鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

懲りずに、最上川

2009-08-26 20:38:07 | 最上川

 休めるうちに休もうと、最上川に行って来ました。 平塩橋下流のトロと瀬(急瀬・荒瀬)

 行ってビックリ、水位計で少なくなっていることは分かっていましたが、まさかこれほどまでとは。 渇水の状況を写真でご覧下さい。 また、16日(17日)のブログと比較してもらえれば、実感できるでしょう。

 

                 

 上の2枚は階段の上から上下を撮ったものです。3枚目も同じ。川の流れは、写真の右から左です。1枚目は上流域、2枚目3枚目は下流域。

   

             

       

 これを水位計で見ると、次のとおりです。8時と2時の16日と26日の比較です。

 8月16日: 8.70・・・・・8.66

 8月26日: 8.41・・・・・8.41

 30センチから25センチも水位は低くなっています。 石はアカぐされの初期といえるのかも。でも水は透明、こんなに綺麗な最上川の水は初めて見るのではないかと(少し大袈裟ですが)思ってしまいます。気持ちがいいです。 水温は22度。 朝方の外気温は18度でした。水中の方が暖かいということ。スリムウエダーも持参しましたが、ウエットタイツにしました。念のためホットコーヒーも魔法瓶に詰めて持っていきました。

 タックルは、竿はダイワの硬派「剛」95、水中糸はナイロン0.35号(これで3回目の使用か)

 オトリはいつものところで、大き目の養殖アユ2匹購入。

 

 この上下の写真どうですか?綺麗でしょう。トロ場の様子で、上が上流域、下は下流域(引き船が見えます)。

 普段はなかなかトロ場の中央から右岸寄りには入れません。渇水のお陰です。アユが跳ねています。川底は玉石大の石がびっしり敷かれています。しかし、ハミ跡は少ない。 ここを泳がせました。上泳がせ。よく泳ぎました。周りから見たら変な釣り師と見えたかも。上流を向いて竿操作しているのですから。 しかしながら、掛かってはくれません。追うアユはいないのでしょうか。

 橋のたもとでは、時々若者たちが水上バイクで楽しんでいます。轟音を轟かせながら。また、鯉釣りをする人もいます。

          

 上の写真に見える二つの岩の辺りから平瀬となります。いつもはその辺から釣り始めているのですが、今日はトロから初めて、平瀬はパス(あまりに水が少ないため)し、急瀬から荒瀬にはいりました。

           

           

 写真で見ると大したことのない瀬に思われるでしょうが、押しの強い流れです。油断ができません、流されないように踏ん張りながら竿を出します。

 8時からトロ場でスタートしたものの、全く釣れなかったため下流の瀬に移って、3号くらいのオモリをかませて養殖を泳がせます。 そしたら5分も経たないうちに前当りがあり、ハリ掛りし、一気に下流に下ります。 左岸の浅場に引き寄せて引き抜きました。23センチくらいのいい感じのアユ、背掛かりです。時に8時50分。 嬉しかったです。今日は釣れない、オデコかあと半ば諦めムードで竿を出していたのです。そしたら掛かった。よかった、ゼロ(零)ではなくなったあ~。 まったくこんなことで喜んでいてどうするのでしょう??

 オトリを交換してさらに急瀬を泳がせます。水位が少なかったため、右岸へチ近くまで竿を出せます。 2匹目は9時20分。これは更に大きく、おまけに背掛りのため、流芯から左岸の浅瀬に寄せるのも大変です。24センチくらいの立派なアユです。

 しかし、その後掛かりません。ずーと下りますが全くお呼びじゃないという感じ。再度前に戻って瀬の中間部辺りから釣り下ります。そしたら2匹掛かりました。 しかし、その後根掛り発生、正しくはオモリが石に絡まったようです。マイナス1。 そこで昼食休憩へ。11時45分から12時30分まで休み。午前は4匹掛け、4匹取り込んだものの、根掛りで△1のキープは3匹。

 午後も瀬を往復することにしました。長くなったので、結論からいうと午後も4匹掛け、4匹取り込みました。しかしながら、結果的にはキープは2匹のみ。何故か?1匹は瀬で掛けて浅場に寄せて引き抜きました。ちゃんとキャッチしました。掛かりアユはタモの中。オトリアユはタモの外。こういうことはよくあることです。そういう時タモをくるっと動かして、外のアユをタモに入れているのですが、今回は何故かその調子にタモのなかのアユがポロッと外へ。逃げられてしまいました。動かしすぎたのでしょうか。

 もう1匹は、24センチのとっておきのオトリで掛けたのですが、浅瀬に寄せて抜こうとしたときに、掛かりアユが最後のあがきをしたためか、大きなオトリはハナカンからはずれて逃げていきました。背掛りの掛かりアユのみ残っていたということです。

 今日も今年は経験していないことを二つも経験してしまいました。

 そういうわけで、8匹掛け、8匹取り込んだものの、結果的に3匹マイナスとなってしまいました。 2時45分納竿。

 でも、楽しかった、急瀬等の瀬でのアユ釣りが楽しめた。広い川で強い引きに耐え、ハラハラのやり取りをして、豪快に引き抜いた。 川底が見える最上川でのアユ釣り、二桁釣れればもっともっと楽しかった、嬉しかったのですが、オデコを覚悟しての釣りで、そこそこ掛かったので良しとしましょう。 腰に負担がかかったけど。

コメント (2)
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