自粛の要請に巣ごもり状態を続けていたが、それではならじとマチへ飛び出した。しかし、自粛のマチはどこか物悲しかった…。そして私が追い求めた春の兆しも今日のところはどこにも見当たらなかった…。
映画話ばかりで食傷気味に思っていたところ(5日間続いた)、函館市在住のsakagさんがご夫妻で20キロも歩いたと聞いて、刺激を受けた。本日(3月15日)は好天にも恵まれたので、家の近くを歩いてみることにした。
※ 札幌も中心街を離れると、ご覧のように歩道の歩く所だけは舗装が出た状態です。
向かったのはまずDVDのレンタル店だった。借りていたDVDを返却し、新たにまたDVDを借りてきた。借りたのはもちろんアカデミー賞作品賞の受賞作品である。あと残り数本でここ10年間の世界(アメリカ)と日本のアカデミー賞作品賞の映画をカバーできそうな状況となってきた。これまで何度レンタル店に行っても貸出中だった今年の日本アカデミー賞作品賞受賞の「新聞記者」をようやく借りることができた。
レンタル店を出で、札幌卸売市場に向かった。市場の傍にある場外市場を覗いてみようと思ったのだ。場外市場に近づいてみると、案の定、惨憺たるものだった。数人の買いも客(観光客?)は見えるものの、ほとんどの店は手持ち無沙汰をかこっていた。店員さんの足元で赤々と燃えるストーブの火が物悲しく見えた…。
※ 大きな派手な看板を背に、店員さんの背中が寂しそうです。
その足でJR桑園駅へ向かった。桑園駅の待合室も閑散としていた。きっと皆さんが不要不急の外出を控えているのだろうと推測された。
※ JR桑園駅の西口待合室です。
※ こちらは東口待合室です。長いベンチに一人の婦人がぽつんと座っていました。
そして桑園駅の隣にあるイオン桑園店を覗いてみると、ここはそれまで2か所とは違い、それなりの人出で賑わっていた。やはり日常生活に欠かすことのできない食料品を買い求めにやってきた人たちが多いようだった。ただ意外だったのはイオン内に出店しているラーメン店やフードコートがかなり賑わっていたことだ。これはどう考えれば良いのだろうか?お店の対応を信頼して、ストレス発散ということだろうか?
※ イオン桑園店の食品売り場はそれなりに買い物客が立て込んでいました。
※ 私が上りエレベーターで見たときは満杯に近かったようでしたが…。(写真は下りエレベーターで)
※ フードコートの様子です。ふだんの日曜日はもっと混んでいるのかもしれませんが…。
Sakagさんご夫妻が歩いた距離に及ぶべくもないが、それなりに歩き回った。その際、私はどこかに春の兆しはないものだろうかと日当たりの良いところを目を皿のようにして探し回ったのだが、残念ながらsakagさんのブログにあったクロッカスやスノードロップなどの花を見ることはできなかった。やはり札幌は函館よりは春の訪れが遅いということのようだ。
※ イオンの生垣ですが、一部だけ葉を付けていました。
※ マンションの日当たりの良いところでは植物が芽を付けていましたが…。
私たちが維持管理している樹種(クサツゲ)で象った「ART文字」の花壇もまだ雪が残っていて、クサツゲの頭がようやく顔を出したばかりだった。
※ 私たちが維持管理する「ART文字」のクサツゲは雪の中から頭を出していました。
何という歌だったか忘れたが、「春は近い♪春は近い♪足音が近~い♪」という歌謡曲があったような気がするが、札幌に春の足音が聞こえるようになるのはもう少し先のことのようだ…。
できるだけ身体を動かそうとは思っているのですが…。これからもボチボチと後を追い続けたいと思っています。それは無理かな?
函館は2月から積雪ゼロですので、今年は春の花が早いです。
ウォーキングも同じところを歩くと飽きてきますので、何か目的を持って歩くと結構歩けるものです。
少しずつ距離を延ばすのも面白いですよ。しかし、妻は筋肉痛だそうです。