田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌のマチはラグビーWC一色!?

2019-09-21 18:32:05 | スポーツ & スポーツ観戦

 とはいっても、それは札幌のマチの一角であるのだが、そこは確かにさまざまな国の人たちがビール片手にラグビーWC観戦を楽しんでいた。昨日の日本代表の快勝によって、日本国内も、私の中でも俄かに盛り上がってきた!

      

     ※ 大通公園2丁目広場のファンゾーンでオーストラリア対フィジー戦を見つめる観戦客たちです。

 

 昨日の日本代表(愛称:チェリーブロッサムズ)の対ロシア戦の快勝はラグビーの俄かファンを急増させたに違いない。昨日の初戦、試合開始直後は信じられないようなミスを連発し、私をイライラさせたが試合が進むにつれて落ち着きを取り戻し、対戦を終わってみれば予想通りの快勝で今後に期待を抱かせてくれる内容だった。昨日の対戦は自宅観戦だったが、札幌市内のパブリックビューイングは大盛り上がりだったという。

 そこで明日のイングランド対トンガ戦の生観戦を前に、札幌市内の盛り上がりを体感しようと、本日のオーストラリア対フィジー戦をパブリックビューイングで観戦しようと大通公園2丁目広場に設けられたファンゾーンに駆けつけてみた。

     

     ※ 会場には写真のような花で飾られた大会名のモニュメント(?)がありました。

     

     ※ 試合開始の1時間半前、会場はまだ疎らでそれぞれビールを楽しむ人がいました。

     

     ※ 会場内で目立った外国人たちです。

     

     ※ オーストラリアのワラビー(オーストラリアチームの愛称)をあしらった法被を着た人です。

 ファンゾーンに入る前、大通3丁目のところに体の大きな外国人たちが長い行列を作っていた。「何ごとだろうか?」と訝った私だが、どうやら試合会場の札幌ドームに向かうシャトルバスの発車場所だったようだ。

 ファンゾーンというのは初めての体験だった。入場そのものは無料だったが、会場は周りが囲まれていて入口が二か所設定され、入場するには手荷物検査が行われていた。私が入場したのは試合開始の1時間半前だったが、会場内では早くもビール片手に談笑する人たちがたくさんいた。会場は2丁目広場全体がファンゾーンとなっていて、中央に大型ビジョンモニターが裏表に設置され、両側から観戦できる仕組みとなっていた。

     

     ※ 試合が始まるとご覧のように立見席はびっしり詰まっていました。

     

     ※ 反対側のビジョンの前はゆっくりと座って観戦していました。

 試合開始前、会場ではラグビー選手OBのトークショー、太鼓集団の演奏、ヨサコイソーランの平岸天神チームの演舞などが披露された。太鼓やヨサコイの演舞には外国人が興味深そうに見つめているのが印象的だった。

     

     ※ 試合前のトークショーに登場した元日本代表選手(左)と現役のトップリーグの選手(右)です。

     

     ※ 和太鼓の素晴らしいパフォーマンスと大音量には外国人たちも大感激のようでした。

     

     ※ ヨサコイの平岸天神はステージが小さくて本来の良さを十分に発揮できなかったのが残念でした。

 さて肝心のオーストラリア対フィジー戦だが、前半は下馬評で不利だったフィジーがフィジカルに任せて相手ディフェンスを弾き返すような攻撃で優位に立ったが、後半に入って疲労が隠せず逆転を許し、オーストラリアの勝利となった。パブリックビューイングの会場に両国の応援団はいなかったようだが、前半戦のフィジーの善戦に判官びいきの日本のファンから大きな声援が挙がったのが印象的だった。私も観戦していて、フィジーの選手たちが相手ディフェンスを弾き返しブルドーザーのように前進する姿に改めてラグビーの醍醐味を覚えた。

     

     ※ 南洋諸国チームの試合前の儀式ウォークライを行うフィジーチームです。(フィジーはシンジというそうです)

 そして今、フランス対アルゼンチンの対戦をTV観戦したが、この試合も一進一退の攻防を繰り返し、ノーサイドの笛を聞くまで勝利がどちらに転ぶのか分からないスリリングな展開を観て、改めてラグビーの面白さを実感している。

 そして今夜、この後はニュージーランド対南アフリカという優勝候補同士の対戦である。どのような試合展開になるのか、ワクワクドキドキしながら試合開始のホイッスルを待ちたいと思う。