鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

政宗と育子

2009-08-07 22:39:02 | お知らせ

 やっぱり降りました。 仙台七夕には雨がどうしても付きまといます。ジンクスです。しょうがないです。これでこそ?仙台七夕です。

 町内の七夕飾りは最初からビニールの袋を被せて吊るしました。何とも味気ないものです。個人的には、紙ですから雨に濡れれば見るも無惨なものになってしまうのは仕方のないこと、それはそれで致し方のないことです。ビニールの袋なんてそんな味気ないものを被せるなと言っているのですが・・・。

 昨日のことです。写真は全て昨日6日の撮影です。 場所は仙台城址、愛称「青葉城」址です。 何年ぶりに行ったのでしょうか? 近くなのに、その側は毎週通っているのに、夜と言うことで言って見た事はありませんでした。

 写真は朝の7時前後ですか。 朝靄(あさもや)がかかっています。 馬上の主は、誰あろう”伊達政宗”です。 これが仙台城址にある政宗の騎馬像です。 仙台市街を見下ろしています。(ありがたいことです。)

 数十年前は、騎馬像ではなく、大理石でできた羽織袴で立っている伊達政宗像でした。 戦前からこのような騎馬像があったようですが、戦争により金属類が供出させられたためになくなったようです。 戦後何十年か経って再建されました。

  

 1枚目が全体像、2枚目は土台の様子です。

     

 3枚目と4枚目は下から騎馬像を見上げたものです。 黒くなっていてよく分からないと思います。シルエットになってしまいました。

           

        

 実は何故この時期、この時間に仙台城址に行ったのか??

 それはまたまたエキストラとして出演することになったからです。

 何のエキストラか? ご存知でしょうか?20年前に出版された本が原作となっています。 「育子からの手紙」です。

 出演者は、原日出子、佐藤B作、有森也実さんたちです。主役の育子には、2、3年前に国民的美少女に選ばれた宮崎香蓮です。 いずれも実物の本人を目前にしたのは初めてです。 原日出子、太っていますね、普通俳優、女優は痩せている人が多いのですが、彼女はかなり横幅が広くなっていました。 佐藤B作は何も言われなければそんなに有名な人とは思われないような感じの人でした。有森也実はドラマでよく見るようにそのままの綺麗さを見せていました。(でも、座っているときの膝下の足は結構太いように見えました。)

 この映画のロケは名古屋や浜松でも行われましたが、仙台では育子と知り合った女性が仙台でめぐり合うと言う設定での撮影です。 仙台といえばすぐ伊達政宗、仙台城ということでここが選ばれたのでしょう。

 エキストラは我々一般公募の10人と市内の若い専門学生20人くらいで、結構賑わいました。 予定では朝の7時から9時までということでしたが、実際の撮影は8時45分から9時20分頃まででした。 1枚目の写真のように仙台城址は霞んでいたし、市内もかなりの霧で覆われていたために待ち時間が長くなったわけです。

    

 上の写真はエキストラの謝礼の便箋セットです。映画の題名からそうしたのでしょう。

 ところが仙台の名所でありながらごみ、ゴミが一杯散らばっていたのです。撮影の前に皆でゴミ拾いからスタートしました。 住民として恥ずかしい限りです。

 エキストラとしては、「ゴールデンスランバー」と同じく、血液型で3つのグループに分けられ、私は3班に。 3班は人数が少なく、若い人を入れても6人、私はグループの女性と夫婦役で、騎馬像の周辺を歩くというもの。カメラの位置からすると、主人公たちの背景にバッチリ映ってるのではないかと思います。 テストも3回ですか、本番テストから本番は1回でOKでした。

 次のカットは騎馬像から去っていくシーン、これはどう映っているか何ともいえません。

 今回も夫婦役での出演?でしたが、考えてみれば最初のエキストラも夫婦役でした。結局劇場公開はされませんでしたが、「ええじゃないか日本、気仙沼伝説」のときもレセプション会場での夫婦役でした。

 個人的に小道具として、市内の観光パンフレットを持っていって、それを夫婦で観ながら騎馬像の政宗を見上げたりして、それなりに考えて演技したつもりです。単なる「観光客」「歩行者」としてもそれなりに創意工夫が必要なのです。自分なりに考えるのがおもしろくなりました。

 面白いと言えば、場所的に季節的にセミが鳴いています。ミンミンゼミとアブラゼミでしたが、その音が高すぎるということで、長い棒でセミが鳴いている木を叩いて追っ払っていたことです。完全になくすことはできませんが、それなりに音は小さくなります。

 全体にこじんまりとした撮影風景でしたが、今回も面白かったです。 普段お目にかかれない俳優さんたちに会えるのは嬉しいものです。

コメント (2)
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