田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

病み上がりフットパス

2018-09-03 17:18:53 | フットパスウォーク & トレッキング

 スカッと晴れ上がった空の下、久々のフットパスウォークを楽しんだ。とは言っても、7月、8月とまったく身体を動かしていなかったために、僅か8.5キロの平坦な行程でもけっこうな負荷を感じながらのフットパスとなった。

      

      ※ コース全図です。丘珠空港を過ぎてからのルートが非常に複雑です。

 昨日(9月2日)、フットパスの普及促進を図る団体「エコ・ネットワーク」が主催する「札幌定例フットパス」があると新聞で知り参加を申し込んだ。

 コースは、百合が原駅~百合が原公園~丘珠空港~モエレ沼公園間の約8.5キロだという。脚の故障から6月21日の「篠津兵村フットパス」以来、7月、8月とまったく身体を動かしていなかった私のリハビリにはちょうど良いのでは、と判断したのだ。

          

          ※ JR百合が原駅前は写真のように閑散とした様子です。

 朝、スタート地点のJR百合が原駅前に降り立った時は、空がスカッと晴れていて、秋の青空が広がる絶好のフットパス日和だった。

 「定例」というぐらいだから、ほとんどの参加者は毎回のように参加されている方たちのようだ。参加者を数えてみると、主催者の男性が2人、参加者男性が3人、それに対して参加者女性は21人と圧倒的に女性が多数を占めた。どこでも女性の元気が良い!

          

          ※ スタート地点のJR百合が原駅前を出発した御一行様です。女性ばかりが目立ちます。          

 開会式のような格式ばったものはなく、準備体操もなしでリーダーの小川巌氏を先頭にしてあっさりとスタートした。

 百合が原駅に隣接するように広がる百合が原公園を横断するようにして丘珠空港を目指した。百合が原公園は朝まだ早かったせいか市民の姿はまばらだった。

           

          ※ 百合が原公園にはまだ市民の姿が少なかったようです。

 やがて丘珠空港の横に拡がる遊歩道に入った。

 実は私はこのコースを2013年の6月に一度歩いたことがあった。歩きながら、その間の5年間で遊歩道が大きく様変わりしているのを驚いていた。5年前は空港の横の砂利道を苦労して歩いたのだったが、今回は見事にアスファルト舗装された遊歩道が伸びていた。

          

          ※ 丘珠空港の横にはご覧のような遊歩道がずーっと伸びていました。

          

          ※ 空港には着陸した飛行機が空港ビルに向かって移動していました。

 フットパスの方はひたすら歩く、歩く…。ペースがそれほど速くないのがリハビリの私には都合が良い。

 長~い、長~い、滑走路わきの遊歩道を歩き終わったときには薄っすらと汗をかいていた。

 

 私が以前体験した時は、ここからが大変だった。というのもマップが十分でないのか、私の読図能力に問題があったのか、まったくコースが分からなくなってしまった。私はゴールのモエレ山を目ざしてフットパスウォークしたことをおぼえている。

 今回は経験十分のリーダーが複雑なコースを迷いなく案内してくれた。ただ付いていくというのはつまんないですけどね。

           

          ※ 空港脇を離れると、丘珠地区の田畑が広がっています。収穫前の丘珠名産タマネギ畑です。

 コース上にあった農家の倉庫のようなところで農産物直売所が開かれていた。参加者はそれぞれ、思い思いに野菜や果物を購入していた。私も皆さんに倣って、朝もぎのトウモロコシとエダマメを購入した。ここらあたりがフットパスの楽しさ?

          

          ※ こんな寄り道をするのがフットパスの楽しみかも?

          

          ※ 私が購入した一つ、朝もぎのエダマメです。美味しかっです。

 複雑な経路を辿り、何度か道路を横断していると農業体験交流施設「さとらんど」に着いた。好天とあって多くの市民が詰めかけ、施設内のバーベキューコーナーは大賑わいの様相を呈していた。

          

          ※ 「さとらんど」でバーベキューを楽しむたくさんの市民です。

  楽しむ市民を横目に、私たちはゴールのモエレ沼公園を目指した。

          

          ※ モエレ沼のランドマーク?「モエレ山」が見えます。

          

          ※ モエレ沼公園内の白樺林の中を往く参加者たちです。

 予定どおり2時間、正午過ぎにモエレ沼公園の入口である駐車場に到達し、無事解散となった。

 リハビリ目的の私だったが、やはり2ヵ月のブランクは大きい。大した距離ではないのに、けっこうな疲労が私を覆っていた。

          

          ※ 無事にゴールした参加者です。真ん中奥でこちらに顔を向けている方がエコ・ネットワークを主宰する小川巌氏です。

 まだまだ完全でない私の脚は、今日(翌日)になって若干の痛みを感じている。それでも快方に向かっていることを実感したので、これからは徐々に身体を動かすようにしていきたいと思うことができた“病み上がりフットパス”だった。