今日もぱっとしない午前中、広瀬川で竿を出しました。寒くないように、スリムウエダーにして、上はゴアのショートレインを着用。こうすれば寒くはないし、少々の雨でも凌げます。
オトリアユは生きていましたが、2匹のうち1匹は元気がなくなっていて、勝負は1匹のアユの肩に掛かっていました。
水温は20度くらいか、水温計は持っていったのですが、計測しませんでした。最初は冷たいと感じました。
1枚目の写真の右側に2本の大きな柳?の木が見えますが、奥のほう(上流側)のきのところから、中ノ島みたいな島が見えますが、その手前を泳がせました。 スタートは8時10分。
タックルは、竿がダイワの「硬派・剛」95(太い方の穂先使用)、水中糸は昨日の続きでナイロンの0.3号(いつまでもつか?)、ハリスは1.5号、ハリは8号のきつね型の3本イカリ(先月巻いたハリ)
水量はちょっと多いかなと言う感じで、これでも申し分ないです。夕方から夜の雨のためか、少しの濁り(笹にごり以上)あり。 昨日は釣り人も沢山いたのですが、今日は前後に離れて二人のガラガケの釣り人が見えたのみ。
8時10分にスタートしたものの、水温が低いし釣れないかもしれないと思いながらオトリを送り出しました。ものの数分で当りがあったのです。「いるじゃないか」「釣れるじゃないか」独り言を言いながら、これは何としても取り込まないといけないと真剣かつ慎重になっての取り込み。 無事キャッチしたときは本当に嬉しかった。しかも完全な背掛りです。使えるオトリが複数あるということは、本当に心強いことです。
その後15分くらいで3匹も取り込んでしまいました。その後は例によってストップ。それ以上同じところでは釣れ続きません。 だから釣り下ります。徐々に流れが急になってきます。 平瀬から早瀬に、早瀬から急瀬に変化。
結果的に一番釣れたのは、瀬頭といっていいところなのですが、今日の川相からいえば、急瀬の手前の早瀬がよく釣れたといえます。瀬の釣りで、これがアユ釣りの楽しみ、醍醐味で、何匹掛けてもやめられません、堪えられません。
2枚目と3枚目の写真の中間に位置して上下の流れを撮ったものです。こうやってみると、広瀬川は凄い流れの川(「青葉城恋歌」のイメージとは異なる?)と思われるかもしれませんが、実際にはそうではありません。
とくに3枚目は荒々しい感じがして、怖いようにも感じますが、この辺でも深さは、深くても足の付け根くらい、平均は膝上15センチくらいの深さですか。
でも、ここで掛かるとなかなか取り込めません。とくに川の中央から右岸よりで掛けた場合は、手前に寄せてくるのが困難です。が、それだけアユとのやり取りが楽しいわけです。
空中でのバラシは2回ありましたが、うち1回はとても大きかった(そう目には映った!)ので、悔しかったです。
こういう流れのところでは、高橋祐次のようにチラシバリを使って、振り子抜きができればいいのでしょうが、それができません。というか、やったことがありません。この前の釣りビジョンで振り子抜きの要領を教えていたので、今夏はなんとかしてマスターしたいなと思ってはいるのですが。
掛かりアユが大きいということはいままで何回も言ってきましたが、この頃はなかなかうまく引き抜きができなくなりました。 アユが寄ってきてしまうのです。だから仕方なく2,3回は引き寄せたりして取り込んでいます。
思うにナイロン糸のせいでしょうか。ナイロンは使うほどに伸びてきます。ましてや天上糸もナイロンなので余計引き抜けなくなります。弾力性があるからでしょう。これが複合メタルや金属糸なら伸びが全くないので、引き抜きやすくなるのでしょう。
ナイロン糸の場合は、50センチのズームつきの竿がいいようです。
結局、8時10分から10時30分までで、キープが12匹でした。暑くない中ではありがたい釣果です。ガラガケの人はパッとしないようで、二人とも私より早く上がってしまいました。
昨日はオトリ代がただ、今日も昨日のアユを使ったのでオトリ代はかからず、これで2,400円分浮いたことになります。 ありがたいことです。 とくに釣り友の「Yさん」、ありがとうございます。敬老精神に敬意を表します。しかもこれで2回目ですから。今後ともよろしく
これが今日の一番大きなアユです。24.5センチでした。
でも、昨日釣って釣り友に差し上げた大アユは、なんと何とナント25センチもあったとのことです。 9月過ぎれば、尺アユも夢ではないようです。 楽しみです、オトリが確保できれば。
今日の午後は陽射しも出てきて、釣りにはいい天気となったのではないでしょうか。
北上川でも釣れ始めたようで、嬉しくなります。