好天の予報ではないが、実施には問題ない天気のようだ。
問題は4日目の富士山登頂に日(24日)である。こればかりは山の天気ゆえ(特に富士山だからなお)確実な予報は出ていないようだ。
やはり確率は50パーセントか?
天気ばかりはしようがない。運を天に任せ、天を信じて出発を待っている。