鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

増水濁流の広瀬川

2009-08-10 21:39:05 | 広瀬川

 今日も一日中雨降り、時に強く降り注ぐ。憂鬱極まりない。気分も落ち込んでくる、暗くなる。 そんな中我らが”阿呆太郎”は久し振りに?やってくれました。お笑いを提供してくれたのはいいのですが、場所が日時がよろしくない。情けない話しです。よりによって、長崎のでの平和祈念式典でのあいさつでの出来事ですから。「癒すことのできない傷跡(きずあと)を残す」を「癒すことのできない傷跡(しょうせき)を残す」と言ったといいます。何とも恥ずかしい限りです。側近も側近です。”阿呆太郎”の原稿には総ルビを振っていないのでしょうか。当然、総ルビを振っておくべきなのに。また、あいさつの前に原稿に目を通さないのでしょうか。いくら忙しいとはいえ、1回くらいは見ると思うのですが、そのときに分からない読み方の漢字があれば、「お供の者」に聞くことができるでしょうに。でも、聞かないのは恥ずかしいからではなく、読み方が分からないことはないから、自信を持って「しょうせき」と信じていたからなのでしょう。読み方に少しの迷いもないということなのでしょう。ますます性質が悪い、治しようがない病気です。これもあと20日の辛抱です。

 

 今日の夕方に日本映画専門CHで「二重被爆」という、1時間の映画を見ました。インタビューにより構成されている映画です。2006年制作。二重被爆、僅か4日の間に広島と長崎で原爆の被害に会うということがあったのですね。何と残酷な神・仏の仕業であることか。その中の一人山口彊(つとむ)さんの話しは強烈でした。歌集を出版され、何首か朗読したのですが、当時を思い出し声がつまり俯いて涙を堪える姿がとっても迫り来るものがあり、それだけ深く訴えかけてきました。”人間筏”という言葉、強烈でした。川を流れる遺体は人間で作った筏のように見えたといいます。また、暴力団に背中から射殺された伊藤一長市長も二重被爆者だったのですね。この映画のインタビューの翌年に殺されてしまいました。

 今TV「最後の赤紙配達人」を見ながら書いています。皆さんの中にもご覧になっている方もおられるでしょう。今までにない、珍しい視点からの反戦ドラマです。

 

 

 一枚目の写真は増水・濁りで濁流となった広瀬川です。雨の中澱橋から撮りました。昨日はここで竿を出したというのに。

 下の写真は、分流の出口下流域の状況です。一日で環境が一変しています。

   

 3枚目は岩盤底の、この辺の一級ポイントです。

    

 4枚目は、3枚目の上流側の様子です。

       

 今までも何度も紹介してきた、雨水吐露口の様子です。こんなに水位が上がっています。

         

 上流側から澱橋方面を撮りました。

           

 これだけ水が出れば川底は綺麗になるでしょう。 後は暑い晴天が続いて、いいコケがついてくれれば、いい釣りが約束できるかも・・・。 

 幸い明日からは暑くなるようで、お盆の後半は竿を出せるかもしれません。この増水が吉と出るか凶と出るか・・・・・・・

コメント (2)
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