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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ひな祭りコンサート in かでる2・7

2022-03-05 16:40:14 | ステージ & エンターテイメント

 恒例の「かでるひな祭りコンサート」である。今回で13回目というコンサートだが、ホールにはフルートとピアノの優しい調べが響き渡り、ちょっぴりとひな祭り気分を味わった。

        

 3月3日(木)、北海道立道民活動センター(愛称:かでる2・7)において第13回目の「かでるひな祭りコンサート」が開催され参加してきた。

 今回の出演はフルートの宮崎こまちさんと、ピアノの荒川真央さんのデュオだった。経歴を見ると、フルートの宮崎さんはまだ札幌大谷大学音楽科の4年生に在学中だという。在学中から外部のコンサートに出演するのは相当に優秀なプレイヤーのようだ。(なお、ピアノの荒川さんは札幌大谷大学音楽科の卒業生である)二人はひな祭りらしい曲も含めて計6曲を優しい音とともに私たちに届けてくれた。その6曲とは、

◇河村直則/うれしいひなまつり

◇尾高尚忠/フルート協奏曲より 第1楽章

◇ブラームス/子守唄

◇ブラームス/ハンガリー舞曲第5番

◇松任谷由美/春よこい

◇ペジャ/フルートとピアノのためのソナタ

   

 硬軟織り交ぜた曲の構成は、いかにも一般を対象とした無料コンサートらしい構成であり、聞き覚えのある曲も多くあり楽しめた。フルートとピアノといった組み合わせの場合、どうしてもフルートが主で、ピアノは従という関係になるのは仕方のないことか?今回の場合もフルートが前面に出た形でのコンサートだった。その宮崎こまちさんのフルートであるが、素人判断ではあるがなかなかの実力者と見た。フルートが持つ可能性を引き出そうとする意欲的な演奏をしていたように私には映った。特に2曲目の「フルート協奏曲より 第1楽章」でその片りんを魅せてくれた。

   

 大学を卒業して、札幌で活躍されるのか、あるいは中央に出られるのか分からないが、大いなる活躍を期待したいと思った。

   

 かでる2・7では「ひな祭りコンサート」だけではなく、今年も定期的に「ロビーコンサート」を予定しているようである。ミニコンサートではあるが、良質の音楽を無料で提供してくれるこのコンサートを私は楽しみにしている。できるかぎり今年も参加していきたいと思っている。



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