予定通り、広瀬川に入りました。 小さいオトリを2匹買って。 ちょっと小さいんだな、養殖オトリが。
結論から;8時から11時まで竿を出して、釣果はたったの1匹のみ。22センチの大きさでした。
タックル;竿は何年ぶりに使うのでしょうか、またもや出ました中古竿、「マミヤOP プロフォース鮎GⅡ アラミカ 硬調 90」です。懐かしいです。購入は平成7年です。重さは300グラム(今となっては重いです。) 定価は10万円でした。 昔はいろんなメーカーの大会が開かれ、使用する竿はそれぞれのメーカーの竿を使うということになっていました。(ダイワとシマノは別でしたが) そのため、マミヤOPやオリンピック、リョウビの竿も購入したものでした。 糸はナイロンの0.3号です。最上川で使ったものの再利用。
水温は20度。 天気は梅雨空みたいだったので、スリムウエダー使用。(午後になってから真夏みたいな陽気となりました。)
今までなら、上記の写真のところでは必ず何匹かは釣れたのですが、今日は全く釣れません。 水量も少なくなり、おまけにアカぐされ状態です。今まではなかったこと。オトリを送り出す前から、これでは無理かなと思いました。ただ、アユが跳ねたりもしているので、全く居ないということではないということが辛うじてヤル気を維持させました。
でも釣れません。上流部へ。牛越橋の下流の岩盤の瀬へ。ここには右岸から竿を出していた友釣り師が一人、もっと上流にはトロ場でのガラガケの人。私が左岸を歩いて、もう少しで狙っているポイントに入ろうとしているときに、右岸から竿を出している人がアユを掛け、取り込みました。
よし、ここには居る、掛かるかもしれない、とりあえずは1匹を狙おうと、オトリにオモリをつけて流芯より右岸よりの瀬に入れます。待つこと数分、釣り開始から40分でようやく1匹が掛かりました。楽に取り込めました。
よし、これからだと勇んでオトリを交換して送り出しますが、掛かりません。下ります。最初のところに入ってもウンともスンともいいません。
さらに釣り下ります。中州の右岸の本流には先客が2人いました。ともに左岸から竿を出しています。 だから私は右岸に渡り、先行者の邪魔にならないように右岸の岩盤の上から竿を出しました。 その前に下流に居た釣り人が1匹を掛けました。 だけど右岸から竿を出す私には掛かりません。
その内下流に右岸から一人の友釣り師が入って来ました。 何かどこかで見たことのある人だなあと思っていたら、向こうも誰かに似ていると思っていました。釣り下った私に向こうから声をかけて来ました。やはり思っていたとおりの人でした。少し立ち話。瀬で泳がせていました。彼もほとんど広瀬川でのアユ釣りに終始していたようで、釣り友は澱橋下流域で30匹くらい釣れたことがあったようです。
そんな話をしていると、彼の竿に当りが。抜けばいいのにといったら、もったいないから今日は引き寄せるのだと言っていました。あまり大きくはないです。この頃は大きいアユは居なくなったということで意見が一致しました。
その後も釣り下ったのですが、どこでも掛からず。 おまけにまたも滑って、左ひざを痛打。痛かった、本当に痛かった。(何で左ひざばかりが痛い目に遭うのか、何のことはない、何故か左足を出すときに滑ってしまうからに他なりません。帰宅後は湿布して、痛み止めの薬を飲みました。)
ガラガケの人が居て、予定のところには竿を出せなかったのが心残りでした。 3枚目の写真の右岸ヘチでも全く掛かりそうな気がしませんでした。それで納竿することにしました。
全体にコケが腐っているし、ノロもついているところもあり、滑るようになっています。 1週間前とは雲泥の差。こんなにも急激に終焉に向かうのでしょうか。淋しいですね。
最後となるかもしれない広瀬川のアユ、22センチ丁度でした。細いですね。餌がなくなったというのか、体高がないし、腹部も落ち込んでいる感じ。
(PS) 養殖オトリは元気そうだったので、分流に活けてきました。ビクのままで、隠しはせず、誰かに目がつきやすいですが、人々の良心にかけてみようと思った次第。 使うとしても夕方前となります。