田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市の都市緑地めぐり⑫  野津幌川緑地

2020-06-25 16:24:10 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 「野津幌川緑地」は札幌市厚別区内を流れ、厚別川に合流する河川であるが、緑地はその野津幌川の両岸に広がる緑地である。歩く分には新川緑地とは違い、堤防上を歩く散策路だったために気持ちよく歩くことができた。

   

  ※ これは右岸の様子です。左にヤマボウシが見えますが、この花が河岸では目立ちました。

 野津幌川緑地(厚別区)  113,438(ドーム約2.2個分) 探索日 ‘20/06/22

   

   ※ 野津幌川緑地全体のマップです。私は右端の「青葉通橋」から左の「野津幌川橋」までを往復しました。

 「野津幌川緑地」は緑地の東端にあたる「青葉通橋」から下流に向かって左岸を歩き始めた。「青葉通橋」のすぐそばに「もみじ台緑地」に属するパークゴルフ場の駐車場があるためにスタート地点としては好都合だった。

   

   ※ この「もみじ台南側緑地パークゴルフ場」駐車場の車を駐車して…。

   

   ※ スタート地点の「青葉通橋」です。

 左岸は緑地が野津幌川に沿って細く散策路が伸びていた。ところどころに花壇が配されていたが、道路向かいの住宅地に近いことから、付近の住民が自宅の花壇感覚でおせわしているためだろうか?とても整備されていて、それを見る方も心地よい。

   

   ※ 写真のような標識を越えてスタートしました。

   

   ※ 初めのころは堤防法面にタンポポモドキの「ブタナ」が目立ちました。

   

   ※ おそらく近くの住民がお世話していると思われる緑地の花壇です。

 アスファルト舗装された散策路を淡々と進むと、最初の橋「小林橋(人道橋)」を通過する。「小林橋」を通過して間もなく、今度は車道橋の「紅青橋(こうせいばし)」を通過した。

   

   ※ 最初に現れた人道橋の「小林橋」です。

   

   ※ 次は車道橋の「紅青橋」です。

 景色はさほど変わらない。野津幌川の小さな流れは川岸の雑木に阻まれ水面を見ることはできない。ただ、堤防の法面に黄色や紅色の野の花が沢山咲いていて目に優しい。黄色の花は例のタンポポモドキのブタナだが、紅色の花の名は存念ながら不明である。

   

   ※ 河川敷内はこうして雑木が生い茂り、野津幌川の川面は見ることができません。

   

   ※ この鮮やかな配色、黄色は「ブタナ」、紫は「クローバー」ですが、紅色の花は「コウリンタンポポ」だと、フナさんから教えていただきました。

   

   ※ 緑地沿いにはこのような新築住宅や高層の集合住宅が目立ちました。

 続いて幹線の南郷通に架かる「もみじ橋」を通過する。「もみじ橋」を通過したころから、散策路脇に何やら体操器具(アスレチック器具?)のようなものが並び始めた。「散歩しながら体力づくりにも励みましょう」という設置者側の配慮なのかもしれない。面白い試みである。

   

   ※ 三番目に現れた南郷通に架かる「もみじ橋」です。

   

   ※ このようなアスレチック器具がかなりの数並んでいました。

   

   

   ※ 緑地ではどこでもよくお目にかかるバーコラです。

 第四の橋「原始林橋」が近づいたところで河川敷の改修工事が行われ、河岸の雑木が伐採されていて、ここで初めて野津幌川の川面を見ることができた。何の工事なのか素人には分かりかねるが、あるいは河川の直線工事だったのだろうか?

   

   ※ 河川敷の工事で雑木が伐採され、川面を見ることができました。

 そして近づいてきた「原始林橋」も全体が幕で覆われ改修工事中だった。

   

   ※ 「原始林橋」は改装工事の真っ最中でした。

 途中、何ヵ所か小さな樋門のようなものがあった。周りの住宅街が大雨に遭遇した時などのための水量調節機能のようである。

   

   ※ こうした小さな樋門の施設が時折顔を見せてくれました。

 そしてとうとう「野津幌川緑地」の北端に当たる国道12号線に架かる「野津幌川橋」に到達した。「野津幌橋」で折り返し、復路は右岸をスタートした「青葉通橋」を目ざしてのウォーキングだった。

   

   ※ 国道12号線に架かる「野津幌川橋」です。

   

   ※ 国道12号線は道幅も広く、交通量も多い道路です。

 目立ったところとしては「原始林橋」を通過した後、ちょっとした公園風の広場があった。この後も河岸に広がりがあるところにはパークゴルフ場があったり、自転車広場があったりした。そして、そのように広がっているところの散策路の外側は「野津幌川緑地」ではなく「もみじ台緑地」となっているところがやや複雑だった。

   

  ※ 左岸に入って間もなく、公園風のコンビネーション遊具が置かれた広場がありました。

   

   ※ その遊具があった広場の河川敷には自転車やボードで遊ぶ広場(?)でしょうか?

 極端な例では、右岸にあったパークゴルフ場は散策路を挟んで広がっていたが、散策路の内側(川の近い方)は「野津幌緑地」、外側は「もみじ台緑地」に属する、という清田区土木センターの説明だった。利用する市民にとってはどうでもいいことなのかもしれないが、私のように都市緑地めぐりをしている者にとっては興味深い区分けだなぁ、と思うのである。

   

   ※ 散策路は途中からサイクリングロートと兼ねた道路に変わりました。白い粉状のものはニセアカシアの花柄が落ちたものです。

   

   ※ こちらは河川敷なので「野津幌川緑地」側となります。

   

   ※ こちらは河川敷から離れているので「もみじ台緑地」に属する自転車広場です。

   

 私の足で往復9,000歩、約6.5キロを1時間半で歩き終えたが、ただ歩く分には「新川緑地」のように河川敷の低いところを歩くよりは、今回のようなある程度の見通しが効く堤防上の方が心地よく散策することができたのは言うまでもない。

 



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2 コメント

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Unknown (フナさん)
2020-06-26 11:28:12
新たなチャレンジ先を見つけたようですね。この緑地は国道12号の写真を見ると、我が家から近いのでランニングをしながら見学しようかなと思っています。それにしても毎日を有意義に過ごしていますね。私は今、炭鉄港に関心を持ち、空知管内を巡りつつあります。ところで紅色の花は「コウリンタンポポ」と思われます。もう一つ、ハナミズキだと思い込んでいたのがヤマボウシと間違いに気づきました。ありがとうございます。それではお互い元気に過ごしましょう。
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フナさんへ (田舎おじさん)
2020-06-26 18:06:48
 コメントありがとうございます!
 コロナ禍もありなかなか動けずにいたのですが、札幌をもう一度見直してみようと思い始めていた時に、札幌市内の緑道とか、緑地のことに目が向きました。新しい目標を見つけた思います。
 「野津幌川緑地」はランニングロードとして適したコースだと思います。ぜひ訪れてみてください。
 「コウリンタンポポ」のこと、教えていただきありがとうございます。鮮やかな朱色が鮮やかでした。
 「炭鉄港」…、懐かしい響きです。昨年春、札幌学院大の講座で座学と現地見学をしてきました。講師の吉岡氏(札幌国際大教授)のお話、解説が詳しくて楽しい学習になりました。フナさんはもっと広く深く調べ、見学されているものと思いますが、いつかその成果をお聞きしたいものです。昨年の学びのブログ貼り付けておきます。(前編)https://blog.goo.ne.jp/maruo5278/d/20190525
(後編)https://blog.goo.ne.jp/maruo5278/d/20190527

 あれっ?もしかしたらジャンプできないかもしれませんので、その際は日付で追ってください。(前編)’19/5/25 (後編)’19/5/27
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