田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

パイナップルは果物の王様!?

2021-07-11 16:41:18 | その他

 “王様” とはコストパフォーマンスの面からパイナップルは一番ではないか、と思っている。我が国は果物天国と云われるくらい年中さまざまな果物が出回っている。しかし価格もそれなりに、とあって庶民にはいつもいつもというわけにはいかない。その点パイナップルは…。

             

 私は無類の果物好きを自認している。だから我が家では絶えず何らかの果物が備わっていることを私は求めている。幸いなことに我が国はスーパーに行けば年中果物が豊富に出回っている。ところが果物の価格というのが馬鹿にはならない。私たち庶民が絶えず味わうには贅沢すぎる価格である。それでも我が家では努めて旬の果物を買い求めるようにはしているが限度がある。

 そこで目を付けたのがパイナップルである。詳しくは分からないが、パイナップルは価格の優等生ではないだろうか?年中価格がそれほど変動しない果物である。妻に聞くと、だいたいが一個400円前後だという。これを我が家では買い求め、解体し、タッパーウェアに入れて冷蔵庫に保管し、果物を欲した時に味わっている。すると我が家の場合は妻はあまり果物を欲しないので、私がほとんど食しているのだがパイナップル一個で4~5日は楽しむことができている。そんなことが我が家ではここ数年来当たり前となっている。

 ただ気を付けなくてはいけないなぁ、と思っているのはパイナップルの場合糖分が過ぎるのではという点である。摂取過多には気を付けねばと思っている。

 さて、以上のようにパイナップルをこよなく愛する私であるが、パイナップルを購入してきて妻が解体するのを見ていると、その鮮やかさにいつも感心している。聞いてみると、ネットなどでその方法はたくさん紹介されているという。それでも私にはその手さばきに感心してしまっている。そこで本日の投稿の最後にその手さばきを写真で紹介することにした。(動画だとなおいいのかもしれませんが、妻に拒否されました)

          

     ※ スーパーで購入した際に上部の茎(?)の部分は切り離してくることが多い。

    

    ※ まず、パイナップルの上下のヘタの部分を切り落とす。

    

    

    ※ 次に縦に4等分する。

    

    

    ※ 4等分したものの中心の芯の部分を切り落とす。

    

    ※ 次に一口大に切り分ける。

    

    ※ 縦にも切れ目を入れることでちょうど良い大きさとなる。

    

    ※ 最後に果肉と皮の部分を切り離す。

    

    ※ タッパーウェアに入れ、冷蔵庫に保管しておく。

 熱しやすく、冷めやすい私であるが、このパイナップルだけはけっこう長続きしている。はたしてマイブームはいつまで続くのだろうか?


北大講座「ウィズコロナの時代をどう生きるか」第6回

2021-07-10 16:26:38 | 大学公開講座

 がん治療の最前線は著しく進歩を遂げていることを再確認した講義だった。しかし、医療の進歩によって平均寿命は延びたが人の生涯においておよそ1/3が癌に罹るという事実は消えていないという。癌に “備える” 術を聴いた。

 ※ 実は北大講座の第5回講座を受講したのだが、哲学の話とあってレポするには荷が勝過ぎて、私の手には余ってしまった。そのためこの回はやむをえずパスすることにした。

 北大の全学企画である公開講座「ウィズコロナの時代をどう生きるか 備えるの第6回講座が7月8日(木)にオンラインで配信された。第6回講座は「がんに克つ ~現代の武器を知る~ と題して、北海道大学病院准教授樋田泰浩氏が講義を担当された。

        

 樋田氏はまず「がんが発生する原因は、遺伝子の異常であるが、それは細胞が分裂するたびに起きる可能性があり、完全にがんの発生をゼロに抑えることはできない」とした。

 そしてがんの主要因は「喫煙、感染、飲酒」にあり、これらはいずれも遺伝子の異常を引き起こし発がんを促すとした。喫煙、飲酒については個々人の自覚に任される側面が大きいが、感染によるがんについてはウィルスや治療薬の開発が近年進んでいるとした。具体的には肝がんの肝炎ウィルスを叩く肝炎の治療薬、胃がんのピロリ菌を除菌させる方法、子宮頸がんのワクチンの開発などである。

 がんは早く発見することで治る確率が高まり、治療の負担も軽く済ませることができることは今や多くの人が知るところである。そのため勧められているのが「がん検診」である。このことに関し樋田氏が強調されたことは、「がん検診の最大のメリットはがんが早く見つけられることだが、デメリットとしてがんが100%見つかるわけではないこと、また不要な検査や治療を招きかねない」ことがあり、現時点では国が推奨する「胃がん」、「子宮頸がん」、「肺がん」、「乳がん」、「大腸がん」の五つの検診で良いのではないかとされた。

    

    ※ この図は講義で使用されたものではなく、ウェブ上から拝借しました。

 続いて、がんが見つかった場合についての患者として心構えについて述べられた。がんが見つかった場合、医師はその種類と進み具合を診断し、適切な治療法を選択するが、現在では国内、国際的なガイドラインが整備されていて「標準治療」が公表されているという。「標準治療」とは、数多くの治験、臨床実績の中から、確かな実績によって認められてきた最高の治療法と考えてもらいたいと樋田氏は説かれた。そしてネット上で出回る風説や民間療法などに惑わされてはいけないと強調された。ただ、医師や医療機関によっては治療方針が異なる場合があるので。不安を感じた時にはセカンドオピニオンに頼ることも一つの方法であるとされた。

 講義の最後に樋田氏はがんの最新の治療法について触れた。がんの治療法は長い間「手術」、「放射線治療法」、「薬物療法」が三大治療と言われてきたが、2000年代に入り「抗体医薬」「分子標的薬」「免疫チェックポイント阻害薬」が登場して治療実績の向上に大きく貢献した。そして2020年に入って日本が世界に先駆けて「光免疫療法」なるものが発明したという。その発明に関わった一人が北大薬学部に所属する小川美香子教授だという。その他北大には「動体追跡陽子線治療法」を開発された白土博樹教授が在籍するなど、がん研究の最前線を担っているという、頼もしいお話を最後にされて講義を締めくくった。

 樋田氏の講義は、がん治療の最前線のお話を整理され、一般市民にも理解できるように配慮されながらお話され、非常に良く理解できる内容だったことを感謝したい。                                                                                                                                                             

 


札幌市内のラベンダー名所めぐり

2021-07-09 16:49:00 | 環境 & 自然 & 観察会

 ラベンターが見ごろを迎えているとの情報から、札幌市内でラベンターが見られる主なところを巡り歩いた。真駒内霊園の頭大仏、幌見峠、そして西区の街のど真ん中「二十四軒手稲通」の中央分離帯、と…。ところによって咲き具合に違いが見られたものの、一面の紫色は何かを掻き立てられる色である。

 富良野地方ほどのスケール感はないが、札幌にもラベンダーの名所が各地に散在している。昨日、「見ごろでは?」という妻の一言もあって、上記3か所のラベンダー畑を巡り歩いた。

真駒内霊園「頭大仏」

 広大な真駒内霊園はもちろん先代供養を行う霊園なのだが、公園的要素も兼ね備えていることから市民の間で隠れた人気スポットとして知られているところである。(特に33体ものモアイ像が有名)その真駒内霊園に小高い丘がラベンターで埋め尽くされ、その中央部から大仏様の東部がぽっかりと見える「頭大仏」と称するところがある。その丘には札幌市内では最大の15万株のラベンターが植わっている。

 昨日行ったところ、札幌市内よりは標高が高いためだろうか?まだラベンダーは2~3分咲きといった状態だった。最盛期は2週間後くらいか?できればその頃もう一度行ってみたいと思わせるスケール感である。    

    

            ※  写真中央部にぽこんと見えるのが、「頭大仏」です。     

             

          ※  もう少し近寄ってみると、「頭大仏」がはっきりしますね。   

         

                                           

    ※ 真駒内霊園で有名なモアイ像33体です。                  

幌見峠

 幌見峠のラベンダーは最近脚光を浴びてきたスポットである。札幌市内からも近く、曲がりくねった道をドライブして峠に到達する。すると園内には多くの見物客がラベンターを楽しんでいた。市内を一望できるロケーションが人気を呼んでいるようだ。ラベンダー園は入場料は徴収しないが、駐車料が昼間500円、夜間は800円かかる。街からけっこうスリングな細く曲が楽しんでいた。

 ラベンダーは札幌市内を一望できる斜面一面に広がっていたが、種に早生(わせ)と晩生(おくて)があるようで、早生種がちょうど見ごろを迎えていた。全体が満開となるのはもう少し時間が必要のようだった。

    

    

    

    ※ このロケーションが幌見峠の売りなのでしょう。 

    

    

 

二十四軒手稲通の「中央分離帯」

 道路に設けられた中央分離帯に植えられたラベンダーを「名所」とは誰も呼ばないが、意外にもこの分離帯のラベンダーが鮮やかである。マップ上で測ってみると、その長さ約6km。幅2mほどで延々と続くのだから、その総面積も相当なものである。わき見運転は慎まねばならないが、この時期にこの二十四軒手稲通をドライブするのは楽しいものである。この日巡り歩いた中では、最もラベンダーが鮮やかに咲き誇っていた。

    

    

    

    

 

紫色のイメージ

 数ある花の中でラベンダーの紫色というのは花の色としてはかなり特殊な色である。それだけに印象深いラベンダーであるが、いったい紫色にはどのようイメージがあるのか調べてみるとあるは、あるは…。羅列してみる。

 ・エキゾチック  · 感性  · 芸術  · 繊細  · はしたない  · ムード  · 哀れ

 ・意地悪  · 永遠  · 下品  · 華麗  · 古風  · 孤独  · 高貴  · 高級

 ・豪快  · 上品  · 心配  · 神聖  · 神秘  · 粋  · 崇高  · 知的  

 ・中性的  · 二面性  · 不安定  · 不吉  · 不思議  · 複雑  · 魔法  

 ・魅力  · 癒し  · 優雅  · 欲  · 欲求不満

 あなたが抱いたイメージといくつ合致しただろうか?私は10個程度だろうか?私的には濃い紫色よりは、明るい紫色が好ましく思うのだが、色だけはそれぞれ人それぞれなのだろうなぁ……。


吉幾三はフォークシンガーだ!?

2021-07-08 20:44:07 | ステージ & エンターテイメント

 一般に歌手・吉幾三は演歌歌手と称されているようだ。しかし私は、彼は真の意味でフォークシンガーだと思っている。彼の創り出す歌は、彼の出身地である青森、そして北国の香りをたっぷり含んだ故郷の歌である。

        

 「フォーク(folk)」とは、「民族」とか、「民衆」と訳される。だからフォークソングとは、本来は民謡とか民俗音楽を指す言葉である。そうするとシンガーソングライターである吉幾三が紡ぎ出す歌曲はまさにフォークソングではないか、と私には思えるのだ。彼の代表曲である「津軽平野」、「雪国」などは彼の故郷・青森の情景、冬の厳しさを表現したものではないか。

 そんな思いを抱いていた私は、昨日ある偶然から札幌で開催された「吉幾三コンサート」を聴く機会を得た。というのも、半月ほど前に自宅に配布されたフリーペーパーでコンサートの入場料が6,800円のところ、2,500円で入場可能との広告が載ったのだ。それを見た時「これは一度くらい聴いてもいいかな?」と思えたのだ。

 これまで私の数少ないホールコンサートを楽しんだ経験は、南こうせつ、さだまさし、アリス、松山千春といったいわゆるフォークシンガー、あるいはニューミュージックと称されるジャンルの歌い手のコンサートばかりだった。それが初めての演歌歌手といわれるコンサートに足を踏み入れたのだ。

   

※ 吉幾三自身が作詞・作曲し大ブレイクした「俺ら東京さ行ぐだ」は私の大好きな曲の一つです。この曲についても言及したかったが、今回はあきらめた。彼の発想、プロデュース力がいかんなく発揮された一曲だと思います。

 結果は?  私の期待はものの見事に裏切られ、コンサートは演歌そのもののコンサートだった…。20人ほどで構成のバックバンドを率い、司会者を立て、弟子と称される若手歌手が登場し、さらにはハワイ在住という彼の娘で歌手のKU(クーと呼ぶらしい)を登場させてのステージは演歌の舞台そのものだった。

 期待は裏切られたものの、彼が歌う「雪国」、「津軽平野」、「酒よ」、等々は聴き応え十分だった。68歳の今もその声量に衰えは全く感じさせてなかった。それでも私は彼が生ギター一本で泉谷しげるの「春夏秋冬」を歌った時にフォークシンガーの片りんを見た思いがした。

 結局彼にとってジャンルなどは気にせずに、自分にとって「佳い歌」を創り、歌っていきたいということなのだろう。つまり彼は器用すぎるのかもしれない。曲を創る能力も秀でている。歌唱力も抜群である。さらに人を笑わせるユーモアも持ち合わせている。それら全てが現在の吉幾三なのだろう。

          

 彼はいまさらそのスタイルを変えることはないだろう。でも、もし彼が生ギター一本でコンサートを行うと聞いたなら、そのときは是非とも駆け付けたいとも思う。

 投稿の最後に、吉幾三が作詞・作曲して、千昌夫が歌い大ヒットした「津軽平野」の歌詞を紹介することにする。彼が創ったフォークソングである。

  津軽平野に 雪降る頃はヨー

  親父(おどう)一人で 出稼ぎ支度

  春にゃかならず 親父(おどう)は帰る

  みやげいっぱい ぶらさげてヨー

  淋しくなるけど 馴(な)れたや親父(おどう)

 


丸亀製麺はやっぱり「釜揚げうどん」でしょ!

2021-07-07 19:34:47 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 丸亀製麺にどっぷりハマっている私だが、数多いメニューがある中で一推しはやっぱり「釜揚げうどん」である。シンプルであるがゆえに「讃岐うどん」の良さを最も味わうことができる!と私は信じて疑わない。

   

   ※ 「丸亀製麺」の路面店は皆同じような店構えです。

 先日、札幌市内の「丸亀製麺」全13店をすべて制覇したとレポしたが、その後も私の「丸亀製麺愛」は変わらない。その「丸亀製麺」で私が注文するのはほとんどが「釜揚げうどん」の「並」である。

 そんな私もたまには別なメニューを注文することもある。例えば「きつねうどん」、「肉うどん」などである。また「かけうどん」に天ぷらをトッピングして食することもある。 これらを食すると、確かに味が深くなったり、まろやかさを増した味になる。しかしそれは私からすると「讃岐うどん」の本来の味を消しているように思えてならない。純粋に “うどん” の旨さを味わうには「釜揚げうどん」に優るものはないと信じている。何せ「丸亀製麺」の冠に「讃岐釜揚げうどん」を掲げるくらいなのだから、会社自体が「釜揚げうどん」を推していると思えるのだ。

   

   ※ 「丸亀製麺」の店内には写真のような「釜揚げうどん」のお勧めが掲示している。

 さて、私の「釜揚げうどん」の食し方だが、基本的に私は天ぷらなどは足さず、純粋に「釜揚げ並」(税込み290円)の注文である。やや濃い目のつけだし(タレ)に刻みネギ、おろし生姜、天かすを入れる。ここからは「丸亀製麺」ただ一人のうどんの番人「麺匠」(藤本智美さん)が推奨する食し方を実践している。その食しかたとは、麺を箸で取ったら、桶のふちを這わせて付け出しに移すようにしている。こうすることで、桶のふちで釜湯を落とせるので濃厚なつけだしが最後まで保てるからである。

   

 ※ たまあには「釜揚げうどん」以外も食します。写真は「鬼おろし肉ぶっかけうどん」です。

 さらにもう一つ、私はかならずお店に用意されているれんげを用意する。うどんを食し終わったら、そのれんげでつけだしの中に桶の中の釜湯を注ぎ、蕎麦湯のように飲んで締めるのだ。解説では、釜湯にはうどんの塩気、小麦の旨味、グルテン質が移っているので、ほのかなとろみがあり滋味に富んでいるそうだ。

 こうすることで私は深い満足感をおぼえ、店を後にするのだ。

 試みに私は一度だけ「釜揚げうどん」の「大」を注文してみた。すると私には量が多くて食しているうちに飽きがきてしまった。「並」では若い方は少々物足りないかもしれない。しかし、私の年齢ではちょうど良い分量である。

    

  ※ HPから「釜揚げうどん」の写真を借用しました。撮り貯めた「釜揚げうどん」の写真を見つけることができませんでした。

 今では「釜揚げうどん」を三日も食しないと恋しくなってくる。そうした時、私は私にとってのホームグランド(うどん店)となっている「札幌伏見店」、あるいは「イオン札幌桑園店」に走っている。

 熱しやすく、冷めやすい私である。いつまでこの狂騒曲は続くのだろうか?? 


岩見沢市の公園巡り③ 玉泉館跡地公園

2021-07-06 16:24:57 | 札幌(圏)探訪

※ 一昨日(4日)好天に誘われて岩見沢市まで遠征した。そして①いわみざわ公園、②あやめ公園、③玉泉館跡地公園と三つの公園を巡ってきた。一つずつレポしてきたが最後の「玉泉跡地公園」をレポする。

 ちょっと変わった名称の公園である(その理由は後述する)が、小さいながらも静かな日本風庭園が広がっていた。公園の中心に位置する「心字池」にはたくさんの睡蓮の花が咲き誇っていた。

 「玉泉館跡地公園」は、岩見沢市のスポーツ施設が集中する広大な「東山公園」の近くにひっそりと佇んでいた。

 その公園名に特徴があるので調べてみると「その昔、真冬でも凍結しない池があり、鹿や鳩などが群れをなして生息し傷などを癒していたという。そこは岩見沢唯一の鉱泉が湧き出るところだった。そこに1903(明治36)年、「山鳩の湯亭」として料亭旅館が開業し、翌年「玉泉館」と改称したという。その由来は、メタンガスと共に湯が玉のように湧出することから名付けられたという。以来、温泉旅館として市民に愛されたのだが、1970年代になって旅館が閉鎖されたことにより辺りは荒廃したのだが、市民の要望により整備を進め、2001(平成13)年に「玉泉館跡地公園」として公開されるに至った」そうだ。

   

   ※ 公園東口には公園の全体図、注意事項などが掲示されていました。

 私たちは駐車場がある東口から公園に入った。入って直ぐに池が目に入った。公園の中心には「心字池」が配されていた。池の中には二つの島が配され、「八ツ橋」、「太鼓橋」で結ばれていた。その中の大きな島の方には「玉泉庵」という茶室があった。

   

   ※ 東口から入って直ぐに見たところです。林の向こうに「心字池」が広がっています。

   

   ※ 「心字池」とそこに咲くスイレンの花、そして向こうに茶室が見えます。

   

   ※ 「玉泉庵」と称する茶室です。市民が茶会をすることも可能のようです。

   

   ※ 池に架かっていた太鼓橋です。

   

   ※ 写りは良くありませんが、遠目に見たスイレンの群落です。

   

   

 また池を見ると、白色や紅色のスイレンが大きく花びらを開いていた。遠くには無数のスイレンの花が咲き誇っていた。

   

   ※ 公園の一角には東屋もありました。園内はとてもきれいに整備されています。

 園内をざーっと一周して帰ろうとしたところ、園内の除草作業をしている方に出会った。園内はきれいに整備されていると見えたのに、さらに除草作業に汗を流していたのだ。見ていると、散策路に僅かに伸びた雑草を除去していたのだ。私は思わずその方に声をかけた。「日曜日なのにご苦労さまです。岩見沢はどの公園もきれいに整備されていますね」と…。するとその方は「日曜日でも皆さんみえますからね。休みは交代制で取っています」と話され、さらに「岩見沢は公園整備に力を入れていますよ」と誇らしげに語ってくれた。 

   

   ※ 公園の一角には「冷泉井戸跡」が残されていました。                           

 各自治体の財政難が囁かれる今、こうした公園整備の予算を確保することは大変なのではと想像されるが、市民の心身の健康維持のためにもこうした公園や街角など公共的空間の美化にもぜひ努めてほしいと願うものである。

 岩見沢市の三か所の公園巡りを終え、芝生が広がる西洋風の公園も良いが、「玉泉館跡地公園」のような和風公園も捨てがたいなぁ、と心から思った日本人の田舎オヤジでした。


岩見沢市の公園巡り② あやめ公園

2021-07-05 16:30:30 | 札幌(圏)探訪

※ 昨日(4日)好天に誘われて岩見沢市まで遠征した。そして①いわみざわ公園、②あやめ公園、③玉泉館跡地公園と三つの公園を巡ってきた。一つずつレポすることにしたい。

 あやめ公園にはアヤメ、カキツバタ、ハナショウブなど約1万2千株が栽培されているという。満開の時までにはまだ少し日を要するようだったが、それでも一部の花々が艶やかに咲き誇っていた。

   

 私は今回岩見沢市を訪れるまで「あやめ公園」の存在は知らなかった。私たちは「いわみざわ公園」を楽しんだ後、「玉泉館跡地公園」を目指して車を走らせていた。すると、道路脇の標識に「あやめ公園」という表示が目に入った。とっさに「これはぜひ見ておかねば!」と判断し、標識に従ってハンドルを切った。

 「あやめ公園」はメインの道路を外れ、住宅街の奥まったところに位置していた。公園は「南利根川」沿いの低地に広がっていた。公園内は散策路が整備され、園内を巡りながらアヤメなどを愛でられるように設計されていた。駐車場に車を停めると遠目からも紫色や黄色のあやめが目に入ってきた。

   

 栽培されている株数が約1万2千株というから、それはなかなか壮観である。ところが花を付けていたのは残念ながらその一部だった。多くの株はまだ蕾の状態だった。最盛期は一週間後くらいだろうか?

   

   

   

 ところで私はあやめなどを “栽培” していると表現した。子細に観察するとあやめたちは自生しているのではなく、明らかに 人の手によって大切に栽培されているように見受けた。園内全体は花たちはもちろんのこと、周りの芝生もとても良く手入れされていることがうかがえた。天気が良かったせいもあり、若い女性たちが芝生にシートを敷き、弁当を頬張りながら談笑している姿が微笑ましかった。

   

 公園には一部に観賞池もあり、そこに架かった紅色の太鼓橋が情緒を醸し出していた。また園内には人工的なせせらぎも造成されていた。ただ、私たちが訪れた時は水が流れていなかった。もっと暑い時期になると水が流されるのだろうか?

   

 園内には集会場(「あやめふれあい館」)、小規模のパークゴルフ場、木製コンビネーション遊具なども整備され、単なる観賞用の公園だけではなく、地域住民の憩いの場としても機能しているようだった。

 しかし、満開の時の「あやめ公園」は見事だろうなぁ…、と思われてくれる規模のあやめ群だった。              


岩見沢市の公園巡り① いわみざわ公園

2021-07-04 19:45:38 | 札幌(圏)探訪

※ 好天に誘われて岩見沢市まで遠征した。そして①いわみざわ公園、②あやめ公園、③玉泉館跡地公園と三つの公園を巡ってきた。一つずつレポすることにしたい。

 気持ち良いほど広大な公園が広がっていた。その一角に北海道内でも有数のバラ園は満開の時を迎えていたが、会場には多くの市民が色とりどりのバラの花を愛でていた。

   

   ※ バラ園の一角、整形式ローズガーデンです。

 「いわみざわ公園」は岩見沢市郊外の広大な土地に広がっていた。その面積は162.6haだという。私が調べたかぎりでは、札幌市内でこれ以上の面積を有しているところは国営の「滝野すずらん丘陵公園」(395.7ha)だけだった。札幌市の公園としては「モエレ沼公園」(104.3ha)が最も近い面積だったが、「いわみざわ公園」には及ばなかった。

   

   ※ いわみざわ公園の全体図です。

 その広大な「いわみざわ公園」には、私が調べてみたところ次のような施設が点在していた。①バラ園、②室内公園「色彩館」、③レストラン「ハマナスの丘」、④パークゴルフ場「ローズパーク」、⑤キャンプ場/オートキャンプ場、⑥トリムコース、⑦ふれあい広場、⑧見晴台(展望台)、⑨野外音楽堂「キタオン」、⑩岩見沢郷土科学館、そして最大の特徴である遊園地⑪「北海道グリーンランド遊園地」が入っている。また、公園の一角は冬になるとスキー場としても活用されているようである。

 今日の私たちは、その中から「バラ園」「ふれあい広場」のドッグラン、そして「見晴台(展望台)」を訪れた。

 「バラ園」は公園の東端部分に広がっていた。その広さは約4haもあるそうで、その中におよそ630種のバラが栽培されているとのことだが、確かに今まで見たことのない品種にも数多く出会った。その様は好事家にとっては垂涎の的なのだろうが、私は「猫に小判」状態でぼーっと見つめるだけだった。そんな私でも一見の価値を感じた「バラ園」だった。

   ※ バラ園で開花していたバラのほんの一部です。

   

   

   

   

   

   

 

 ※ 下のバラは妻が見つけた「プリンセスミチコ」というバラです。1966年にイギリスで作出されたとありますから、美智子皇太后さまのご成婚を祝っての命名と考えられます。

   

   ※ 以下の3枚は「これもバラ?」と思われるような変種のバラではと思われます。

   

   

   

   ※ バラ園のところどころに張られた天幕ですが、いかにもイギリス風の趣です。

   

 傑作(?)だったのは「室内公園『色彩館』」だった。熱帯性の植物を展示しているようだったが、せっかくなので覗いてみようと思った。そこは有料施設だったのでチケット売場で購入しようとしたとき、「どこから来たのか?」と問われて、「札幌から」と答えたところ、「札幌の方は入場をお断りしています」とのことで入場を拒否された。コロナ禍の中、全道的に「まん延防止等重点措置」が発せられている中、特に感染者数の多い札幌市からの流入を警戒しているようだったが、これも仕方あるまい。

   ※ 札幌市民ゆえに入場を断られた「室内公園『色菜館』」の前景です。

   

   ※ 室内公園「色彩館」の前におかれていた柑橘類です。北国の人間にとってはとても珍しく感じられたものですから思わずパチリと…。

   

   

 続いて東側エリアの「ふれあい広場」、「トリムコース」、「キャンプ場」などを見たいと思ったが、駐車場の傍にあったドッグランのコース以外は長距離の徒歩を強いられるようだったので、まだ脚に自信のない私は諦めた。

    ※ ドッグランでは犬たちが伸び伸びと駆け回っていました。

     

 続いて、「見晴台(展望台)」は展望台の直ぐ近くまで車でアクセスできそうだったので、行ってみることにした。見晴台への道は、細い道を折れ曲がりながら急角度で高度を上げていったところに駐車場があった。私の想像では、駐車場から見晴台までの道は道路が造れないほどの急斜面の山道を登らねばならないのではと考えていた。ところが駐車場からの道は上るどころか若干下り道の上、幅広い立派な木道が取り付けられていた。そしてその先には、これも予想外に立派な展望台が聳えていた。(高さが20mくらい?)

   ※ 駐車場からは写真のような立派な木道が延びていました。

   

   ※ そしてその先には写真のようなとても立派な展望塔が聳えていました。

   

   ※ 以下の3枚の写真は展望台から望んだ風景です。

   

   

   

 展望台からは岩見沢市内や岩見沢の田畑が非常に良く見渡せた。ただ快晴の場合には札幌市街地まで見通せるとのことだったが、空には若干霞がかかっていたためにそこまでは見通すことは出来なかった。

 私たちが訪れたところは「いわみざわ公園」のほんの一部である。ゆっくり見て、しっかり遊ぼうと思えば、一日では足りないくらい魅力の詰まった公園のように思えた。

 なお、公園内にある野外音楽堂「キタオン」には、これまで私は2度ほど訪れて野外コンサートを楽しんだ体験がある。                               

                                 


大谷翔平が止まらない!

2021-07-03 18:49:40 | スポーツ & スポーツ観戦

 ショウヘイ オ―タニが止まらない!今日もまた2本のホームランを放ったうえ、脚でも非凡さを見せつけサヨナラホームを踏んだ!今シーズンの彼の活躍は、これまでのメジャーリーグの常識を覆す活躍ぶりである。そんな大谷翔平讃歌を綴ってみたい。

 今シーズンの彼の活躍ぶりを見て、いつか彼のことを取り上げて投稿したいと考えていた。彼の連日の活躍にそのタイミングがなかなかつかめなかった。それが「今日はチャンスかな?」と思いパソコンの前に座った。というのも先週は対ヤンキース戦で3本のホームランを放つなどして週間MVPを獲得したうえ、昨日は6月の月間MVPにも選出されたと発表があり、そのうえ本日の2本塁打、そして決勝のホームを踏んだのだから絶好の機会と考えた。

   

 最近の私は足の不調もあり、戸外に出ることが激減し、朝からテレビの前に座っていることが多い。そしてそのチャンネルはNHK・BSのメジャーリーグ中継に合わせることが多い。そのメジャーリーグ中継のほとんどが大谷擁するロサンゼルス・エンゼルス戦である。他の日本人メジャーリーガーも活躍しているのだが、大谷の活躍の前に霞んでしまっているのは気の毒である。

   

 彼がどれだけ凄い活躍をしているかは、私がここで述べるまでもなくテレビ、新聞などがこのところ連日のように報じているのでそちらにお任せするとして…。

 大谷の活躍に私が何故心躍るかいうと、過去に大リーグで活躍したイチローや松井とは違い(大谷の今シーズンの活躍はその二人を凌駕する活躍ぶりであるが)、我が北海道日本ハムファイターズに5年間在籍していたという事実が重い。私は拙ブログで過去に大谷のことについて4度にわたって取り上げている。いずれも彼が日ハム在籍時のことであるが、その4度とは…。

◇2016/07/06 「大谷翔平が日本ハムの一員であることの幸せ

◇2016/10/16 「日ハムの日本S進出決定戦を目撃!

◇2016/11/01 「ファイターズ大谷翔平賛歌」

◇2017/12/26 「大谷!大谷!あゝ大谷しょうへ~い!」

の4度である。

 特に日本S進出決定戦の時は球場に足を運び、いまだに破られていない球速165kmを記録した投球を生で目撃できたことは忘れられない思い出である。さらに、2017年12月26日の投稿は、彼が大リーグに移籍する退団記者会見の模様をやはり札幌ドームにおいて彼の日本での最後の肉声を聞くことができた貴重な体験をレポしたものである。

 このようにイチローや松井とは違い、大谷の活躍ぶりはぐーっと身近に感じることができ、ことのほか彼の活躍が嬉しいのである。

   

彼が大リーグでも活躍できる源は、何といっても恵まれた体格、資質によるものであることは疑いようがない。しかし、それだけではないと思わせるところが大谷翔平の大谷翔平たる所以だと私は思う。それは彼の “心の資質” である。そのことについて私は2016/11/01投稿の「フアィターズ大谷翔平賛歌」でも触れている。絶えず謙虚に、自らを高める努力を怠らない大谷だからこそ今日の大谷があるのだろう。そしてその人柄はスタンドのファンだけではなく、チームメイトに受け入れられていることがTVの画面からも伝わってくる。

   

 心配は多くの方が言及しているように “怪我” である。あれだけのスピードボールを投げることによる肩の負担は相当のものだろう。さらに、盗塁、走塁でも非凡のものを見せてくれるが、これも怪我の心配が付きまとう。“怪我” だけはせずにシーズンを全うしてほしい。願うのはそのことだけである。その願いが叶った時には、私たちが想像している以上の大谷翔平が誕生しているかもしれない…。

 ※ 掲載した写真はいずれもウェブ上から拝借しました。


丸亀店製麺全13店を制覇!

2021-07-02 18:55:07 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 本日の「丸亀製麺札幌石山店」で、札幌市内で展開する丸亀製麺の全13店舗を訪れることができた!とはいってもチェーン店である。どの店舗も同じ店構え、同じ味である。そういう意味では全店制覇に特別な意味があるわけではないのだが…。

 私が「丸亀製麺」のことを拙ブログで触れたのは、今年の2月11日付で「丸亀製麺にハマっています!」と投稿したのが最初ではないかと記憶している。(その投稿記事はこちら⇒)

   

   ※ 「札幌美しが丘店」の外観です。

 その「丸亀製麺」と今年の春、私が集中的に取り組んでいた「ロングウォーク」とリンクさせて札幌市内の「丸亀製麺」の各店舗を訪れることにして、ロングウォークの意味付けの一つとした。3月16日付の拙ブログで私は次のように記している。「この『丸亀製麺』の全店舗制覇もこのロングウォークに取り組むねらいの一つにする」と…。

   

   ※ 「札幌石山店」の外観です。  

 以来順調にロングウォークに取り組み、「丸亀製麺」訪問の方も順調に推移していた。ところが5月の連休に国道ウォークに挑んだことで体調を崩し、その後はロングウォークに取り組むことができず、「丸亀製麺全店制覇」の遠のいた形となっていた。ただ、私の「丸亀製麺愛」は止まることなく続き、近間の店に車で定期的に訪れ舌鼓を打っていた。

   

 ※ 独立店舗型ではセンターキッチンの周りを巡りながら商品を受け取り、会計を済ませます。   

 そうした中、清田区を訪れた時に「丸亀製麺札幌美しが丘店」に立ち寄ったことで、眠っていた「丸亀製麺全店制覇」の夢(というほどでもないのだが…)が再び頭をもたげだした。その時点で残りは「アリオ札幌店」と「札幌石山店」の2店舗となっていた。

 そして今日、アキレス腱痛は全快はしていないがかなり改善されたので(車の運転に左足は全く使わない)、遠路石山まで車を走らせて宿願(?)を達成した。

   

   ※ 独立店舗型の典型的な客席です。このほかテーブル席、カウンター席もあります。

 訪れた13店は大きく二つのカテゴリーに分けられる。一つは独立した店舗を有した店。もう一つはショッピングセンター内のフードコート内に出店した店である。

 独立した店舗としては①「札幌伏見店」、②「札幌新川店」、③「札幌栄町店」、④「札幌店」、⑤「南郷店」、⑥「札幌石山店」、⑦「新札幌店」、⑧「西宮の沢店」、⑨「札幌美しが丘店」の9店である。

 対してショッピングセンターに出店している店舗としては、⑩「イオン札幌桑園店」、⑪「イオンモール札幌苗穂店」、⑫「アリオ札幌店」、⑬「カテプリオ新さっぽろ店」の4店があり、合計で13店舗となる。

   

   ※ 「アリオ札幌店」の様子です。独立店舗型よりコンパクトな造りになっています。

   

   ※ アリオ札幌のフードコートの客席です。広々としてスペースが開放感を与えます。

 前述したが独立した店舗は、どの店も同じような店構えで、店内の中心にオープンキッチンがあり、その周囲を巡りながらお客さんは希望のメニューを伝え、それを受け取りながら会計のところまで進むシステムで、どの店舗もまったく変わりないシステムである。

 ショッピングセンター内の出店している店は、オープンキッチンとは言い難い構成であるが、メニューを受け取るシステムは似通った方法である。二つの形式で明らかに違いがあったのは、独立した店舗で提供されていた「かつ丼」や「親子丼」がショッピングセンター内の店舗では提供していないという点で違っていた。

 13店全てを巡ってみて感ずることは、「丸亀製麺」のチェーン店としての徹底した共通の店づくり、商品の提供、そしてスタッフの教育といった点である。その良し悪しはあるのだろうが、利用する側から見れば、どの店でも同じシステムで商品を購入でき、同じ味を味わえる安心感は有り難い。

   

   ※ 全店制覇といっても何も証拠がありません。途中からレシートを取っておきました。

     でも各店舗で何も違いがありません。

 リーズナブルで、それなりに美味しいうどんを提供する「丸亀製麺」は今や独り勝ち状態のようだが、この快進撃はいつまで続くのだろうか?