ロシアWC期間中の約二か月の休戦が明けてJ1リーグが再開した。我がコンサドーレは厚別に昨年度のJ1チャンピオン川崎フロンターレを迎えての戦いだったが1対2の敗戦となった。巧者川崎の前に屈したコンサだが、その戦い方には私たちサポーターをワクワクさせるものがあった。
足の故障はいかんともし難い…。久々のコンサ戦を厚別まで行って観戦しようと計画していたのだが、とてもそのようなコンディションではなく、しかたなくTV観戦となった。
対戦は試合巧者の川崎がボールポゼッションでコンサを上回り、札幌陣内での時間が多かったが、コンサは粘り強く守り、時には鋭い反撃で何度もチャンスを作ったのだが…。
前半をなんとか0対0で折り返したいと思われた42分、GKのク・ソンユンが相手シュートを弾いたところを詰められて1点を献上してしまった。
さらに後半開始直後の52分、今度は川崎のエース小林に技ありのシュートを許し、0対2となり試合は難しくなってしまった。
その後もコンサは粘り強くチャンスは作るものの決めきれず時間だけが過ぎていった。
このまま試合終了かと思われたアデショナルタイムに入り、途中出場の小野のシュートが相手DFのハンドを誘い、福森のFKを相手GKが弾いたところに都倉が詰めていて1点を返したが時すでに遅く、試合終了のホイッスルを聞いてしまった。
試合は残念な結果であり、J1中断前からこれで2連敗(天皇杯を除いて)となってしまった。ちょっと心配ではあるが、これがJ1の厳しさだろう。前半戦を5位で折り返したことのほうが予想外の出来事だったのだから…。これからはますます厳しい戦いが予想される。
しかし、今日の試合を見ていて、けっして悲観することはないと思った。
相手の川崎は確かに戦力的にもコンサを上回っていて、試合巧者だった。それでも今年のコンサは少しも臆することなく、試合の随所において攻撃的姿勢を見せてくれ、試合を見ている私たちをワクワクさせてくれるシーンが何度もあったからだ。私はミシャサッカーを熱烈に支持したいと思う。
後半戦のJ1は神戸や鳥栖には元スペイン代表の大物選手が加入するなど勢力地図にも変化が見られ、厳しさは一層増すものとみられる。
そうした中においても我がコンサドーレは、そこに伍して十分に戦ってくれるものと確信させてくれる今日の試合だった。
ミシャ監督の「冒険コンサドーレ」のポスターを部屋に飾って、熱烈応援を続けたいと思う。コンサドーレ!!