田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

サッポロのマチはきれい!

2019-09-24 18:49:23 | 環境 & 自然 & 観察会

 嬉しい新聞記事を見た!ラグビーWC観戦で札幌を訪れた外国人が異口同音に「サッポロのマチはきれい!」と発したという。札幌に住んでいる一人として、札幌の街をきれいにすることに少しは貢献している一人として嬉しい新聞記事だった。 

 本日もラグビーWC関連の投稿をすることにする。(いつまで続くやら…)本日、9月24日に配信された北海道新聞には「ファン笑顔 国際色豊か」と題して、ラグビーWCで訪れた10人の外国人のインタビュー記事を載せている。その質問の一つに「北海道・札幌の印象」を聞いている。

       

       ※ 札幌のシンボル「大通公園」は札幌の誇りでもあり、先人の先見の明に感謝したい。

 それを読んでいるとインタビューを受けた10人のうち半分の5人の人が「マチがきれい」なこと、「マチが美しい」ことに直接言及している。その他の人も自然の景色が素晴らしい、日本人が親切であることなどに触れている。今回の場合に限らず、日本を訪れた外国人が日本の街並みを見て「きれいだ」、「美しい」と発することについてはよく見聞することである。このことは日本人として誇っていいことだと普段から思っていた。そして、その日本の中でも札幌は「特にきれいなマチ」「特に美しいマチ」だと普段から私は思っていた。私は別に都市間競争を煽るつもりなどない。ただそうした印象を持つのは、それはたぶん、札幌の街は歴史が浅いこと、寒さが厳しいことなどが影響していると私は考えている。歴史が浅いから下町的な猥雑な雰囲気ができなかった。寒さが厳しいからしっかりした造りの建物が多い。そして何より明治初期に島義勇判官が札幌の街を碁盤の目状に創ることを構想したことが大きいだろう。札幌の中心を貫く大通公園は札幌のシンボルであり、札幌の誇りでもある。きっと来道した外国人は大通公園を見て、その印象を抱いてくれるのだろう。

       

       ※ 札幌は自然が間近に存在するのも魅力の一つである。

 しかし、それだけではない。「日本人は清潔好き」と言われている。きっとそうしたことも外国人の目から見ると、「きれい」「美しい」という印象を与えるのだろうと思われる。そのことを私たちはもっと誇っていいと思うし、またその意識を高めていくことも必要なのではと思っている。私は別に日本国礼賛を意図しているわけではない。外国人から見える日本の良さをもっと誇り、その良さをさらに高めていくべきではと思っている。

 私たちが10年間にわたって、道立近代美術館前の歩道の清掃活動を行っているのも、私たちの身近な環境を少しでも“きれいに保ちたい”というささやかな思いがその原点である。ラグビーWCの観戦に訪れた外国人たちが近代美術館まで足を伸ばしたとは思えないが…。

       

       ※ 私たちが直近の(20日)清掃活動できれいに清掃された近代美術館前の歩道です。

 今回のラグビーWCは、私たちがふだん気にしていないことに気づかされる貴重な機会でもあったような気がしている…。

 ※ 今回使用した二枚の札幌の街の写真はウェブ上から拝借しました。