鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

梅雨真っ盛り、広瀬川

2009-08-09 22:08:08 | 広瀬川

 今日8月9日は長崎市に原子爆弾が投下された日です。 64年目。 改めて意に反して理不尽に殺された皆様に心より哀悼の意を表します。 一瞬のうちに亡くなった人たちは、死の瞬間何を思ったのでしょうか、思う間もなかったか、その後どうなったのでしょうか、どうなっているのでしょうか。  後遺症に悩み続ける人、被爆二世の人、生きている限り苦しみが続きます、不安が付きまといます。同じ爆弾でも原子爆弾は何と罪の重い因果な爆弾でしょうか。人間の原罪の象徴といってもいいのかも。 現在も苦しみ続けている人、大きな不安を抱きながら生きている人には何も申し上げようがありません。行き続けて欲しい、語り続けて欲しいと思っています。

 

 今日はとうとう開けることのなかった梅雨空の下、青葉カワセミ会の3人と広瀬川に入りました。 一体いつまで梅雨空は続くのでしょうか。いい加減にしてくれと、叫びたい。炎天下の広瀬川で竿を出したい、という願いは叶えられそうにありません。 

 セミが鳴いています。ミンミンゼミとアブラゼミが鳴いていますが、こんな梅雨空の下で鳴くのでは”泣いている”のではないでしょうか。セミにも気の毒です。焼け付くような炎天下で鳴かせてやりたいものです。

 時間は8時30分から11時50分。 午後は1時から4時。 釣果は午前が5匹、午後が3匹の合計8匹なのですが、その後1匹は根がかりで失い、もう1匹は「カヌーに驚いて」タモから逃げ出しました。結果、キープは6匹という貧果でした。

 タックルは、竿はダイワの「硬派 剛 早瀬抜 95」、水中糸は新しい0.3号のナイロン糸です。 水温は20.5度。 ウエットタイツに上はショートレインの格好。

  

 1枚目の写真の左側となる左岸の早瀬に、川の中央から竿を出し、ありがたいことに5分で掛かってくれました。20センチくらいのお手頃サイズ。 しかし、その後掛からず。釣り友も掛からず。

 写真の釣り人の奥の平瀬、トロに移動しましたが、ここでも掛かりません。先行者は我々の目の前で2匹を掛けましたが。

 さらに上流へ。いつも私が最初に入っている平瀬・早瀬へ。 ここでようやく早瀬で2匹目が掛かりました。

 ガラガケでは掛かっているのに、友釣りでは掛かりません。追わない、アユに追う気がないということでしょう。いないことはないのです。 やはり天気でしょうか。8月のお盆前と言うのに相変わらずの梅雨空、アユもいい加減嫌になりますか。

 ここまで来ればということで、更に上流へ向かいました。牛越橋下流の岩盤底の平瀬から早瀬へ入りました。先行者がいて、話を聞いたら3匹の釣果、1時間に1匹の割合だとか。 先行者が川の中央付近まで竿を出しているだろうからと思い、中央よりも右岸よりを狙いました。深くはないところです。これが当たりまして、20分くらいで3匹掛かりました、しかもみんないい型なのです。でもそれで終わってしまいましたが。

      

 3人で澱橋まで戻り、昼食タイム。ごごは1時過ぎから竿を出しました。写真2枚目の付近とその上流域です。 相変わらず小雨が降り続きます。 ガラガケの人が多いです。

 私は何とか細かい岩盤の溝のところで釣りたいと思い、1枚目の写真の釣り人が見えるところの下流側で、川の中央から左岸よりの溝を狙いました。ここは左岸側からは竿を出しにくいところです。木が張り出しているため。

 やはり残りアユがいたのですね。いい感じで30分位で3匹、型のいいアユが掛かりました。 その後ストップ。 どうも3匹が、1箇所での限界のようです。

 その後は、最初に書いたとおり、根がかりや”カヌーに驚いて”、2匹を失いました。 3人がカヌーで上流から流れてきたのが見えました。なんだよ、場所が荒れてしまうではないか、おまけに3人も、と思いながらカヌーの来る方を見ていたら、タモの中のアユがジャンプして逃げ出したと言うことです。でもまあ、「すみません」といいながら流れていったので、許してやりますが。

         

 それにしても、今日は何度も転びました。前のめりに転んだのが2回か、滑って腰をおろす形で転んだのが3回くらい、いずれもゆっくりとした転びようでした。いくら川底が岩盤の複雑な溝とはいえ、止めようとしても止まらずに転んでしまう、腰を下ろしてしまう、濡れても寒くはなかったので良かったですが、何にしても気をつけないと。

 膝をつくのはいずれも今までも何故か左足、左膝なのです。 膝が可哀そうです。

 このまま広瀬川は終わってしまうのでしょうか、息を吹き返すのでしょうか。 次回の釣行は是非とも山形県の最上川に入りたいと思っています。


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