モモちゃんへ
日々の出来事を亡きモモに教えます。
 



日向市東郷町は歌人 若山牧水の生誕地です。  最後に訪ねる石橋 野々崎橋は牧水生家のすぐ近くにあります。 

川面(西の内川)に映る逆アーチ 本当に美しい橋です。野々崎橋 をご紹介します。前回の二つの石橋と同じ 明治44年3月架橋です。




町に3つの石橋が同時に造られた。  羽織袴で お祝いがあったでしょうか?  子供達に饅頭が配られたでしょうか?

この橋達は ちょうど100歳です。今年お祝いがあったかな?  牧水は翌年明治45年に父危篤の報を受けて帰郷、きっとこの橋を渡ったでしょう。 




近くの牧水公園です。若山牧水記念文学館(写真左)があったので行きました。ビデオを見てゆかりの品などを見ました。

幾山河  越えさりゆかば 寂しさの はてなむくにぞ 今日も旅ゆく 

私はこの歌が1番好きです。牧水23歳の歌なんですね。もっと後だと思っていましたが44歳で亡くなってますからね。




白鳥は哀しからずや 空の青 海のあをにも染まずただよふ

白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかり けり

中学で習って誰でも知ってる歌ですが ビデオで・・・たまたま独りで観ていて初めて聴いて涙が出た歌があります。




ふるさとの尾鈴のやまのかなしさよ 秋もかすみのたなびきてをり ・・・・・・この歌です。

お医者さんだった父親の四十九日法要まで半年間くらい この坪谷に滞在して作った多くの歌の中の一つだそうです。




牧水が故郷で座っていた石がそのまま 歌碑になって この歌が刻まれている。 私はその石を触りたかったけど・・・・雨女の悲劇 あんなにいいお天気だったのに宮崎は雨なんです。

生家も見えているんですが 歌碑まで、ちょっとぬかるみを登らなくちゃいけません。 足をかばいながらの旅です。残念!




牧水の銅像の後ろ お蕎麦屋さんです。  ご飯は要らなかったけど・・・セットなんだよね~




さぁ 帰り道は遠いから もう帰らなくちゃなりません。




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